11月21日 (ベルブホール)
●Time Table● | |
14:00−18:15 18:30−19:10 |
愛のむきだし(R15+)(途中休憩あり) トーク ゲスト:園子温監督、安藤サクラ氏 司会:松江哲明監督 |
●Time Table● | |
14:00−18:15 18:30−19:10 |
愛のむきだし(R15+)(途中休憩あり) トーク ゲスト:園子温監督、安藤サクラ氏 司会:松江哲明監督 |
チケット購入-> @電子チケットぴあ / ローソンチケット(Lコード: 31914) / その他
| プログラム一覧 | プログラム日程 |
愛のむきだし |
2009年/「愛のむきだし」フィルムパートナーズ製作/ファントム・フィルム配給/3時間57分 |
監督・原案・脚本=園子温 音楽=原田智英 撮影=谷川創平 主題歌・挿入歌=ゆらゆら帝国 出演=西島隆弘、満島ひかり、安藤サクラ、渡辺真起子、渡部篤郎 |
© 「愛のむきだし」フィルムパートナーズ |
[ストーリー] |
敬虔なクリスチャン一家に育ったユウ(西島)。しかし、優しかった神父である父(渡部)は、ある出来事を境にユウに懺悔を強要するようになる。ユウは父の期待に応えるべく懺悔のために毎日“罪作り”に励むようになり、いつしかそれはエスカレートし、気付けば彼は女性ばかりを狙う天才的な盗撮のカリスマとなっていた。そんなある日、運命の女・ヨーコ(満島)と出会い、ユウは生まれて初めて恋に落ちる。しかし、二人の背後には謎のカルト教団“ゼロ教会”の魔の手が近づいていた……。 |
[コメント] |
何という237分だったのだろう。映画で3時間を超えてしまうと眠気に襲われるこの僕が、まったく眠くならない作品であった。滝の流れがまったく止まらないような怒涛の出来事の連続。性的であり、暴力的であり、宗教的であり、倒錯的である。それらがあますことなく表現され、飽きがまったくこなかった。 登場人物みんなが変態で、「こんな奴らには絶対ならない」と思う。しかし、実は我々誰しもが心の奥底であのような変態さを抱えているもので、誰しもがあのような変態になりかねない。面白く観ていたが、途中から恐ろしさすら感じてしまった。「実話をベースにした」というのには納得だ。 それにしても、イケメンで爽やかな西島隆弘にあそこまでやらすとは……。さすが、監督。(瑞) |
●ゲストの紹介 |
園 子温監督(Sono Shion) 愛知県豊川市生まれ。本名。『俺は園子温だ!』(85年)、『男の花道』(87年)、『自転車吐息』(90年)、『部屋』(94年)、『自殺サークル』(2001年)、『紀子の食卓』(06年)、『エクステ』(07年)など国内外で高い評価を受ける話題作を次々と作成。本作はベルリン国際映画祭において、FIPRESCI賞、カルガリ賞をダブル受賞し、注目を浴びた。本年には他にも『ちゃんと伝える』(09年)が公開。香港映画祭で監督作品の特集上映が行われるなど、世界中から最も注目を浴びる日本人監督の一人である。 |
安藤 サクラ氏(Ando Sakura) 1986年生まれ、東京都出身。2007年に映画『風の外側』でヒロインとしてデビュー。以後、『俺たちに明日はないッス』(08年)、『罪とか罰とか』(09年)、『クヒオ大佐』(09年)など数多くの映画に出演している。今後は、ヒロインを演じる『ケンタとジュンとカヨちゃんの国』、『すべては海になる』、『スイートリトルライズ』など多くの出演作が控えており、今最も注目の女優の一人である。 |
司会:松江 哲明監督(Matsue Tetsuaki) 松江哲明監督の紹介は、「こちら」をご覧ください。 |
TAMA映画フォーラム実行委員会 / 財団法人多摩市文化振興財団 〒206-0025 多摩市永山1-5 多摩市立永山公民館内 事務局 TEL 080-5450-7204(直通) TEL: 042-337-6661 FAX: 042-337-6003 |