11月23日 「山田広野新作活弁上映会2002」 (ベルブホール)
●Time Table● | |
14:00−15:00 15:00−16:00 16:15−17:15 17:25−18:40 18:55−19:55 |
山田広野短編集『僕の陰陽師』他 坂本頼光活弁上映 活弁講座 山田広野新作上映 トーク「活弁の可能性と今後」 山田広野氏、アーロン・ジェロー氏(日本映画研究家) |
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14:00−15:00 15:00−16:00 16:15−17:15 17:25−18:40 18:55−19:55 |
山田広野短編集『僕の陰陽師』他 坂本頼光活弁上映 活弁講座 山田広野新作上映 トーク「活弁の可能性と今後」 山田広野氏、アーロン・ジェロー氏(日本映画研究家) |
僕の陰陽師 |
2002年/9分 |
監督・活弁=山田広野 主演=チャーリー東京 |
[コメント] |
現代に生きる陰陽師、チャーリー東京が、新宿の街中に潜む悪霊を倒すため大活躍する驚愕のドキュメンタリー。嘘か真か!? |
活弁芸能ニュース ヴォサノバの女王 エルナフェラガーモさん一日船長の巻 |
2002年/5分 |
監督・活弁=山田広野 主演=エルナ |
[コメント] |
ヴォサノバの女王エルナさんが日仏親善大使として来日、愛嬌一杯の日本滞在記を昔懐かしい芸能ニュース風の映像でお送り致します。 |
女囚マリ− |
2002年/9分 |
監督・活弁=山田広野 主演=町田マリー 協力=毛皮族 |
[コメント] |
女刑務所を脱走したマリーが、以前関係のあった男に、復讐するため大暴れ! 70年代テイスト満載のピンキーバイオレンスシリーズ。 |
●プロフィール |
山田 広野(やまだ ひろの)氏 1973年福島県生まれ。98年より自作の映画に自ら活弁を付ける独自のスタイルで上映活動を開始。2001年3月中野武蔵野ホールにて1週間レイトショーを行なう。01年12月のテアトル新宿では、オールナイト上映にも拘わらず立ち見客も現れる。自作自演活弁監督という世界的にみても稀有な存在として、これまで30本以上の作品を乱発、カウンターバーから1000人規模の大会場まで広範囲に活動を行なっている。来春自作活弁映画の作品集DVDの発売を予定している。 第4回から3年連続 水戸短編映像祭に活弁士として招待上映、プラネット映画祭2001招待上映、第11回映画祭 TAMA CINEMA FORUM にて特集イベントを行う。01年12月、テアトル新宿にてオールナイト上映、02年8月、中野ZERO大ホールにてワンマンライヴ、他多数のイベント・映画祭に出演。 |
[メッセージ] |
その昔、まだ映画に音が付いていなかった頃、スクリーンそでに立った人物「活弁士(弁士)」が、 生でセリフをしゃべり、場面にそった講釈を付ける日本独自の上映形態「活弁映画」が存在しました。新世紀、アナログからデジタルへあらゆるメディアが移行するなか、突如としてこの活弁映画が復活いたしました。既成概念やジャンルの壁を超えた新作活弁のめくるめく世界を心ゆくまでお楽しみ下さい。また、昨年好評を得ました活弁講座を今年も開きます。「君も弁士になれる!」を合い言葉に私、山田広野と特別講師坂本頼光氏により、基本から反則技まで活弁の全てを判りやすく指導致します。皆さま奮って御参加下さい。お待ちしております。 |
坂本 頼光(さかもと らいこう)氏 1979年6月23日、東京都生まれ。中学時代より弁士を志す。17歳でマツダ映画社主宰の話術研究会に入り、弁士修行を開始。2000年12月、正式デビュー。以降、小劇場を中心に、単館系映画館、老人ホーム、神社仏閣などで活弁ライヴを続け、現在に至る。主な説明作品に『鞍馬天狗』『瞼の母』『血煙高田馬場』『チャップリンの冒険』『キートンの警官騒動』など。02年5月には銀座博品館劇場初の活弁公演『坂本頼光とルネッサイレントの世界』を行う。 |
[メッセージ] |
「君も弁士になれる!!」……我が朋友・山田広野弁士が声高らかにブチあげてから、早1年。またまた活弁講座の季節がやってまいりました。 昨年のあの感動が今再び、すべての面においてパワーアップし、帰って来る! 時間は2倍!(前年比) 中身は100倍!(前年比) ギャラは——前年据え置き。(厳守) さて、お客様の数は果たして何倍になりますやら? 沢山のご来場、お待ちしております! |
●ゲストの紹介 |
アーロン・ジェロー氏(日本映画研究家) 1964年生まれ。アイオワ大学大学院コミュニケーション学科博士課程で博士号を取得、現在横浜国立大学留学生センター助教授。研究分野は日本映画史、特に弁士、検閲などを中心とした日本映画言説史。著書に「映画監督 溝口健二」「映画学のススメ」(いずれ共著)等があり、「ユリイカ」「現代思想」「世界」「映画芸術」「映像学」「メディア史研究」などに論文を発表。「The Daily Yomiuri」の日本映画評を担当。 |