ある兄弟の元へ一人の少女がやって来る。自分の本当の父親を知りたいと言うその少女は、兄弟のかつての幼馴染みの女に瓜二つであった。母の思いを辿り、不確かな父と過ごす、少女の短い旅。
1987年生まれ、鳥取県出身。監督作に『アンナと二階の部屋』(第32回PFF企画賞、エンタテインメント賞)、『ハイランド』(第22回東京学生映画祭グランプリ)、『ふたつのウーテル』(第64回カンヌ国際映画祭短編部門正式出品)がある。
本作は、心あるキャスト・スタッフの方々にお集まりいただき、有志一同で製作しました。心の内に秘めた愛おしい過去の匂いを思い出せるような、そんな時間をお届けできれば幸せです。
大きく歪みながら伸びていく直線はどこか懐かしい。
或る、ある時の瞬間。最も長く、最も短い時間、最も遠く、最も近い場所で、僕たちは、まだ生きている。
1992年生まれ、埼玉県出身。多摩美術大学映像演劇学科卒業。2014年『残光』がイメージフォーラムフェスティバル・ジャパントゥモロウにてノミネート。15年『ひこうせんより』が東京学生映画祭ノミネート。
今しか作れないものが撮れればと思い作った作品です。
植物学を学んでいるクロは、ある日森の中で道に迷ってしまうが、光る鈴蘭の花に導かれ、不思議な家に辿り着く。そこで、不老不死の身体を持つ螢(ほたる)という少女に出会い、不思議な日々が始まるが……。グリム童話の終幕を飾る謎の物語、「金の鍵」を基としたファンタジー映画。京都造形大学卒業制作作品。
1991年生まれ、長野県出身。京都造形芸術大学卒。『金の鍵』は卒業製作作品。卒業後も映画を撮り、最新作『いいにおいのする映画』はMOOSIC LAB 2015にてグランプリ、観客賞、ベストミュージシャン賞、最優秀女優賞、最優秀男優賞、男優賞という史上初の6冠を達成。
「あの子を救いたい」という願いを込めて、この映画を大学の仲間たちでつくりました。心が洗われる、純粋で綺麗な物語に迷い込んでみてください。堀千夏さんの繊細な言葉選びと美術に、ぜひ注目してください。
タカシの家は6人家族。ある夏、抽選会で当たった旅行券で2泊3日の旅行に出かけることになった母、姉、弟。
家に残されたタカシ、父、祖母、3人の3日間。
1991年生まれ、茨城県結城市出身。日本大学藝術学部映画学科監督コース卒業。初監督作品『LONG RIVER FRIEND』(2013年/10分)がPFFアワード2013入選。本作は2本目の監督作品。
将来の夢は『THE3名様』の監督です。
家族の死をきっかけにフワフワと浮かび上がる家族の現在と過去。
浮かびあがった今を生きるのか
地に足ついた過去を生きるのか
終わりのない歌を歌いながらどこへいくのか?
1992年生まれ、東京都出身。多摩美術大学卒業。『終わりのない歌』が東京学生映画祭準グランプリ、なら国際映画祭NARA-WAVE部門観客賞に選ばれる。また、いまおかしんじ監督『集まった人たち』、橋口亮輔監督『ゼンタイ』、山本政志監督『水の声を聞く』、青山真治監督『FUGAKU1/犬小屋のゾンビ』などの作品で助監督を務める。
今しか作れないものが撮れればと思い作った作品です。