TAMA NEW WAVE ある視点

11月21日 「エンタテインメントを極める」 (ベルブホール)

●Time Table●
16:30−17:08
17:15−17:48
18:00−19:19
19:30−21:03
キョーダイ喧嘩拳
マグダラのマリア
ヘルベチカ ステップス
キヲクドロボウ

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キョーダイ喧嘩拳
2006年/DV/38分
 
監督・脚本・撮影・音楽・出演=アイヤーダイ
出演=藤井崇子、堀雄大、小崎益子
 
キョーダイ喧嘩拳
 
[作品紹介]
 長年憎しみ合ってきた姉と弟。
 ある日、弟の悪戯が引き金となり姉の怒りが爆発。
 血で血を洗う骨肉の“キョーダイ”喧嘩に発展。
 子供の姿を借りた、本格血みどろクンフー映画。
 
アイヤーダイ(あいやーだい)監督

 1975年生まれ、大阪府出身。初監督の今作でひろしま映像展2007演技賞を受賞。
 昨今のワイヤー、CG、スタント過多の軟弱なアクション映画の風潮を打破すべく本物のクンフー映画の復興を目指す。
 全盛期のジャッキーやサモハン映画を超すことが当面の目標。
 
[メッセージ]
 子役にありがちな「ぬるい」描写を一切排除した、「大人も子供も関係ない」殺し合いの映画です。
 最近の映画の軟弱化へのアンチテーゼとして、スタッフキャスト一丸となって文字通り命がけで作り上げました。
 丸10ヶ月を費やし、ノースタントで己の肉体のみを使った対決シーンこそ、本作の最大の見所です。

マグダラのマリア
2007年/DV/33分
 
監督・脚本・撮影=木下隆之
照明=三好俊秀
音楽=t.h.c.i
メイク=住村多摩貴
出演=鈴木いちか、村上聡、加納武城、岩元忠明、飯尾智津子
 
マグダラのマリア
 
[作品紹介]
 17歳で父親を殺した少女マリア。収監後に現政権の内閣調査室によって政敵を暗殺するスイーパーとして養成される。抜群の身体能力で次々に標的を殺し続けるマリアだが、普段は赤い服やお菓子が好きなどこにでもいる女の子。約束された「ご褒美」のために今日も引き金をひく。
 
木下 隆之(きのした たかゆき)監督

 1967年生まれ、長崎県出身。中学時代にSONYビデオフェスティバル入選。
 『ウルトラセブンの子』が円谷プロダクションより正式に承認、プラネット映画祭、ひろしま映像展入選。『夫婦日和』がガン&ムービーコンペティション撮影賞、脚本賞、編集賞、銃器特殊効果賞、演技賞、東映賞受賞。
 
[メッセージ]
 あらゆる点でコントラストを際立たせる事に気を使いました。
 マリアの表情、色彩、陰影、シーン。夜間や雨天、長回しの撮影など決して楽な現場ではありませんでしたが、監督を差し置くくらいの勢いで、スタッフやキャストが頑張ってくれました。
 そんな気持ちの良い仲間たちに出逢えたこと、名前もお顔も知らない皆さんに作品をお見せできる事、本当に嬉しく思います。

ヘルベチカ ステップス
2007年/mini-DV/1時間18分
 
監督・脚本・撮影=星野顕亮
撮影=三澤正紀
音楽=清水ヒロシ、アイヴォリーボート、津山寿文、shiNto
出演=深代菜々子、真槻蒼志、内田雅樹、保村有二、DAVID ROY
 
ヘルベチカ ステップス
 
[作品紹介]
 たかはしげんたろうは弱小絵本出版社である銀鈴出版の売り上げを支える看板絵本作家。
 ある日、たかはしが突如行方をくらまし、銀鈴出版は経営の危機に立たされることになってしまう。彼の不在を乗り切るため、編集者山田はゴーストライターチームを立ち上げることになった……。
 
星野 顕亮(ほしの けんすけ)監督

 1975年生まれ、京都府出身。
 1994年、大学の映画サークルにおいて自主映画制作を始める。本作の短編版『セカンドライン』がふかや映画祭で入選。
 
[メッセージ]
 不在の父(たかはしげんたろう)、切り盛りする母(山田)、育つ子供たち(ゴーストライターチーム)と、古典的な家族の話をモチーフにして、目標に向かって進む主人公たちのベーシックな成長の物語を描こうと思いました。

キヲクドロボウ
2006年/HDV/1時間33分
 
監督=山岸謙太郎、石田肇
脚本=山岸謙太郎
撮影=石田肇、加納亮治
音楽=小林直幸
出演=正木蒼二、木村有、森川椋可、上山克彦、小山剛志
 
キヲクドロボウ
 
[作品紹介]
 近未来。記憶保存技術を開発した科学者が謎の自殺を遂げる。その記憶には多額の懸賞金が懸かっていた。それを狙う二人の男。タロウとスラッシュ。果たして記憶データを盗み出すことが出来るのか。そして二人の真の目的とは。
 
山岸 謙太郎(やまぎし けんたろう)監督

 1977年生まれ、長野県出身。
 日本工学院マルチメディア科卒。2000年にインターネットでProjectYamakenを旗揚げ。現在までにキヲクドロボウを含む5作品を制作、発表。
 
石田 肇(いしだ はじめ)監督

 1976年生まれ、東京都江戸川区出身。99年神田外語大学卒。
 2002年にProjectYamakenにCG担当として参加。本作がきっかけで『みんなのGOLF5』のオープニングムービー制作などに参加。
 
[メッセージ]
 近未来東京の上空で繰り広げられる空中カーチェイス。激しい銃撃戦と格闘アクション。
 この作品が自主制作映画の新たなスタンダードの1つになればと思っています。
 下北沢の短編映画館トリウッドにて11月24日(土)ロードショー。

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