11月29日 「アクション&アドベンチャー」(パルテノン多摩大ホール)
●Time Table● | |
11:00−12:46 13:40−16:03 16:20−18:33 18:50−20:40 |
チャーリーズ・エンジェル フルスロットル パイレーツ・オブ・カリビアン 呪われた海賊たち 007/ダイ・アナザー・デイ ターミネーター3 |
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チャーリーズ・エンジェル フルスロットル パイレーツ・オブ・カリビアン 呪われた海賊たち 007/ダイ・アナザー・デイ ターミネーター3 |
チャーリーズ・エンジェル フルスロットル Charlie's Angels:Full Throttle |
2003年/アメリカ/ソニー・ピクチャーズ配給/1時間46分 |
監督=McG(マックジー) 脚色=マリアンヌ・ウィバーリー、コーマック・ウィバーリー 撮影=ラッセル・カーペンター 出演=ドリュー・バリモア、キャメロン・ディアス、ルーシー・リュー、デミ・ムーア |
[ストーリー] |
正体不明のボス“チャーリー”のもとで働くナタリー(C・ディアス)、ディラン(D・バリモア)、アレックス(L・リュー)は、米警察機構の要人カーターを救出するため、テロリストの巣窟へと潜入し、見事任務を成し遂げる。しかしカーターは、証人保護プログラムというトップシークレットにアクセスするキーアイテム“指輪”を、テロ組織に奪われていた。3人のエンジェルたちは指輪を取り戻すため、捜査に乗り出すが、そこへ伝説の“エンジェル”マディソン・リー(D・ムーア)が現われる。 |
[コメント] |
前作から3年、エンジェルたちが帰ってきた!! 前もって言っておきましょう。この作品はストーリー展開や意外性を期待して観る作品ではありません。コスプレのようにころころ変わる衣装、前回にも増して派手なアクション、エンジェル3人(キャメロン・ディアス、ドリュー・バリモア、ルーシー・リュー)の大活躍!! これです、これ。この3人を前にしたらどんな悪党もかないません。(たとえデミ・ムーアでも!)タイトル「フルスロットル」の通り、オープニングからグイグイ飛ばしていきます。1970年代に一世を風靡した初代エンジェルたちから受け継いだパワー、知性、美貌は変わらず健在です。ワイヤーアクションはもちろん、陸橋から車ごとのダイブや宙を舞うバイク・チェイスなど、派手なアクションは期待以上!! (石オ) |
パイレーツ・オブ・カリビアン 呪われた海賊たち Pirates of the Caribbean:The Curse of the Black Pearl |
2003年/アメリカ/ブエナビスタ配給/2時間23分 |
監督=ゴア・ヴァービンスキー 脚本=テッド・エリオット、テリー・ロッシオ 撮影=ダリウス・ウォルスキー 音楽=クラウス・バデルト 出演=ジョニー・デップ、オーランド・ブルーム、キーラ・ナイトレイ、ジェフリー・ラッシュ |
[ストーリー] |
美しい総督の娘、エリザベス(K・ナイトレイ)は子供の頃にウィルという少年から手に入れた黄金のメダルを今でも大切に持っていた。ある日町はバルボッサ率いる海賊たちに襲われ、エリザベスはさらわれてしまう。海賊の目当ては黄金のメダルだったのだ。エリザベスに思いを寄せるウィル(O・ブルーム)は、1匹狼の海賊ジャック・スパロウ(J・デップ)と手を組み救出へと向かう。 |
[コメント] |
ディズニーランドのアトラクションをもとにした映画、というだけあってお楽しみが満載。銃を使わない刀での戦いは見ごたえがあるし、個性あふれる海賊たちも魅力的だ。総制作費150億円という壮大なスケールのセットにも圧倒される。しかしなんと言ってもこの映画をぐいぐいひっぱっていく主要4人のキャストに目は釘づけだ。命がけで愛を貫くヒーロー役のオーランド・ブルームが正統派二枚目ぶりを披露。不気味な海賊バルボッサを巧者ジェフリー・ラッシュが嬉々として演じている。さらに、怪しさでその上を行くのが、異端のキャラクターをやらせれば右に出る者なしのジョニー・デップだ。そして、キーラ・ナイトレイの男勝りで、賢く美しい総督令嬢もぴったりだ。すべてのキャストが実に楽しそうに演じているように思う。金銀財宝に目がくらみ理性を失った海賊たちのように、私もこの映画にとりつかれてしまった! (石カ) |
