アスファルト 上映会 - TAMA映画フォーラム実行委員会

アスファルト

フランス、郊外の団地
不器用な男女の出逢いと奇跡のストーリー

 
 

ストーリー

■孤独を抱えた6人の男女に、3つの予期せぬ出逢いが訪れる群像劇

≪車椅子の自称カメラマン × 夜勤の看護師≫
団地の一室。故障続きのエレベーターの交換について話し合う住人達。皆が費用負担に賛成する中、スタンコヴィッチだけ「自分は2階だからエレベーターは使わない」と費用負担を拒む。そんな彼に出された条件は「金を払わないかわりにエレベーターを使わない」こと。

≪鍵っ子の高校生 × 落ちぶれた女優≫
朝、10代の少年シャルリが目覚めると、窓の外から引っ越し用の大型トラックのバック音が聴こえる。部屋に母親の姿はない。テーブルの上に置かれた給食代をポケットに入れ、家を出る。慣れた手つきで自転車を担ぎ下る階段で、たくさんの荷物を運びこむ引っ越し業者とすれ違う。

≪英語が通じない移民の女性 × NASAの宇宙飛行士≫
刑務所の面会日。アラブ系のマダム・ハミダは収監されている息子に会いに行くが、医務室にいるという息子に会わせてもらえない。職員に差し入れの品の受け渡しも拒まれるものの、持ち前の明るい笑顔を見せる。

『アスファルト』公式サイト ≫


  • 第68回 カンヌ 国際映画祭 特別招待作品
  • 第41回 セザール賞 脚色賞ノミネート
  • 第26回 ストックホルム映画祭 国際批評家連盟賞 受賞

『アスファルト』原題:Asphalte 英題:Macadam Stories
2015年/100分/カラー/フランス/フランス語・英語・アラビア語/
監督・脚本:サミュエル・ベンシェトリ 

  • イザベル・ユペール、ヴァレリア・ブルーニ・テデスキ、マイケル・ピット、ジュール・ベンシェトリ、ギュスタヴ・ケルヴァン、タサディット・マンディ

字幕:横井和子 提供:ミモザフィルムズ/シンカ 配給・宣伝:ミモザフィルムズ 宣伝協力:テレザ/ポイント・セット 後援:在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本 協力:ユニフランス

 

ゲスト

団地好きユニット・団地団から速水健朗さん(ライター)と佐藤大さん(脚本家)が参加のゲストトーク開催決定

速水健朗 氏(ライター)

1973年生まれ、石川県金沢市出身(中高時代は新潟)。 パソコン雑誌の編集を経て、2001年よりフリーランスでITビジネス系などの雑誌を中心に取材・執筆で活動。現在の主な分野は、メディア論、20世紀消費社会研究、都市論、ポピュラー音楽など。2012〜2013年にかけてNHK総合『NEWS WEB 24』レギュラー出演。現在、ラジオ番組パーソナリティ『クロノス・フライデー』(TOKYO FM毎週金曜朝6:00〜9:00)、『タイムライン』(TOKYO FM隔週火曜夜19:00〜20:00)。コメンテイターとして日本テレビ『シューイチ』(日曜日朝7:30〜10:00)に出演中。

twitter:@ gotanda6
おすすめ団地映画:『みなさん、さようなら』

佐藤大 氏(脚本家)

19歳の頃、主に放送構成・作詞の分野でキャリアをスタートさせる。その後、ゲーム業界、音楽業界での活動を経て、現在はアニメーションの脚本執筆を中心に、さまざまなメディアでの企画、脚本などを手がけている。2007年「ストーリーライダーズ株式会社」を代表取締役として設立。

