「季節、めぐり それぞれの居場所」
- そして、また新しい”春”が来る -
© 大宮映像製作所
本作に登場するのは、老舗の福祉施設(埼玉県坂戸市)、若者が立ち上げた宅老所(千葉県木更津市)、雪が舞う北の地で続くデイサービス(青森県北津軽郡)、そして、東日本大震災直後の介護付有料老人ホーム(岩手県宮古市)、真夏の被災地ではじまった寄り合いサロン(宮城県石巻市)。
映画は、「介護」や「ケア」と呼ばれるいとなみのなかで、利用者と介護スタッフたちがともにつくりあげた“それぞれの居場所”を見つめます。そこでは、「老い」や「死」と向き合うことで培われた、それぞれの“生”への想像力が息づいています。
人と深く関わることのよろこび。人生最期の時間をともに過ごし、その瞬間に立ち会う若いスタッフたちの葛藤。そして、家族の想い。すべてがないまぜとなって、私たちが今まさに生きている季節を彩りゆたかに映し出していきます。
◆「季節、めぐり それぞれの居場所」オフィシャルサイト:http://www.kisetsumeguri.com/
■日時・会場■
2012年7月7日(土)
会場:ベルブホール(多摩市立永山公民館)
(ベルブ永山5F・京王・小田急線永山駅下車徒歩2分)
■スケジュール■
11:00-12:22 第1回上映
12:22-13:20 大宮浩一監督トーク
14:00-15:22 第2回上映
16:00-17:22 第3回上映
*スケジュールは変更になる場合があります。
*開場は各回上映開始の15分前です。
*大宮浩一監督トークはチケット(半券含む)提示で入場できます。
*集中混雑時は整理券配布および入場制限を行なう場合があります。
■入場料■
前売:大人:1000円
当日:大人:1200円 こども:500円(こどもは小学生以下)
*支援会員、障がい者と付添者1名までは、当日券のみ600円です。
■チケット販売所■(6月9日発売開始)
ベルブ永山(休館日・祝日を除く午前9時〜午後5時)
多摩市役所売店
聖蹟桜ヶ丘ヴィータ7階「喫茶風」
多摩センター「福祉ショップきずな」
インターネット予約(受付中)
チケットの予約をしていただいた方は、当日受付で前売券価格にてチケットの受渡し・精算とさせていただきます。(全席自由・入替制。上映回の指定は不要です。)
チケットの予約は、下のボタンを押して必要事項を記入の上送信してください。
予約は上映会前日までの受付となります。
お申し込み後、「送信内容のコピーをE-Mailで受信する」をチェックしたのにメールが届かない、または3日以上過ぎても受付連絡がな
い場合はメールアドレスの誤記などが考えられます。再度お申込いただくか、下記問い合わせ先までメールでご連絡ください。
■作品情報■
■ゲスト紹介■
◆大宮 浩一監督(おおみや こういち)◆
1958年生まれ。映画監督、企画、プロデューサー。
日本大学芸術学部映画学科在学中より、映像制作に参加。『ゆきゆきて、神軍』(87/原一男監督)等で助監督を務める。その後、フリーの演出家として民族博物館等の展示映像をはじめ、CM、VP、教育映画などを制作。93年、有限会社 大宮映像製作所を設立。主な企画・プロデュース作品に、『よいお年を』(96/宮崎政記監督)、『JUNK FOOD』(98/山本政志監督)、『DOGS』(99/長崎俊一監督)、『青葉のころ よいお年を2』(99/宮崎政記監督)『踊る男 大蔵村』(99/鈴木敏明監督)等。
2010年、『ただいま それぞれの居場所』を企画・製作・監督。同作は、介護保険制度導入から10年を経た介護福祉の実状と、自らの理想とする介護を実現するため施設・事業所を立ち上げた若い介護スタッフたちの取り組みを描き、「平成22年度文化庁 映画賞文化記録映画大賞」を受賞。同年、若い介護スタッフたちが主催したトークライブと彼らの日常を記録した『9月11日』を企画・製作・監督。山形国際ドキュメンタリー映画祭2011にて上映される。2011年、東日本大震災で津波の被害を受けた土地の風景とそこで出逢った人々の声を記録した『無常素描』を企画・製作・監督。震災後に制作されたドキュメンタリー映画としてもっとも早く、同年6月に劇場公開。山形国際ドキュメンタリー映画祭2011ほか、ニューヨーク、パリ、ロンドンなど国内外での上映が続いている。