007/ダイ・アナザーデイ 007:DIE ANOTHER DAY |
2002年/アメリカ/20世紀フォックス配給/2時間13分 |
監督=リー・タマホリ 脚本=ニール・パーヴィス、ロバート・ウェイド 撮影=デヴィッド・タッターソル 音楽=デヴィッド・アーノルド 出演=ピアース・ブロスナン、ハル・ベリー、リュック・ユーン、ロザムンド・パイク、トビー・スティーヴンス |
[ストーリー] |
イギリスの諜報部員ボンド(P・ブロスナン)はムーン大佐の暗殺の密命を受け、苦闘の末任務を遂行するが捕虜となる。14ヶ月に及ぶ拷問の末、別の諜報部員を抹殺した罪で捉えられていた大佐の腹心ザオと交換条件で解放される。諜報部員の抹殺は、ボンドが拷問中に屈したためと勘違いした諜報部は彼から資格を剥奪。密告者の存在を悟ったボンドは身の潔白を証明するため、ザオの行方を追いキューバへと飛ぶ。 |
[コメント] |
今回の「007」は40周年にしてシリーズ20作目にあたるだけあって、アクションもストーリーも見ごたえのある作品に仕上がっている。ストーリーのなかに登場する、北朝鮮・隠された兵器・西欧との裏のつながり・DNA操作による顔面整形などのエレメントには、現実の世界情勢が見え隠れしていて、話のなかにどんどん引き込まれていく。 もちろんアクションシーンも満載。冒頭の黒ずくめのサーフ軍団や、飛行艇のカーチェイスなど。ボンドお得意のメカもいつ登場するかと気を抜けない。 そしてやっぱり見逃せないのは注目のボンドガール、ハル・ベリーだ。本人も張り切って臨んだという通り、彼女のキュートさとセクシーな魅力が全開で思わず目がくぎ付けになってしまう。キューバの空と海がなんと似合うこと! それにしても何だかんだやっぱり見てしまうんだな〜。007オモシロイ! (斉) |
ターミネーター3 TERMINATOR 3:RISE OF THE MACHINES |
2003年/アメリカ/東宝東和配給/1時間50分 |
監督=ジョナサン・モストウ 脚本=ジョン・ブランカート、マイケル・フェリス 撮影=ドン・バージェス 音楽=ダニー・エルフマン 出演=アーノルド・シュワルツネッガー、クレア・デーンズ、ニック・スタール、クリスタナ・ローケン |
[ストーリー] |
サラとジョンが世界を救ってから10年。ジョンは新たな人生の目的を模索すべく、放浪生活を送っていた。予告された「審判の日」は過ぎ、マシーンと人間の戦争は永遠にないように思えたが……。スカイネットは存在し、未だにジョンの命を狙い続けて“T-1000”を遥かに上回る性能を持つ“T-X”を送り込んできたのだった。 |
[コメント] |
シリーズ1作目の公開から18年来のファンは勿論、幅広い層が楽しめる作品だ。 この3作目から監督をしているジョナサンがTVインタビューで「自分もシリーズのファンであり、ファンの視点から“T3”を創った」と話していたが、まさにその通り。前作までの決め台詞や次作への繋がりを気にしながら観ることになるが(注:1・2作目を観ていない人も設定が分かるように描かれているのでご心配なく)ジョナサン監督は上手くやってくれている! 本作の見所としては、“T-X”が“T-850”を殴り飛ばすクールなシーンや、“T-850”が葛藤のなかで自制するシーンを挙げたい。また、ジョンが母親の墓を見舞う場面や、未来の妻(?!)ケイトと過ごす場面が白々しく描かれず、アクションとしてのストーリーに徹していると思える。 カリフォルニア州知事任期中は俳優業を休むというシュワルツネッガーの肉体美、そしてターミネーターの迫力をスクリーンでお楽しみ下さい!! (冨) |