脚本代表作:
・TVアニメ『永久家族』、『カウボーイビバップ』、『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』、『ウルフズレイン』、『絢爛舞踏祭』、『サムライチャンプルー』、『交響詩篇エウレカセブン』、『エルゴプラクシー』、『FREEDOM』、『地球へ...』、『バトルスピリッツ 少年突破バシン』、『東のエデン』、『LUPIN the Third -峰不二子という女-』、『超速変形ジャイロゼッター』、『スペース☆ダンディ』、『新風雲維新ダイ☆ショーグン』、『怪盗ジョーカー』、『パズドラクロス』 ・TVドラマ『ノーコン・キッド ぼくらのゲーム史(テレビ東京)』、『闇の伴奏者(WOWOW)』

twitter:@ storyriders
おすすめ団地映画:『しとやかな獣』

団地団とは

2010年12月、新宿ロフトプラスワンのトークイベントで結成。メンバーが、それぞれの立場から、映画、マンガ、アニメなどに登場する団地について深く考察して大放談を繰り広げ、毎回大好評を博しています。話題は団地の美観や構造に対する偏愛にとどまらず、団地登場作品の演出論から大衆文化論、果ては都市論や郊外論にまで飛び火。知恵熱必至の知的エンタテインメントです。トークイベントは不定期で継続開催中!

twitter:@ danchi_books

 

コメント

言葉は通じなくても、求めれば人は人と心を通わすことができる。そう信じることで、無機質なコンクリートの団地にも奇跡は起きるのだ。そんな優しい気持ちになれる素敵なファンタジーだった。

是枝裕和(映画監督『海よりもまだ深く』)

イザベル・ユペールを始めとした俳優たちが本当に等身大と思える佇まいでそこに立っている。それだけでも贅沢な映画なのに、しかも洗練を極めたユーモアに満ちているのだ。驚くべき展開はあるが、描かれる感情に余計な過剰さはない。シンプルなのに複雑な迷路には、ただ愛が満ちている。こんな団地に住んでみたい。

深田晃司(映画監督『淵に立つ』)

毎日 猫に振り回されている自分って、この映画の中の誰かのような気がした。人生もこの映画のように、大げさな涙や感動や爆笑でなく、可笑しみがほしいものだと思った。

保坂和志(作家)

人が誰かを想いながら生きることの大切さ。それを静かなユーモアで感じさせてくれる、とてもキュートな一本!

LiLiCo(映画コメンテーター)

 

予告編

 

チラシ

 

会場

東京都多摩市永山1-5 ベルブ永山5F

京王相模原線・京王永山駅、小田急多摩線・小田急永山駅から徒歩約2分

公共の交通機関のご案内

[京王線]
新宿駅から特急・急行・区間急行の橋本行きに乗車。または調布駅にて橋本方面に乗換。地下鉄新宿線から直通・急行の橋本行に乗車
[小田急線]
新百合ヶ丘駅にて唐木田方面に乗換。地下鉄千代田線から直通・多摩急行の唐木田行に乗車
[バス]
聖蹟桜ヶ丘駅から永山駅行・永山5丁目行・諏訪4丁目循環に乗車。永山駅にて下車
鶴川駅から永山駅行・聖蹟桜ヶ丘駅行に乗車。永山駅にて下車
 
  • 日時
  • 2017年2月18日(土)
  • 10:30-12:10 第1回上映
  • 13:00-14:40 第2回上映
  • 14:40-15:10 ゲストトーク
  • 16:00-17:40 第3回上映
  • 18:30-20:10 第4回上映
  • ※全席自由・各回入替制
    ※開場は15分前です。
    ※ゲストトークはチケット(半券含む)提示で入場できます。
    ※上映時間は変更になる場合があります。
 
  • チケット
  • 前売
  • ※前売チケットは
    1月14日(土)一般発売
  • 大人(中学生以上)1,000円
  • 当日
  • 大人(中学生以上)1,200円
  • 子ども(4歳~小学生)600円
  • *支援会員、障がい者と付添いの方1名は当日600円です。
  • チケットのご購入について
  • 下記の場所でご購入いただくか、
    インターネットでの予約も可能です。
  • 多摩市立永山公民館
    (休館日・祝日を除く9:00~17:00)
  • 多摩市役所売店
    ひまわり
  • 聖蹟桜ヶ丘ヴィータ7F
    多摩ボランティア・市民活動支援センター
  • ココリア多摩センター5F
    おしごとカフェ キャリア・マム
  • インターネット予約 »


    予約受付は2月17日(金)まで
    →受付終了いたしました。
  • ※インターネットでご予約いただいた方は上映日に受付にて、前売価格にてチケットの精算・受渡となります。
  • ※インターネット予約完了時には確認メールが配信されます。メールを携帯電話で受信される方はパソコンからの受信拒否設定を解除するか、tamaeiga.orgドメインからの受信を許可する設定に変更してください。

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