11月22日 「立川志らくのシネマ落語 スペシャル in TAMA」 (パルテノン多摩小ホール)
●Time Table● | |
18:00−19:30 19:50−21:20 |
シネマ落語 「タイタニック」 SF小町 |
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18:00−19:30 19:50−21:20 |
シネマ落語 「タイタニック」 SF小町 |
SF小町 |
2002年 |
監督=立川志らく 出演=蛭子能収、春風亭昇太、野田よし子、林由美香、酒井莉加、(特別出演)吉行和子、ミッキー・カーチス、大林宣彦、高橋和也 |
[ストーリー] |
ある日、地球を攻撃に宇宙人がやってきた。宇宙人は攻撃の代わりに驚くべき要求をしてきた。それは「地球人の女性の中から一人を選んで、花嫁として差し出せ」というものだった。 国連は緊急会議を開いた。その結果、日本のある家庭が選ばれ、さっそく総理大臣の使者(春風亭)が、その家に向かった。 ところがその家には、妻を亡くした父親(蛭子)と三人の娘(野田、林、酒井)がいたのだった……。 |
●プロフィール |
落語家・立川志らく氏 1963年8月16日生まれ、東京都出身。85年10月立川談志に入門し、88年二つ目昇進後、95年に真打昇進。志らくの個性と現代感覚で作り上げた古典落語の「火焔太鼓」「芝浜」「文七元結」他、映画を落語にしたオリジナルのシネマ落語(これまでに「ダイハード」、「ゴッドファーザー」、「素晴らしき哉人生!」など、約70本)は、若い世代を中心に強いインパクトを与え、高い支持を得ている。 |
映像作家・立川志らく氏 12歳の頃、チャップリンを観て映画にはまる。以後、『ゴッドファーザー』マニアになり、ビリー・ワイルダー、エルンスト・ルビッチ、フランク・キャプラを追いかけ、やがて小津にたどり着く。もともと映画監督になるのが夢だったが落語家になってしまったので、監督は来世の楽しみにとっておいた。 しかし、縁があって監督業にも進出。ついに1997年、第1回監督作品『異常暮色』を発表。今までに4作品発表している。 現在、雑誌「キネマ旬報」で映画エッセイ「立川志らくのシネマ徒然草」を連載中。96年度、99年度の2回にわたって「キネマ旬報読者賞」を受賞。 ◎監督作品フィルモグラフィ ・『異常暮色』(1998年) ・『死神パラダイス』(1999年) ・『カメレオンの如き君なりき』(2001年) ・『SF小町』(2002年) |
●シネマ落語について |
(立川志らく著「全身落語家読本」より) 私は自分の独演会「志らくのピン」においてシネマ落語なるものを発表している。シネマ落語とはなにかというと、映画を落語で語る。つまり有名な洋画を落語にしてしまおうというものだ。まあ、パロディといえばそうである。しかしパロディの域にとどまらず、その映画の魅力を落語で語り、落語にあまり興味の無い人たちへの門戸を広げ、また映画ファンの心をときめかせ、はたまた従来の落語ファンにカルチャーショックを与えられれば、と考えている。 <中略> 私の落語と映画に対する思いが存分に込められ、かなり面白いものに出来上がっているという自負がある。落語ファンでないお客さんの大半はこのシネマ落語を聞くために私の独演会に足を運んでいる次第で……。 |