11月28日 「アーティスティック・ナイト」 (ベルブホール)
●Time Table● | |
16:00−16:42 16:50−18:02 18:15−19:51 20:00−20:36 |
ハチと奥さん 男に振られて四国って、お遍路、歩く禅 イチモツ さ>らランドセル |
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16:00−16:42 16:50−18:02 18:15−19:51 20:00−20:36 |
ハチと奥さん 男に振られて四国って、お遍路、歩く禅 イチモツ さ>らランドセル |
ハチと奥さん |
2007年/miniDV/42分 |
監督・脚本=小林でび 撮影=大森洋介 照明=深谷昌平 音楽=小林でび 出演=天ノ一、白神直子、村永奈緒、小林でび |
[作品紹介] |
仲の良い夫婦。しかし旦那が何の前触れもなく突然失踪。旦那を捜して町中を走り回る奥さん……だが見つからない。そして奥さんが疲れ果て、捜索をあきらめかけたその時、奥さんは見てしまった、人間サイズの巨大なハチを。「どうしたの?」ハチが話しかけてくる……さて! |
小林 でび(こばやし でび)監督 1966年生まれ、東京都出身。映像作家/役者/作曲家 音楽で生計を立てていたが、突然役者をはじめ、ついで映画を撮り始める。2005年に、ぴあフィルムフェスティバルに『シニミズハカセ』が入選。06年、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭で『ムーの男』がスペシャルメンション。以降あちらこちらの映画祭に出没するようになる。最新作は東京ネットムービーフェスティバルのスカラシップ作品で『泥棒日記』。東京ネットムービーフェスティバルのサイトにて現在も無料配信中。 |
[メッセージ] |
人間ってすごくあやふやな生き物だと思うんです。特に意識とか記憶とか、本当にいいかげん。でも、人間のそんな「ばか?」ってところが愛おしく感じるんです。 |
男に振られて四国って、お遍路、歩く禅 |
2008年/HDV/73分 |
監督・脚本・撮影・音楽=金知映 出演=蜷川澄村、金知映、久保田マキコ |
[作品紹介] |
仕事から逃げて来たところがたまたま京都だった韓国人の私。そして出会った蜷川さんは結構インパクトの強い人物であった。この不思議な縁で私は、わけの分からない内に日本の選挙の映画を撮り、次は四国に行き、お遍路映画を撮る。女の三十歳、無職の独身、異国で貯金なし、自信なし。私はその時、お遍路にでる条件は完璧に揃っていた。 |
金 知映(きむ じよん)監督 1977年生まれ、ソウル出身。大学卒業後、大手IT会社に勤めたが、2年足らずで辞めて夢の映画の世界へ。映画プロダクションでシナリオを書いたが、なにもかもうまく行かず日本へ。2007年初ドキュメンタリー『選挙、日本の場合』完成。08年『男に振られて四国って、お遍路、歩く禅』が、フランスのリヨンアジア映画祭にてノミネート。今は『選挙、日本の場合2』を製作中。 |
[メッセージ] |
人生って、色々あるもんですね。悪いこともあれば、いいこともある。それを教えてくれたのがこの映画でした。ちなみになんですけど、夢を持つって、結構すごいことだと思いました。本当、色んな意味で。 |
イチモツ |
2008年/スーパー8モノクロミニDV(テレシネ)/96分 |
監督・脚本・撮影・編集=山本拓 音楽=吉田拓史・山本拓 出演=高岡晃太郎、佐々木和也、横田紗世、河野ヒロアキ |
[作品紹介] |
1970年、東京、学生運動家逮捕に失敗自爆を許して左遷された刑事トビサワは、赴任地の熊本県で思いも寄らぬ生物と対峙することになる。全長5メートル強、幾星霜人間を食べ生きて来たその巨大ガメは、「不老不死」の薬を生むという。殉職した父を持つ駐在のカモタや、小学生の 新聞部などを巻き込んで、トビサワは巨大ガメとの戦いに身を投じるのだった。 |
山本 拓(やまもと たく)監督 1969年生まれ、兵庫県出身、大学時代に作った2本の自主映画『全滅野球軍』、『チキンヘッド』が、ぴあフィルムフェスティバルで入選。しかし今回の作品『イチモツ』から、劇映画の要素を強く押し出す作風になる。中短編、長編ともに得意なエキセントリックな主人公たちと、類い稀なスピード感は忘れ難い魅力である。 |
[メッセージ] |
『イチモツ』は大きなスクリーン、大きな音で圧倒される様に観るのが一番の味わい方。モノクロームの独特のモアレや、逆光の影、などなど。観て欲しい所は沢山あるんだけれど、何よりラッキーにも今回スクリーンで掛かるのは、僕もご覧になる皆さんも、この映画自体も幸運なんだな☆って思います。 |
さ>らランドセル |
2007年/DV/36分 |
監督・脚本=新井哲 撮影=内田伸輝 音楽=高橋秀雄 出演=加藤めぐみ、坂本一朗、鈴木ゆりあ |
[作品紹介] |
ゴミを集める女、親に捨てられた子供、用済みの使用人。 女はある日、拾ったランドセルをポストにすることを思いつく。真っ赤なランドセルが繋いだ、孤独な3人の小さな出会いの話。 |
新井 哲(あらい さとし)監督 1978年生まれ、茨城県出身。初監督の本作がゆうばり国際ファンタスティック映画祭2008入選、映文連アワード2008部門優秀賞受賞。劇団、零式主宰。文化庁舞台芸術創作奨励賞佳作、劇作家協会新人戯曲賞優秀賞など受賞。 |
[メッセージ] |
届くあてのない手紙を待ち続けていた女が、自ら手紙を差し出すまでの変化を描きました。人間は季節のようにダイナミックには、変貌することは出来ません。でも例えささやかでも、人間が変わる瞬間は勇気が必要な分、美しさが増すように思います。 |
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