11月29日(金) ベルブホール 第2部
7歳のゆいは、お母さんと浅草にやってきた。だが、お母さんの新しい恋人に会うのが不満なゆい。お母さんと喧嘩して逃げ出してしまう。迷い込んだ先に辿り着いたのはちょっと頼りない探偵事務所。ゆいは、そこで浮気調査の手伝いをすることになるのだが……。
1983年生まれ、東京都出身。大学の映画サークルに所属したことが、映画製作のきっかけ。卒業後、NCWに入り、映画製作を学び、以後身体表現を主軸にした映画を製作していたが、本作で劇映画に挑戦する。
素直なそのままの自分で、おままごとそのままにきままに見守りつつ、みてもらえたら幸いです。ナス嫌いな方も是非。
ピンポン玉を口にくわえて「たけぼん」と3回唱えると、地球上にたった1人しか存在しない運命の恋人たけぼんに逢えるなどという馬鹿なおまじないを本気で信じる主人公岩瀬すみれは現実を直視出来るのか。
1980年生まれ、愛知県出身。東京在住の映画愛好家集団と情熱のみで映画を製作。学歴なし。受賞歴なし。
占いや宗教などに傾倒する人間の哀愁や愚かさを、不条理な笑いで表現しました。
21世紀日本。1人の天才が開発した装置I.P.、アイデアルパートナーにより、男性は誰でも脳内に理想の女性を投影し共に生活、恋愛を楽しむことが可能となった。いつしか男たちは生身の女性を不要とするようになった。女性たちの不満は爆発し、男女間で戦争が勃発する。
1976年生まれ、神奈川出身。94年に週刊ヤングマガジンにて漫画家としてデビュー。代表作「日直番長」「アベックパンチ」「I.C.U.」など。2011年に著書「アベックパンチ」が映画化。自らも映像制作を開始、今日に至る。監督作品『実験失敗家族』(オーディトリウム渋谷他で上映)『ジェダいあんちくしょう』(ゆうばり国際ファンタスティック映画祭上映)。
テクノロジーや利便性の追求に躊躇するフリをしつつも結局その道を猛進していく我々のひとつの可能性を描きました。日本は特にその歯止めが弱く、それを強みとして発展して来ました。僕はそんな日本に危険な魅力を感じます。
ある田舎町。湖の畔にある老舗旅館「山崎旅館」の女将・山崎道子が突然、亡くなった。葬儀にあつまる息子・娘、叔父。そこへ、10年前、失踪した父親・友紀が突然、戻って来た。と同時に、謎のパラグアイ人青年・フェルナンドも山崎旅館にやって来た……。山崎旅館で巻き起こる、世代と国籍を越えた家族喜劇。
1974年生まれ、島根県出身。『反抗』(2009年)が第32回ぴあフィルムフェスティバル入選、第11回TAMA NEW WAVEある視点上映。『私の悲しみ』(11年)が第12回TAMA NEW WAVEグランプリ&ベスト女優賞を受賞。
「家族」を忘れていた人たちが、「家族」を持ちたい人たちを巻き込んで、「家族」を作るお話です。そして、そこにはもう大事な人は居ない、という。
死神は涙を流すと人間になれる。しかし人間に乗り移った死神が出会ったのは、あらゆる災いを引き起こす女だった。新感覚エンタテインメント映画を目撃せよ。
1980年生まれ、兵庫県出身。映像制作集団Grand Master Company所属。『日常エンド』が日韓ムービーアワード2010グランプリ、『カリカゾク』がLA Eiga Fest グランプリ&観客賞を受賞。また、『死神ターニャ』が第26回東京国際映画祭「日本映画スプラッシュ部門」にて上映された。
まさか自分の初長編映画に死神が出てくるとは思いませんでした。大人たちが真剣にふざけた結果を是非、観に来て頂けたら幸いです。
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