『トントンギコギコ図工の時間』上映会

ドキュメンタリー映画『トントンギコギコ図工の時間』上映会

 
5月のTAMA映画フォーラムはドキュメンタリー『トントンギコギコ図工の時間』を上映します。この映画の中のイキイキとした小学生たちを見ていると、すべてを忘れて何かに没頭していた「あのころ」を思い出し、腕がムズムズしてくるはず。・・・そこで!上映会場のすぐ近くに<日曜図工室>をご用意。オトナもコドモも楽しくトントンギコギコ♪しちゃってください。いっしょに図工しようよ!!
 
■日時・会場■
 
5月15日(日) 10:30より

会場:ベルブホール(多摩市永山公民館)
(ベルブ永山5F・京王・小田急線永山駅下車徒歩2分)
 
■入場料■
 
前売:大人(高校生以上) 900円
当日:大人(高校生以上)1000円 子供(4歳〜中学生まで)500円
 
■チケット販売■
 
4月18日(月)より発売開始

  • ベルブ永山(休館日・祝日を除く午前9時〜午後5時)
  • ときわ書房聖蹟桜ヶ丘店(オーパ5階・10:00〜21:00)
  • インターネット予約受付(当日チケット引渡し)
 
■スケジュール■
 
10:30-12:10 『トントンギコギコ図工の時間』1回目上映(保育あり)
13:30-15:10 『トントンギコギコ図工の時間』2回目上映(保育あり)
15:10-15:50 野中真理子監督トークショー
16:20-18:00 『トントンギコギコ図工の時間』3回目上映
 
* 1回目及び2回目の上映は、保育付(要予約)です。満1歳以上未就学児対象、保育料300円、定員20人、ベルブ4F保育室にて。

日曜図工室(ベルブ4F創作室)は10:30〜16:30の間オープン。一日図工の先生(ボランティアスタッフ)がやさしく教えてくれます。お父さんお母さんが映画を見ている間遊ぶもよし、親子で楽しむもよし、大人だけで夢中になるもよし。図工の内容によっては参加費(100円)が必要なものもありますので、小銭をご用意ください。
 
■保育予約■
 
予約先:TAMA映画フォーラム実行委員会事務局
    TEL:080-5450-7204(直通)、042-337-6661 (多摩市立永山公民館内)
    FAX:042-337-6003(保護者氏名、連絡先明記)
 
■上映作品■
 
『トントンギコギコ図工の時間』 2004年 / 16mm / カラー / 90分

文化庁文化記録映画 優秀賞受賞 2004年度 第78回キネマ旬報文化映画ベストテン 第3位
監督=野中真理子、語り手=犬山イヌコ、配給・宣伝=「トントンギコギコ図工の時間」製作上映委員会

<どんな映画>

『トントンギコギコ図工の時間』の主人公は、東京・品川のごく普通の公立小学校に通う子どもたち。学校に通って、友達と遊んで、塾に行って、ケンカして…、そんな毎日の中に、週に一度楽しい図工の時間がある。タダモノでない雰囲気の図工専科のウチノ先生と一緒に、子どもたちは夢中でモノをつくる。それはキラキラ輝く宝の時間。大ヒットとなった野中監督の初作品「こどもの時間」では、0歳から6歳の子どもたちの溢れるエネルギーがスクリーンから飛び出してきた。そして今度は、少し成長して思春期に近づいていく子どもたちの時間が愛情深く紡がれている。

公式ホームページ: http://www.tontongikogiko.com/
 
  
 
<ストーリー>

ある日の図工室に集まっていたのは、3年生。
子どもたちの真ん中で、バケツを抱えてニコニコしているおじさんは、図工専科のウチノ先生です。
「ジャジャーン!」とウチノ先生がバケツをあけると、机の上には古いクギがてんこ盛りになりました。
「使えるクギ、さがしてください」
錆びたり曲がったりしたクギを見て、子どもたちは「全然見つからない!」「さびてるじゃん」とブツブツ。
すると今度は、ウチノ先生がトンカチの使い方を教えてくれます。
「最初は釘を手で押さえてトントン。それから手を離してドンドン」両手に乗るくらいの角材に、先生が数本のクギを打ちこみます。
「なにか模様ができるね。やってみる?」
「はーい!」
それから子どもたちは、無我夢中でトントンドンドン。
箱とか本立てとか、何か役に立つものをつくるわけではなく、ただひたすらにクギを打つのです。
およそ1時間後、彼らの小さな手の中には、ひとりひとりの友だちとなる「クギ人間」が誕生していました…。
 
<野中真理子監督プロフィール> 1959年、東京生まれ。

大学卒業後、82年テレビ番組制作会社ティーユーシー(現・テレコムスタッフ)入社。ディレクターとして、主にドキュメンタリー番組の企画・撮影・脚本・編集に明け暮れる。91年よりフリーランス。2001年ドキュメンタリー映画第一作『こどもの時間』(企画・監督・脚本・編集)を完成させる。2004年第二作『トントンギコギコ図工の時間』(企画・監督・脚本・編集・制作・配給・宣伝)を完成させ、現在各地で上映中。夫と息子と娘と黒猫と埼玉・桶川市在住。
 
主催・問い合わせ:TAMA映画フォーラム実行委員会事務局
TEL:080-5450-7204(直通)、042-337-6661 (多摩市立永山公民館内)
E-mail:info@tamaeiga.org