第26回映画祭TAMA CINEMA FORUM

プログラムレポート

【C-15】前田司郎監督特集

11/27[日] ベルブホール
  • 15:15-17:06
    ジ、エクストリーム、スキヤキ
  • 17:15-19:15
    ふきげんな過去
  • 19:20-20:00
    トーク 
    ゲスト:前田司郎監督、岡田徹氏(ムーンライダーズ)司会:松永良平氏

本プログラムでは、前田司郎監督の『ジ、エクストリーム、スキヤキ』と『ふきげんな過去』(第8回TAMA映画賞最優秀新進監督賞・最優秀女優賞を受賞)を上映しました。上映後には、前田監督、音楽を担当された岡田徹さん(ムーンライダーズ)、司会に松永良平さん(ライター)をお迎えしトークが行われました。

たくさんの人が来てくれるわけではない……という前田監督の心配をよそに多くのファンの方々が集まり、和やかな雰囲気のなかトークは進んでいきます。

もともとムーンライダーズのファンだった前田監督。共通のご友人がきっかけでお二人は出会ったそうです。そして、一緒に仕事をしたいというお二人の念願が叶ったのが『ジ、エクストリーム、スキヤキ』でした。オリジナルのBGMではなくムーンライダーズの音を散りばめたい、という前田監督の思いを感じたと語った岡田さん。まるで映画全体がムーンライダーズの長いPV!?なんて声もありました。

再びタッグを組んだ『ふきげんな過去』では、台本を読んだ岡田さんが映像より先に主題歌を作ったとのこと。また、運河のシーンはスタントを使っていないらしく、皆さんから驚きの声があがっていました。

終始お互いへの信頼感が伝わってくるような、あたたかな時間でした。トーク終了後にはサイン会も行われ、丁寧な受け答えをされるお二人はもちろん、本当に嬉しそうな笑顔を浮かべていたファンの皆様の姿もとても印象的でした。

リンク:

レポート一覧

ちはやふる -上の句-
オーバー・フェンス
授賞式
団地
桐島、部活やめるってよ
ちはやふる -下の句-
トーク:松岡茉優氏、佐藤貴博プロデューサー
ディストラクション・ベイビーズ
ミニライブ&トーク:向井秀徳氏、真利子哲也監督、森直人氏(映画ライター)
TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ
葛城事件
セトウツミ
走れ、絶望に追いつかれない速さで
中川龍太郎監督の舞台挨拶
アルテミス、移り気なこころ
あの頃の日々
天国はまだ遠い
トーク:エルザ・シャルビ氏(ブリィヴ映画祭ディレクター)、ユベール・ヴィエル監督、岡本英之氏(プロデューサー)
無伴奏
二重生活
トーク:矢崎仁司監督
ヴィレッジ・オン・ザ・ヴィレッジ
ジョギング渡り鳥
トーク&ライブ:杉本拓氏(ギタリスト・作曲家)、鈴木卓爾監督、黒川幸則監督他
ヤング・アダルト・ニューヨーク
トーク:安川有果監督、渡辺真起子氏(女優)、月永理絵氏(「映画横丁」編集人)
ジ、エクストリーム、スキヤキ
ふきげんな過去
トーク:前田司郎監督、岡田徹氏(ムーンライダーズ)、松永良平氏(ライター)
トータスの旅
隣人のゆくえ
WALK IN THE ROOM
夜明けの行灯
さよならも出来ない
ゲストコメンテーターVS監督:中野量太監督、星野秀樹プロデューサー
授賞式
十年/TEN YEARS
トーク:福島香織氏(フリージャーナリスト)