『クルテク』上映会とチェコの絵本展 |
『クルテク』上映会とチェコの絵本展 - 世界中で愛され続けている“もぐらくん”のアニメが、多摩に初登場 - 『クルテク』はチェコ語で“もぐらくん”という意味。 1957年にアニメシリーズとして制作されて以来、世界中で熱狂的なファンを獲得してきました。 またアニメを元にした絵本も20ヵ国語以上で翻訳され、ロングセラーとなっています。 今回はこの『クルテク』シリーズに加え、同じズデネック・ミレル監督の手になる他のシリーズ作品を加えたアニメーション上映と、チェコの絵本やグッズの展示即売会を行います。 特に『アオネコとお友達』(本作品のみ字幕)は、首都圏初お目見えであり、子供たちだけではなく、チェコアニメファンにとっても、見逃せない待望の作品です。 |
■日時・会場■ |
7月2日(土) 11:00より 会場:ベルブホール(多摩市永山公民館) (ベルブ永山5F・京王・小田急線永山駅下車徒歩2分) |
■入場料■ |
前売:大人(高校生以上) 900円 当日:大人(高校生以上)1000円 子供(4歳〜中学生まで)500円 |
■スケジュール■ |
11:00-12:30 1回目上映 |
13:30-15:00 2回目上映 |
16:00-17:30 3回目上映 |
19:00-20:30 4回目上映 |
*各回先着50人にお菓子のお土産つき。 |
■上映作品■ |
1.イモムシくんは大スター(1967年 / 17min) 2.月のおはなし(1958年 / 14min) ・1959年 マル・デル・プラタ国際映画祭 映画批評賞 ・1960年 ロカルノ国際映画祭 ベストアニメーション映画部門銀賞 3.もぐらくんとみどりのほし(1969年 / 8min) 4.もぐらくんとキノコ(1997年 / 5min) 5.もぐらくんはえいがスター(1988年 / 29min) ・“もぐらくん”シリーズは厚生労働省推薦 6.アオネコとお友達(1959年 / 13min) ・東日本初上映(本作品のみ字幕付き) |
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<お母さま方へ> 日本ではあまり馴染みはありませんが、チェコは隠れたアニメ大国であり、今回のようなセルアニメだけではなく、人形アニメなどにも秀作が多く、国際的に高く評価されています。 その作風は、今回のミレル監督のような心温まるものから、ブラックコメディまでと実に幅広く、子供から大人まで楽しめるのが特徴です。 今回は、上映の他に『クルテク』をはじめ、チェコの他の作家の絵本展示やグッズ販売なども行いますので、休日の家族イベントとして、どうぞお出かけください。 |
<作者紹介> ズデネック・ミレル 1921年、旧チェコスロバキア社会主義共和国(現チェコ共和国)生まれ。国立絵画写真学校、プラハ工芸美術大学で絵画を学んだのち、1941年からチェコ初のアニメーション・スタジオでアニメーターとしての活動をはじめる。1948年、「太陽を盗んだ億万長者」を初監督し、ヴェネチア国際映画祭で特別賞を受賞。1957年には「クルテク」シリーズの第1作となる『もぐらくんとズボン』を発表、ヴェネチア国際映画祭、モンテヴィデオ国際映画祭などで賞に輝き高い評価を得る。以降、クルテクは、チェコはもちろん世界各国で愛されつづけている。さらにクルテク以外にも優しさにあふれた魅力的なアニメーションを数々生み出し、また、アニメーションばかりでなく、絵本・児童書の分野においても活躍。チェコで最も愛され尊敬されている国際的な作家である。 |
<ストーリー> 『イモムシくんは大スター』 男の子のハーモニカニあわせてダンスするイモムシくん。一躍注目を浴びて、トップスターになってしまうが…。 『月のおはなし』 満月の夜、月から降りてきた妖精に笑いかけられた女の子は笑顔を取り戻すけれど…。 『もぐらくんとみどりのほし』 きらきら光るみどりの石を、星だと思ったクルテクは夜空へ星を返そうと一生懸命がんばるのですが…。 『もぐらくんとキノコ』 雨の日、クルテクが森から帰ってくると、クルテクの穴にキノコがいた。クルテクは大弱り…。 『もぐらくんはえいがスター』 映画に出演して大人気のクルテク。まるでスターのような生活に、すっかり嫌気がさしたクルテクは…。 『アオネコとお友達』 クロ、シマ、ブチ、のネコに、新しいネコが仲間入り。ところが春になり、毛が青くなっていることに気がついて…。 『クルテク』アニメ作品の情報はこちら: http://www32.ocn.ne.jp/~rencom/ |
後援:多摩市教育委員会 主催・問い合わせ:TAMA映画フォーラム実行委員会事務局 TEL:080-5450-7204(直通)、042-337-6661 (多摩市立永山公民館内) E-mail:info@tamaeiga.org |