TAMA NEW WAVE ある視点

11月27日 「等身大で描く」 (ベルブホール)

●Time Table●
16:00−16:32
16:40−18:18
18:30−19:15
19:25−20:50
NIGHT OF THE LOVING DEAD - 恋するゾンビ -
FOCUS
ZERO
子宮で会いましょう

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NIGHT OF THE LOVING DEAD -恋するゾンビ-
2008年/miniDV/32分
 
監督=秋浜立
脚本=長澤秋
撮影=深谷敦彦
音楽=永井健
出演=竹谷香織、平川梓、松来俊、森太郎 他
 
NIGHT OF THE LOVING DEAD
 
[作品紹介]
 ある夜、カオルは自分をつけまわす存在に気づく。意を決して正体を確かめてみると、その人物はなぜかゾンビだった! ゾンビの正体を確かめるべく行動を起こすカオルだが、その行方は思わぬ方向へ……。
 
秋浜 立(あきはま りつ)監督

 1974年生まれ、奈良県出身。早稲田大学在学中に映像制作集団Jet Marbleを結成。以来数々の自主映画を制作。主な監督作品は『Weather Report』『愛のペヨーテ』、他。
 
[メッセージ]
 大昔、ウツウツとした自分の日常を慰めてくれたのは、恐るべき、そして愛すべきゾンビたちの群れでした。ゾンビと出会った頃と何が変わって何が変わらないのか? 恐怖と愛にまみれたトキメキを感じていただけたらと思います。

FOCUS
2008年/DV-CAM/97分
 
監督・脚本=加瀬聡
撮影=田中智仁
音楽=浅見武男
出演=加藤大樹、宮越かおり、コッセこういち、金倉浩裕、梅沢佐季子、松沢蓮、野澤いっぺい、森田友美恵、小出ミカ、神農幸
 
FOCUS
 
[作品紹介]
 2008年4月。3年前に取り壊される筈だった大学写真部の部室。1ヶ月前に開催される筈の同窓会。当日、セスナ機事故に遭った女性さくら。その葬儀に参じたかつての級友達が、同窓会の続きを行おうと部室に。そんななか、一人違う目的を持った男、ハヤミが……。彼にはみんなには知られてはならない「秘密」があった。
 
加瀬 聡(かせ さとし)監督

 1975年生まれ、千葉県出身。美容師、バンド活動、フリーター等多岐の職業、活動を経て、日本映画学校へ入学。卒業後、フリーランスの映画助監督の傍ら、脚本執筆とWORK SHOPクリエイティブジャムを主催。
 
[メッセージ]
 通じ合えたと思う人同士でも、どうしても知りえない部分がある。ただ、そんな秘密の部分でさえ、希望として考えられたら。事態は在るべくして在るのだと、そう思いたい。

ZERO
2007年/DV/45分
 
監督=石黒晋也
脚本=石黒晋也、上林正幸
撮影=古家敬秀
音楽=濱崎明寿
整音=友重憲子
出演=松澤傑、東海林愛美、安藤一夫
 
ZERO
 
[作品紹介]
 遠くない将来、日本。クローンの少女アキは、アキの生き方を変えることになる2人の男と出会う。運命に翻弄されながらも、今を生きるアキ。そして、アキは2人の男と再会する。
 
石黒 晋也(いしぐろ しんや)監督

 1980年生まれ、群馬県出身。立教大学文学部日本文学科卒。日本映画学校の卒業制作『everything』がフィルムラバーズフェスタ学生部門グランプリ、山形国際ムービーフェスティバルでギャオ賞を受賞。
 
[メッセージ]
 現代の多様化しているようにも、画一化しているようにもとれる価値観や情報の氾濫は、東京が無くなればきっと裸になる。そこに残るもの、蘇るもの、新たに生まれてくるものは何なのか。僕たちにかつての営みやコミュニケーションを為すための土台は、備わっているだろうか。新しい世界を生きるための土台は、備わっているだろうか。ただ目の前の今を生きるということができているだろうか。クローンであることは、人間にとってどれほどの意味を持つことなのだろう。

子宮で会いましょう
2008/DV/84分
 
監督・脚本・撮影=小林剛
音楽=小鉢智子
出演=石橋征太郎、池田真弓、初海大、照喜名円、窪田道聡、安藤めぐみ
 
子宮で会いましょう
 
[作品紹介]
 安い給料で建築事務所にて働く湯春は、同棲者である佐奈から吉報を知らされる。佐奈の姉である春奈が湯春に一戸建ての設計を依頼したいと。
 喜んで承諾する湯春であったが、数日後、佐奈に妊娠したことを告げられる。この時から二人の関係は少しずつ崩れていく。
 
小林 剛(こばやし つよし)監督

 1981年生まれ、山梨県出身。早稲田大学建築学科卒業後、映画制作を始める。初めて監督した『moksa sea』が、黒澤明記念ショートフィルムコンペティション'06にノミネート、Individual Film Festival '08に入選する。
 
[メッセージ]
 妊娠をめぐって悩む男女の姿から、まずは子供を持つということの重みを感じて欲しいです。そして、それでも関係を続けていこうとする2人の微かな心の変化を通して、諦めることから受け入れることへの希望を体感して欲しいです。

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