11月30日 「イタリア旅行 Vol.1」 (パルテノン多摩小ホール)
●Time Table● | |
15:00−16:40 17:00−18:31 19:00−20:50 |
乳母 ぼくらの世代 聖アントニオと盗人たち |
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15:00−16:40 17:00−18:31 19:00−20:50 |
乳母 ぼくらの世代 聖アントニオと盗人たち |
乳母 La balia |
1999年/1時間46分(ロケ地:ローマ) |
監督=マルコ・ベロッキオ 原作=ルイジ・ピランデッロ 脚本=マルコ・ベロッキオ 撮影=ジュゼッペ・ランチ 音楽=カルロ・クリヴェッリ 出演=ファブリツィオ・ベンティヴォリオ、ヴァレリア・ブルーニ・テデスキ、マヤ・サンサ |
[解説] |
『ポケットの中の握り拳』を1965年に発表以来、一作ごとに話題を呼んできた奇才ベロッキオの最新作。20世紀初頭のローマを舞台に、今やフランスの若手監督になくてはならない女優となったヴァレリア・ブルーニ・テデスキとイタリア一のハンサム男ファブリツィオ・ベンティヴォリオが夫妻を演じ、乳母役のマヤ・サンサと心理劇をくりひろげる。『カオス・シチリア物語』や『ノスタルジア』のジュゼッペ・ランチの撮影もすばらしい。第52回カンヌ国際映画祭(1999年)出品作品。 |
ぼくらの世代 La mia generazione |
1996年/1時間31分(ロケ地:シチリア、ボローニャ、ミラノ) |
監督・脚本=ヴィルマ・ラバーテ 脚本=パオラ・ラッポーニ、アンドレア・レオーニ、サンドロ・ペトラリア 撮影=アレッサンドロ・ペーシ 音楽=ニコラ・ピオヴァーニ 出演=シルヴィオ・オルランド、クラウディオ・アメンドラ、フランチェスカ・ネーリ |
[解説] |
エットレ・スコーラらの助監督を務めた女性監督ヴィルマ・ラバーテの第2作。囚人護送車でシチリアからボローニャを経て恋人の待つミラノへ向かう元学生運動家の男を描くロードムーヴィー。男を待ちながら、ミラノの街をひたすら歩く恋人の姿が心に残る。囚人と心が通じる警官を演じる名優シルヴィオ・オルランドにも注目。 |
聖アントニオと盗人たち La lingua del santo |
2000年/1時間50分(ロケ地:パドヴァ、ヴェネト州) |
監督・脚本=カルロ・マッツァクラーティ 脚本=フランコ・ベルニーニ、ウンベルト・コンタレッロ、マルコ・ペッテネッロ 撮影=アレッサンドロ・ペーシ 出演=アントニオ・アルバネーゼ、ファブリツィオ・ベンティヴォリオ、イヴァノ・マレスコッティ、イザベッラ・フェラリーリ |
[解説] |
ナンノ・モレッティ制作の『イタリアの夜』(1987年)以来、90年代のイタリア映画をリードしたマッツァクラーティ監督の最新作。パドヴァの教会から「聖人の舌」を盗んでしまう二人の泥棒を描いた快作で、2000年の第57回ヴェネチア国際映画祭で喝采を浴びた。トロイージやベニーニに次ぐ人気コメディアンのアントニオ・アルバネーゼと伊達男ファブリツィオ・ベンティヴォリオのコンビが秀逸。 |