11月22日 (ヴィータホール)
●Time Table● | |
10:30−11:24 11:35−12:19 13:10−13:48 14:00−15:05 15:15−15:58 16:10−17:37 18:00−18:40 19:00−19:20 |
mon amour,mon amour INTERSPACE ヘビと映子と佐藤のこと 東京 最低 ロックアウト ゲストコメンテーターVS監督 コメンテーター:矢崎仁司監督、北條誠人氏 授賞式 |
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10:30−11:24 11:35−12:19 13:10−13:48 14:00−15:05 15:15−15:58 16:10−17:37 18:00−18:40 19:00−19:20 |
mon amour,mon amour INTERSPACE ヘビと映子と佐藤のこと 東京 最低 ロックアウト ゲストコメンテーターVS監督 コメンテーター:矢崎仁司監督、北條誠人氏 授賞式 |
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| プログラム一覧 | プログラム日程 |
mon amour,mon amour |
2008年/HDCAM/49分 |
監督・脚本・編集=松上元太 共同脚本=宮下勇喜 撮影=堀智弘 音楽=ジワジワマヂル 出演=重実百合、加藤巨樹、細江祐子 |
[作品紹介] |
結婚を控えた1組の男女、カナと真一。順調に暮らしている2人のところへ突然、カナの旧友であるミドリがやってくる。ミドリは海外赴任からの一時帰国中で、しばらくの間日本にいるという。連絡を受けたカナは、ミドリを家に招待する。そこから3人での生活が始まる。 |
松上 元太(まつがみ げんた)監督 1981年生まれ、広島県出身。大阪芸術大学芸術学部映像学科卒業。2005年、『酸欠の海』が「ぴあフィルムフェスティバルPFFアワード2005」に入選。大阪、名古屋、福岡にて観客賞を受賞。「うえだ城下町映画祭2005 自主映画コンテスト」入選。古厩智之賞(審査員特別賞)を受賞。海外では「第6回ハンブルグ日本映画祭」招待上映。 |
[メッセージ] |
本作は婚約前夜の数日に繰り広げられる、男女3人の不穏な日常生活の一瞬を描く人間ドラマです。結婚を控えた1組の男と女。そして女の旧友の出現。男女の三角関係という、豊かな物語の枠組みから連想されるあらゆる感情を排し、それぞれがある「答え」を出そうとします。男女の映画的な時間の創出は、圧倒的な他者との関係性でのみかろうじて表層し得るものであると考えます。 |
INTERSPACE |
2008年/ビデオ/39分 |
監督・脚本=遠竹真寛 撮影=大坪隆史 録音=伊香真生 音楽=加藤貴之 出演=鈴木拓磨、安東恭助、江原しおり、山本栄司、飯塚恭平、細井学 |
[作品紹介] |
豊は19歳の受験浪人生。父親が勧める有名大学を目指して勉強中だが、模試での成績は振るわない。実は豊には宇宙飛行士になりたいという夢があり、毎晩自分の部屋から天体望遠鏡で夜空を見上げていた……そんなある日、親友の数馬が全国模試で、突然予備校内1位の成績を取る。不審に思った豊が詰め寄ると、数馬は「I予備校」という謎のインターネット上のサイトを豊に教える。 |
遠竹 真寛(とおたけ まさひろ)監督 1984年生まれ、仙台市出身。日本大学芸術学部映画学科卒業。卒業制作作品『INTERSPACE』は第12回水戸短編映像祭に入選。同作は香港の学生映画祭 The 7th Global Chinese Universities Student Film and TV Festivalで海外招待作品として上映された。現在は東京郊外の団地を舞台にした次回作を準備中。 |
[メッセージ] |
学生時代よく散歩に訪れていた多摩で上映させていただけることを非常に嬉しく思っております。 |
ヘビと映子と佐藤のこと |
2009年/miniDV/33分 |
監督・脚本=新井哲 撮影=内田伸輝 音楽=三橋隆幸 出演=小枝、加藤めぐみ、網代大輔 |
[作品紹介] |
顔にトラウマを抱えた女とそれを興味本位で眺めている女の友情の話。軽薄にもみえるやりとりのなか、切実な思いが交錯する2人の関係。分かり合えない寂しさと訳分からないまま一緒にいられる人間の便利さが生み出したどこか愛らしい映画です。 |
新井 哲(あらい さとし)監督 1978年生まれ、茨城県出身。劇団零式主宰。文化庁舞台芸術創作奨励賞佳作、劇作家協会新人戯曲賞優秀賞などを受賞。映画初監督作品『さ>らランドセル』がゆうばり国際ファンタスティック映画祭2008入選、映文連アワード2008部門優秀賞受賞、第9回TAMA NEW WAVEある視点部門にて上映。 |
[メッセージ] |
時折、よくわからないまま、わかりあえないまま、人は誰かと一緒にいることができて、そういうのは案外救われる。と実感します。それは、多くても少なくても、みんなエネルギーを持っていて、持ち寄るとやはり、少しは混ざってしまうということなんだと思います。稀に、燃やした分以上にエネルギーが充填されることがあるのも、救いというか、面白いと思います。 |
