11月22日(土)パルテノン多摩 小ホール 第2部
お土産つき! <株式会社ロッテ提供> ハローキティに会えるよ!
しんのすけ(矢島)を合体<肩車>してギックリ腰で腰を痛めた父ひろし(藤原)は、接骨院に行くが日曜日でお休み。怪しいエステに行きうっかり寝てしまい、起きて家に帰るとロボットになっていた。警戒心むき出しのみさえ(ならはし)に対して大喜びなのはしんのすけ。ひろしがロボットになったのは日本の弱い父親たちの復権を企てる「父ゆれ同盟」の陰謀であった。しんのすけとロボットのひろしが巨大な陰謀を阻止すべく奔走する。
クレヨンしんちゃんの劇場映画シリーズの第22弾。脚本は劇団☆新感線の中島かずきが手がけています。
しんちゃんといえば、お尻を出す決して上品とは言えないアニメというイメージが定着していますが、過去には『嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲』、『嵐を呼ぶ アッパレ!戦国大合戦』など「名作」と賞されるものも存在します。今回の作品はひろし(お父さん)に焦点を当てて家族の絆を描いた作品。随所に散りばめられる昭和のギャグや、社会や人間性に対する問題提起、笑い、感動、そして涙。奥の深いテーマではありますがバランス良くまとまっている作品です。子供向けのアニメ映画ではありますが、むしろ大人に観てもらいたい作品です。お子さんを連れて家族で。涙を見せたくないお父さんは一人でも。きっと心に何かを残してくれます。(智)
東京の街を一望できる高さ635メートルのベルツリータワーの展望台でのオープニングセレモニーに参加したコナン(高山)の目の前で、射殺事件が発生する。コナンは女子高生探偵の世良真純(日高)と共に、FBIを巻き込み逃走する犯人を追う。激しいチェイスの末に、スナイパーを追い詰めるが、あと少しのところで逃してしまう。やがて捜査線上に米海軍特殊部隊ネイビーシールズの元軍人たちの存在が浮上する。またその裏で謎の大学院生、沖矢昴(置鮎)も静かに動き始めていた。そして捜査が進むなか、コナンたちを嘲笑うかのように第2の狙撃事件が発生する……。
「名探偵コナン」の劇場版アニメシリーズのなかで最高の興行収入を誇る本作は、原作の連載20周年を記念して、世良真純や沖矢昴といった原作の人気キャラクターが劇場版に初登場するファンにはたまらない作品となっています。子供のみならず、子供の頃にコナンファンだった大人も一緒に楽しめる作品です。(黒暢)
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