上映作品

映画を語ろう2013

テーマ作品を上映後、映画に造詣が深いゲストをお招きして、今年公開した作品などを中心に、あれこれ語り合うイベントです。映画には様々な見方があり、楽しみ方も人ぞれぞれ!お客様も一緒に映画を語りましょう!

チケット料金

  • 一般 前売:1,200円 / 当日:1,400円

Lコード:38170

新しい日常 仙台ラブストーリー(愛のある風景)
<仙台短篇映画祭&せんだい・宮城フィルムコミッション共同制作オムニバス>


仙台短篇映画祭&せんだい・宮城フィルムコミッション共同企画
参加型映画制作「仙台の新しい記憶をつくろう」とは

10 周年を迎えたせんだい・宮城フィルムコミッションと仙台短編映画祭がコラボした、映画制作プロジェクト企画。2013年8月に仙台でロケを敢行。映画祭と繋がりの深い気鋭の3監督・冨永昌敬、真利子哲也、入江悠 による「新しい日常 仙台ラブストーリー(愛のある風景)」。

『宿木』

  • 監督=真利子哲也
  • 脚本=守屋文雄
  • 撮影=佐々木康之
  • 録音=高田伸也
  • 助監督=志子田勇
  • 制作=仙台短篇映画祭
  • 制作担当=菅原睦子(仙台短篇映画祭)
  • 制作補=渡辺剛、日野貴之(仙台短篇映画祭)
  • 協力=せんだい・宮城フィルムコミッション
  • 出演=岸建太朗、守屋文雄(東京)、佐々木雅仁、和田かおり、和田詠介、和田健太郎、映画祭スタッフ&その友人たち(仙台)

作品内容

お父さんが電話で声を荒げて話していることで目を覚ましたユキオ(8歳)は、昨晩食べることができなかったホヤのことで神様を怒らせてしまったと思っている。お父さんはユキオを車に乗せて夜の仙台の街を猛スピードで走っていく。ユキオはきっとどこか遠くに捨てられると思って怖くて仕方ない。謝ろうと思って隠し持ってきたホヤは、グロテスクでどうしても食べられない。何も言わずにお父さんは車の中にユキオを置いて外に出て行ってしまい、車内に残されたユキオが見たものは、紛れもなく神の怒りだった。

真利子 哲也 監督

1981年東京生まれ。21 歳で制作した『極東のマンション』が当映画祭を含む国内外の映画祭で注目される。09 年に東京藝術大学大学院修了作品『イエローキッド』、ももいろクローバーが出演した中編『NINIFUNI』が高評価を得、異例の全国公開となった。



『狂人日記』

※過激な描写(暴力および性的描写)が含まれます。ご留意ください。

  • 監督=脚本:入江悠
  • 撮影=今西真基
  • 録音=高島良太
  • 録音=高田伸也
  • メイク=寺沢ルミ
  • 制作(東京)=佐藤圭一朗
  • 制作=仙台短篇映画祭 
  • 制作担当=菅原睦子(仙台短篇映画祭)
  • 制作補=高橋惠子、渡辺剛、日野貴之、相原洋(仙台短篇映画祭)
  • 協力=せんだい・宮城フィルムコミッション
  • 出演=水澤紳吾、山口遥(東京)、相馬洋一、堀籠正弘、三浦宏、伊藤祐一、黒崎浩矢、菊地貴公、青田勝一、鈴木学、畠山桃佳、映画祭スタッフ&その友人たち(仙台)

撮影風景スチル

作品内容

仙台の町をひとりの男が放浪する。

男の手元には、大きなスーツケース。

果たして男が見ているのは幻想か、現実か。

仙台に留学経験のある魯迅の短編小説にインスパイアされ、 タイトルも「狂人日記」とした。

入江 悠 監督

1979年神奈川県生まれ、埼玉県育ち。09 年に国内外で高評価を得た『SR サイタマノラッパー(以下SR)』、『SR2 女子ラッパー☆傷だらけのライム』、『SR ロードサイドの逃亡者』のほか、11年『劇場版 神聖かまってちゃん ロックンロールは鳴り止まないっ』で高崎映画祭若手監督グランプリを受賞した。最新作は、テレビ作品『ネオ・ウルトラQ』『みんな!エスパーだよ!』



