11月21日 「第7回TAMA NEW WAVE受賞作品」 (ベルブホール)
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17:00−??:?? ??:??−??:?? |
特別賞受賞作品: ロケットパンチを君に! グランプリ受賞作品: 幸福なる食卓 |
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特別賞受賞作品: ロケットパンチを君に! グランプリ受賞作品: 幸福なる食卓 |
ロケットパンチを君に! |
2006年/DV/31分 |
監督・脚本=中野量太 撮影=千葉史郎 音楽=長阪浩成、大久保学、水流ともゆき 出演=河野弘樹、村上東奈、大塚祐也、牛水里美、西村智、岩井涼人、山本昌弘 |
[作品紹介] |
過去がイヤなら捨てればいい 現実がイヤならロボットになればいい 未来があるなら...生きればいい 秀平が今を生きていくために選んだ方法は、ロボットになることだった。 綾里が今を生きていくために選んだ方法は、自殺遊戯でリアルを感じることだった。 現実は残酷だけど一番正直なもの。見えない居場所を探し、必死に生きようとする不器用な二人。そんな二人が、未来を生きるために最後に選んだ究極の選択とは...。 ≪青春は、痛くて切なくて壊れそうなくらい繊細で爽やかなものなんだ≫ |
中野 量太(なかの りょうた)監督 1973年、京都府出身。97年、地元の飲み屋のトイレに『映画監督になる』とマジックで書き残し上京、日本映画学校入学。3年間映画を学び、映画で遊ぶ。卒業制作『バンザイ人生まっ赤っ赤。』にて、日本映画学校≪今村昌平賞≫、第1回TAMA NEW WAVEグランプリ受賞。本作が6年ぶりの2作目。 |
[メッセージ] |
人間誰しも今を生きていると、ダメな自分、うまくいかない自分と出会い、自己を否定しなければならない時があります。人生は、そんな自己否定、自己嫌悪の克服の積み重ねなのかもしれません。かっこ悪くても、諦めてでも、誤魔化してでも、生きていてこそ人間。僕はそう思っています。 |
幸福なる食卓 |
2006年/DV/51分 |
監督・脚本=タテナイケンタ 撮影=ボクダ茂 音楽=榊原正吾 出演=篠原あさみ、加藤雅人、鈴木あゆみ |
[作品紹介] |
食品加工工場の事務員として平凡な毎日を送る節子(40)の唯一の生きがいは、誰かに手料理を食べてもらうこと。 だがある日、付き合っていた同僚の男から一方的に別れを告げられてしまい、節子は“手料理を食べてくれる誰か”を失ってしまう。 寂しさを紛らわすかのように、スーパーで万引きをする節子だったが、その夜節子のもとにスーパーの警備員加藤(26)が現れ、万引きをネタに襲われる。 なんとか返り討ちにするが、自分に対して女を感じてくれた加藤に逆に惹かれ始めた節子は、次の日加藤のもとを訪れ声をかける。 「夕飯食べに来ない?」 |
タテナ イケンタ(たてない けんた)監督 1978年、青森県出身。弟の蓼内耕太と共にビックヘッズというユニット名で映画を制作。 |
[メッセージ] |
この間部屋を掃除していたら、この映画のアイデアを記したメモが偶然見つかり久々に目を通しました。懐かしさと同時に、どんな映画が出来るのか先が見えなくて不安だった思いが甦ってきました。撮影前から夢にうなされ、撮影が終わっても1ヶ月は夢にうなされ、完成してもなお、たまに夢に出てくるこの映画には本当に苦労させられました。難産です。でもその分思い入れも強く、今日こうして多くの方々に観て頂ける事になりとても嬉しいです。ありがとうございました。 |