映画を観終わった後に明日もまたがんばろう!エネルギーが湧いてくるそんな心あたたまる映画です。そして、女の人の心情を具に描いており、観ているこちらもドキッとする場面もあり、涙がほろりとでてしまう場面もあり……。女の人なら誰にでも当てはまりそうな、でも、実は憧憬かもしれない友情の形。お互いを想い合う温かい空気。それが映画のストーリー全体に漂っている。その空気が人を心地よくさせ、涙を誘うのだと思うのです。
11月26日(火) ベルブホール 第1部
保育付き上映(先着10名、事前申し込み要)
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Lコード:38162
<注意事項>
すーちゃん(柴咲)、まいちゃん(真木)、さわ子さん(寺島)の3人は学生時代のアルバイトがきっかけで10年以上の付き合いになる。今は社会人になりおのおの違った環境でそれぞれの悩みを抱えながらも、時にお互いを慰め、笑い合い、そしてまた、それぞれの日々を生きていく。
自分の人生を振り返ると、すーちゃん、まいちゃん、さわ子さん、3人の主人公の悩みに共感できるシーンが目白押しで、三者三様の苦悩でうーん。わかる!! と唸りたくなる、そしていつの間にかこの出演者たちは私の友人なのではないか?という錯覚さえ覚えた。それは女が誰もが通る道だからかもしれない。
どんな環境にいてもそこにゴールなんて無いし、正解もない。でも、そんな人生だからこそ、たまに気の合う友人と自分の置かれた状況を分かち合いたい。さらに、楽しく、美味しい物があったらなおさら人生っていいものだなぁと思える。この映画を観ると女ってたくましいなって思う男性はたくさんいそうだけれど、実は弱いんです。でも、楽しむことを知っている女って素敵でしょう?と、この映画の3人の女性たちの姿は同じ女として胸を張りたくなります。明日からまたがんばろう! と思える。そんな“いい映画”です。(佑)
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