第29回映画祭TAMA CINEMA FORUM
30分~100分の中・長編作品を対象とした若手作家のコンペティション、TAMA NEW WAVEコンペティション。第20回目の本年度は、全国から集った応募作品147作品のなかから実行委員の1次審査、2次審査の結果、コンペティションノミネート6作品が決定いたしました。
11/30(土)にヴィータホールにて開催されるコンペティション当日はノミネート作品を一挙上映し、実行委員票と一般観客(=事前応募の“一般審査員”)投票の合計点が最も高かったものをグランプリ、ゲストコメンテーターが選定した作品を特別賞として表彰します。上映後に行われるゲストコメンテーターを迎えてのノミネート監督とのトークも必見です。
また、審査員の実行委員に強く支持された作品を「ある視点」部門にて11/26(火)、11/27(水)、11/28(木)の3日間にわたって上映します。こちらも個性溢れる作品揃いの見逃せないプログラムとなっております。日本映画界に新風を送り込む新しい才能に、是非ご注目ください。
TAMA NEW WAVEコンペティションでの観客投票によって決まるベスト男優・女優賞。
今年のノミネートは下記の皆様に決定いたしました。
1981年生まれ、福島県出身。2009 年『最低』で第10回TAMA NEW WAVEグランプリ受賞。2010年『たまの映画』で商業監督デビュー。代表作に『サッドティー』(13年)、『知らない、ふたり』(16年)など。18年『パンとバスと2度目のハツコイ』で第10回TAMA映画賞最優秀新進監督賞を受賞。本年は4月公開の『愛がなんだ』が大ヒットを記録。最新作『アイネクライネナハトムジーク』も絶賛公開中。公開待機作に田中圭主演の『mellow』、宮沢氷魚主演の『his』、若葉竜也主演の『街の上で』(以上20年公開予定)がある。
1961年生まれ、静岡県出身。有限会社ユーロスペース支配人。法政大学経済学部経済学科卒業。大学在学中から映画の自主上映に携わる。85年にユーロスペースの前身「欧日協会」に入社。87年からユーロスペースの支配人となる。2006年に渋谷区桜丘にあった劇場を渋谷区円山町に移転。劇場の支配人のほかにアキ・カウリスマキ監督の『希望のかなた』(17年)などの自社の配給を担当したり、特集上映<原爆と銀幕―止まった時計と動き始めた映画表現>(16年)を企画。SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2018では国内審査員をつとめる。
11/30(土)に開催される第20回TAMA NEW WAVEコンペティションにおいて、当日ノミネート全作品を観賞し、グランプリ作品に投票する一般審査員を募集いたします。一般審査員の詳細・応募方法については、こちらのページにてご確認ください。