『悪友の面影』

  • 監督=脚本:冨永昌敬
  • 撮影=市来聖史
  • 録音=堀切基和
  • 編集=松尾圭太
  • 制作=仙台短篇映画祭 
  • 制作担当=菅原睦子(仙台短篇映画祭)
  • 制作補=高橋惠子、渡辺剛、日野貴之(仙台短篇映画祭)
  • 協力=せんだい・宮城フィルムコミッション
  • 出演=橋野純平、阿久沢麗加(東京)、渡邊琢磨、伏谷淳一、二郷誠、小野寺貴志、後藤重雄、梅津文代、村上元樹&佐々木尚人(通りがかりの高校生)、Bar Road 二郷幸子・好子・愛さん、おでん三吉のみなさん、篠原美弥、千葉加央里、映画祭スタッフ&その友人たち(仙台)
  • 声の出演=笠木泉、小野寺貴志、高橋惠子

撮影風景スチル

作品内容

仙台の夜の街で携帯電話を紛失した五郎は、その翌日、女友達の類子とともに心当たりを訪ね歩く。しかし携帯は見つからず、最後に立ち寄ったのが「先輩」の店であったことを思い出した五郎はその先輩に連絡をとろうとするも、肝心の携帯が手元にないので番号がわからない。やむをえず五郎は卒業アルバムを開き、先輩の番号を知る旧友の順也の実家に訊ねてみる。すると思いもよらず、順也が震災の日から行方不明となっていたことを知るのだった。

冨永 昌敬 監督

1975年愛媛県生まれ。近年の監督作品は『シャーリーの転落人生』、『パンドラの匣』、『乱暴と待機』、ドキュメンタリー『庭にお願い』『アトムの足音が聞こえる』、『目を閉じてギラギラ』など。

トーク(映画を語ろう)

ゲスト:片岡K氏、九龍ジョー氏、森直人氏 / 司会:中井圭氏

片岡 K 氏Kataoka Kei

1964年生まれ、東京都出身。明治学院大学卒業後、テレコムジャパンに勤め、およそ半年後にディレクターとしてデビュー。「世界の車窓から」などを手がける。その後深夜番組、テレビドラマなどを中心に活躍。『インストール』(2004年)で映画監督としてデビュー。また、10年には、自身のTwitter内で劇団結成を呼びかけ、プロアマ混在の「ツイゲキ」を立ち上げ、11年には、Twitter発の自主映画プロジェクト「ツイルム」を始動。

九龍 ジョー 氏Kowloon Joe

編集者・ライター。「KAMINOGE」、「クイック・ジャパン」、「CDジャーナル」、「宝島」、「水道橋博士のメルマ旬報」、「シアターガイド」、「ニニフニ」、「オトコノコ時代」、「アクチュール」の各誌にて連載中。「キネマ旬報」にて星取りレビュー欄担当(邦画)。その他雑誌、書籍、パンフなど幅広く執筆。編集近刊は、「MY BEST FRIENDS どついたるねん写真集」、坂口恭平「幻年時代」、岡田利規「遡行 変形していくための演劇論」など。

森 直人 氏Mori Naoto

1971年生まれ、和歌山県出身。映画評論家、ライター。著書に「シネマ・ガレージ~廃墟のなかの子供たち~」(フィルムアート社)、編著に「21世紀/シネマX」「日本発 映画ゼロ世代」(フィルムアート社)「ゼロ年代+の映画」(河出書房新社)ほか。「朝日新聞」「キネマ旬報」「テレビブロス」「週刊プレイボーイ」「メンズノンノ」「SWITCH」「クイック・ジャパン」「映画秘宝」「シネマトゥデイ」などで定期的に執筆中。

中井 圭 氏Nakai Kei

1977年生まれ、兵庫県出身。映画解説者。面白い人に面白い映画を観せて拡げるプロジェクト「映画の天才」代表。WOWOW「ぷらすと」「映画工房」「生シネ」など、WEB、TV、ラジオ、雑誌、トークイベントを中心に映画解説を展開中。毎月1回、中目黒で開催中の、映画無料上映&トークイベント「ナカメキノ」では、ディレクターとして全ての作品およびゲスト選定を担う。

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