東京 |
2008年/HD CAM/60分 |
監督・脚本=鈴木健 脚本=天賀谷和孝、中村有、加島優一 撮影=高橋祐太 音楽=菅原健太朗 出演=中村有、林田麻里、梅津ノリジ |
[作品紹介] |
東京在住で自分の人生について悶々とする大学生。息子と親権を持つ元夫と久々の再会をするために上京する女性。一度別居した家族と再会する中年男性。互いを認識することなく、各々の次元での人生との闘い、葛藤。そしてそこから一歩二歩を踏み出すまで。 |
鈴木 健(すずき けん)監督 1985年、アメリカ合衆国ニュージャージー州出身。厳密にはほぼ東京出身。日本大学芸術学部映画学科三年実習作品『子の花』が学内非コンペティション学生奨励賞を受賞。本作は同大学での卒業制作作品で、福井映画祭2009でも上映ー最終審査予定。うえだ城下町映画祭第七回自主制作映画コンテストで大賞受賞。 |
[メッセージ] |
伝えたい事を明確に捉える事も、伝える事も、ままならないまま完成した作品でした。しかしスタッフや御協力いただいた方々は全員例外なく愛と情熱を注いでいました。とにかく必死でした。そのくせ格好つけた不様な作品ですが、御覧の後どうか叱咤激励をしていただけたら幸いです。 |
最低 |
2009年/DV/38分 |
監督・脚本=今泉力哉 撮影=村松英治 出演=芹澤興人、天正彩、川上望美、小宮一葉、小竹原晋、kia、新井秀幸 |
[作品紹介] |
亜実の家に元ストーカーからと思しき怪しいDVDが届く。そこに同棲相手・正雄の浮気現場が映っていると思った亜実は、妹にそのDVDを見てほしいと頼みに行く。そのころ、正雄は仕事をさぼってパチンコをしていた。 |
今泉 力哉(いまいずみ りきや)監督 1981年生まれ、福島県郡山市桜木出身。名古屋、大阪生活を経て上京。山下敦弘監督の俳優ワークショップのアシスタントなどをしながら、自主映画を制作しつづける。前作『微温』が水戸短編映像祭でグランプリを受賞。現在、劇場デビュー作を制作中。 |
[メッセージ] |
23まで童貞だった私は、先日28にして、できちゃった結婚しました。そういった日常から映画を作っています。『最低』は「世の中のカップルの7割は片想いだ」という持論を基につくりましたが、次回作はこの調子だと結婚ものになる予定で、タイトルは『芸能人(仮)』です。好きな芸能人と、横にいる恋人の比較の話です。 |
ロックアウト |
2008年/HDV/1時間22分 |
監督・脚本=高橋康進(高はしごたか) 撮影=高橋哲也 音楽=手代木克仁 出演=園部貴一、緒方美穂、宮下ともみ、木村圭作 |
[作品紹介] |
一部の記憶を失い、路上を彷徨う広(32)は、些細なことから暴力的な自分自身を目撃し戦慄を覚える。広はスーパーで、小便を急ぐあまり鍵を付けたまま車をドアロックしてしまう。戻った広が車内を見ると、何故か見知らぬ少年、慶太が乗っていた……。 |
高橋 康進(たかはし やすのぶ)監督(高はしごたか) 1974年生まれ、新潟県出身。96年からカリフォルニア州DE ANZA COLLEGEで映画製作の基礎を学ぶ。最新作『ロックアウト』が、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2009で上映され、観客投票5位を獲得、ニューヨーク国際インディペンデント映画祭2009(LA)では最優秀長編映画賞(外国語部門)受賞。 |
[メッセージ] |
歴史あるこの映画祭にお招き頂き、感謝しております。多くの方にご覧頂けたら、この映画を作った甲斐があったと思っています。良い旅を。 |
●ゲストコメンテーターの紹介 |
矢崎 仁司監督(Yazaki Hitoshi) 山梨県生まれ。1980年『風たちの午後』を監督。ヨコハマ映画祭自主制作映画賞他、多数受賞。91年には『三月のライオン』を発表。ベルギー王室主催ルイスブニュエル「黄金時代」賞受賞。95年、渡英し、ロンドンを舞台に『花を摘む少女と虫を殺す少女』を制作。2005年、『ストロベリーショートケイクス』を監督。現在、江國香織原作、中谷美紀、大森南朋、池脇千鶴出演の『スイートリトル ライズ』を制作中(来春公開予定)。 |
北條 誠人氏(Hojo Masato) 1961年生まれ、静岡県清水市(現・静岡市) 出身。85年に現職の前身である欧日協会に入社。89年よりユーロスペースの劇場支配人と配給作品の地方営業を担当する。主な企画上映に99年「パゾリーニ映画祭」、2000年「増村保造レトロスペクティヴ」、03年「聖なる作家、カール・ドライヤー」があり、08年には『東南角部屋二階の女』の企画協力を務める。 |
TAMA映画フォーラム実行委員会 / 財団法人多摩市文化振興財団 〒206-0025 多摩市永山1-5 多摩市立永山公民館内 事務局 TEL 080-5450-7204(直通) TEL: 042-337-6661 FAX: 042-337-6003 |