TAMA NEW WAVE特別上映会内田伸輝監督 VS 石井裕也監督 |
『かざあな』において第8回TAMA NEW WAVE、ひろしま映像展2008でグランプリ2冠を受賞した内田伸輝監督、PFFアワード2007でグランプリ受賞後、香港国際映画祭会期中に開催されるAFA(アジア・フィルム・アワード)が新設した「エドワード・ヤン記念」アジア新人監督大賞を受賞した石井裕也監督。 今、最も注目を集める二人の新進気鋭監督の特集上映を行います。 今回の上映では、内田監督が2冠受賞の『かざあな』と作風的に対をなす『えてがみ』を、石井監督が第8回TAMA NEW WAVEノミネート『反逆次郎の恋』に反骨女子高生の成長物語『ガール・スパークス』をひっさげ登場します。 |
■日時・会場■ |
2008年7月6日(日) 会場:ベルブホール(多摩市永山公民館) (ベルブ永山5F・京王・小田急線永山駅下車徒歩2分) |
■入場料■ |
当日: 1000円 インターネット予約: 900円 |
■スケジュール■ |
12:00-13:34 『ガール・スパークス』(2007年、DV、94分、石井裕也監督) |
14:00-15:35 『えてがみ』(2002年、DV、95分、内田伸輝監督) |
15:50-17:19 『反逆次郎の恋』(2006年、mini-DV、89分、石井裕也監督) |
17:30-19:04 『かざあな』(2007年、DV、94分、内田伸輝監督) |
19:15-20:00 トーク ゲスト:内田伸輝監督、石井裕也監督、萩生田宏治監督 |
*開場は各回上映開始の15分前 |
■上映作品紹介■ |
『かざあな』 2007年/DV/1時間34分 監督・脚本・撮影=内田伸輝 音楽=斉藤哲也 ダイアログ・出演=鍋山晋一、秋桜子、山内洋子、赤穂真文 ナベとミカちゃんとヨウちゃんは、学生時代からの仲良しで、月に1度の日曜日になると、色々な所に出かけていた。ただ歩いたり、たわいもない会話は、3人にとって心を癒す貴重な時間だった。しかし3人で遊ぶうちに、ナベはミカちゃんへ恋心を持つようになる。そして、ナベの恋心に気づいたヨウちゃんは、ミカちゃんに対して嫉妬心を抱き出す。その時から3人の仲に亀裂を入り、友人関係が壊れて行く。 |
『反逆次郎の恋』 2006年/mini-DV/1時間29分 監督・脚本・編集=石井裕也 撮影=松井宏樹、美術=沖原正純 出演=内堀義之、松谷真由美、桂都んぼ、石井裕也、今村悠輔、前野朋哉 ズングリムックリのヘンテコリンな青年がある日、偶然森で女性の他殺体を発見してしまう。それを機に青年の内なる世界は混乱し、徐々に歪み始めていく。永遠に分かり合うことができない人間たちの哀しくて滑稽な物語。 |
■ゲスト監督紹介■ |
内田 伸輝(うちだ のぶてる)監督 1972年生まれ、埼玉県出身。映画『えてがみ』が、第25回PFFアワード2003にて審査員特別賞を受賞し、第28回香港国際映画祭ではスペシャルメンションを授与され、多数の国内外の映画祭にて上映される。その後、短編映画『温もり』は、TAMA短編映画祭にて招待上映。下倉功監督の『シルク』では編集を担当、第15回東京国際レズビアン&ゲイ映画祭で招待上映される。『かざあな』は、ひろしま映像展2008においてもグランプリ、企画脚本賞、演技賞の3部門受賞した。 |
石井 裕也(いしい ゆうや)監督 1983年生まれ、埼玉県出身。大阪芸術大学の卒業制作として『剥き出しにっぽん』(91分/16mm/2005年)を監督。この作品で第24回そつせい祭グランプリ。ぴあフィルムフェスティバル(PFF)2007グランプリ&音楽賞(TOKYO FM賞)受賞。第12回ハンブルク日本映画祭招待。バンクーバー国際映画祭ドラゴン&タイガー・ヤングシネマ・アワード出品。『反逆次郎の恋』(89分/DV/2006年)が、第8回TAMA NEW WAVEに入選。 また2007年、大阪市の映像文化振興事業として長編映画『ガール・スパークス』(94分/DV/2007年)を50万円の助成金で制作し、同年11月に「ジャック&ベティ」で1週間の一般劇場公開。また、同年に最新長編作『ばけもの模様』(98分/HD/2007年)が、2008年6月からシネマロサにて一般公開される。 2008年3月香港映画祭において、アジア地域の映画を対象としたアジア・フィルム・アワード(AFA)で、第1回「エドワード・ヤン記念」アジア新人監督大賞を受賞した。 |
主催:TAMA映画フォーラム実行委員会 問い合わせ:TAMA映画フォーラム実行委員会事務局 TEL:080-5450-7204(直通)、042-337-6661 (多摩市立永山公民館内) E-mail: newwave_at_tamaeiga.org(_at_を@に変えてお送りください) |