上映作品

クロージング特別上映作品<無料試写会>
KANO ――カノ―― 1931海の向こうの甲子園

11月30日(日)ヴィータホール 第2部

15:00-18:06
KANO ――カノ―― 1931海の向こうの甲子園
18:15-18:55
トーク
ゲスト:マー・ジーシアン監督、ウェイ・ダーションプロデューサー
司会:石坂健治氏(日本映画大学教授)

チケット

  • <事前申込・抽選による無料試写会>
    応募要項・お申込みはこちらより→受付終了いたしました。
  •  

映画『KANO』公式サイト

http://kano1931.com/

KANO ――カノ―― 1931海の向こうの甲子園

KANO

  • 2014年/台湾/ショウゲート配給/3時間5分
  • 監督・脚本=マー・ジーシアン
  • 製作総指揮・脚本=ウェイ・ダーション
  • 脚本=チェン・チャンウェイ
  • 音楽=佐藤直紀
  • 出演=永瀬正敏、ツァオ・ヨウニン、坂井真紀、大沢たかお、伊川東吾

ストーリー

1931年、日本統治下の台湾。近藤兵太郎監督(永瀬)率いる嘉義農林学校野球部は、弱小野球部から脱し、台湾代表として甲子園に出場するまでに成長する。エースピッチャー呉明捷(ツァオ・ヨウニン)を中心に日本人、漢人、台湾原住民の混成チームの快進撃に台湾の人々の想いが交差する。

コメント

2013年のワールド・ベースボール・クラシックでの日本対台湾戦は、白熱した好試合でした。試合そのものも印象深いものでしたが、試合後に僅差で敗れた台湾の選手が、ピッチャーマウンドに集まりスタンドに向けて一礼をする姿も忘れられません。日本と台湾にとって「野球」は特別な意味を持っているように思えます。そして映画のなかでも「野球」は特別でした。古くはホウ・シャオシェン監督の『風櫃(フンクイ)の少年』、新しいところではトム・リン監督『九月に降る風』にも「野球」は重要なスポーツとして登場します。

マー・ジーシアン監督の『KANO』は、日本人監督近藤兵太郎という実在の人物に率いられた弱小野球部が、人種の違いを超え協力しながら甲子園出場の目標を達成する映画です。今回の映画化で多くの日本人が、この忘れ去られた歴史を知り、新鮮な驚きと共に映画を観るでしょう。最後に、東日本大震災時に台湾の人々が差し伸べてくれた温かな支援に感謝します!(彰)

トーク

ゲスト:マー・ジーシアン監督、ウェイ・ダーションプロデューサー
司会:石坂健治氏(日本映画大学教授)

マー・ジーシアン 監督
馬 志翔

父親はセデック族タウツァ出身。俳優としてワン・シャオディー監督のテレビドラマ「大醫院小醫師」に出演。「孽子」「赴宴」では、台湾のエミー賞と言われる<金鐘奨>の最優秀助演男優賞に2年連続でノミネートを受ける。監督作品としては「十歳笛娜的願望」で、<金鐘奨>最優秀ミニドラマ部門脚本賞を受賞。その後「看見天堂」では、監督・脚本を手掛け、<金鐘奨>8部門にノミネートされる。俳優としての出演作として、ウェイ・ダーション監督の『セデック・バレ』(2011年)がある。

ウェイ・ダーション プロデューサー
魏 德聖

1969年生まれ。台湾の巨匠、故・エドワード・ヤン監督の『カップルズ』の助監督を務める。『七月天』でバンクーバー国際映画祭ドラゴン・タイガー賞特別賞を受賞。監督作『海角七号 君想う、国境の南』は、台湾映画の興行記録を塗り替え、金馬奨で最優秀台湾映画賞、観客賞など6部門を受賞。『海角七号 君想う、国境の南』のヒットを受けて長年温めてきた『セデック・バレ』を監督し、第68回ヴェネチア国際映画祭への出品を果たす。

石坂 健治 氏
Ishizaka Kenji

1960年生まれ、東京都出身。早稲田大学大学院で映画学を専攻。国際交流基金勤務を経て、現在、東京国際映画祭「アジアの未来」プログラミング・ディレクター、日本映画大学教授。編著「アジア映画で<世界>を見る 越境する映画、グローバルな文化」(作品社)など。

無料試写会募集要項 

  • 上映当日に『KANO ―カノ― 1931 海の向こうの甲子園』の鑑賞と、その後に行なうトークに参加することを応募条件とします。
  • 募集定員は240名です(応募者1人あたりの希望人数は最大2名。希望人数の記入がない場合は希望人数を1名として受け付けます)。
  • 応募はインターネット申込フォームまたは往復はがきにて受け付けます(電話での応募はできません)。
  • 応募受付期間は10月27日(月)~11月17日(月)です(往復はがきは必着)。
  • 往復はがきで応募の際は、往信の宛先を「〒206-0025 東京都多摩市永山1-5 多摩市立永山公民館内 TAMA映画フォーラム実行委員会」とし、往信の通信欄に「『KANO -カノ- ―1931 海の向こうの甲子園―』無料試写会応募」と明記のうえ希望人数(最大2名まで。希望人数の記入がない場合は希望人数を1名として受け付けます)、応募者の住所・氏名・電話番号を記入ください。返信の宛先にも応募者の氏名・住所・郵便番号を忘れずに記入してください。 
  • 当選通知はメール送信または返信はがきの発送にてお知らせします。 
  • 上映当日は「当選通知メールをプリントしたもの」「当選通知はがき」のいずれかを持参ください。
  • 当選者には上映当日の注意事項を別途お知らせいたします。

インターネット申込フォーム
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