マザー・テレサ MOTHER TERESA |
1986年/アメリカ |
監督=アン・ぺトレー、ジャネットぺトレ一 撮影=エド・ラッシマン ナレーション=リチヤード・アッテンポロ一 出演=マザー・テレサ |
[コメント] |
今世紀、最も尊敬され、愛された女性——マザー・テレサ。貧しい人々や障害者達に献身的な愛の手を差し足べた彼女の功績に対し、1979年、ノーベル平和賞が贈られた事は記憶に新しい。この映画は5年間に渡り、10ケ国における彼女の精力的な活動を記録したものであり、またごく平凡な家庭に生まれた彼女の生いたちも含め、現在の活動に至った経過が克明に描かれているナレーターは映画監督のリチャード・アッテンポロー。 |
ヒロシマ・母たちの祈り |
1990年/日本 |
監督・脚本=小笠原基生 撮影=黒沢勇 語り=杉村春子 |
[コメント] |
”原爆”——人類の体験した悲劇を真正面からとらえた映画。悲惨な被爆者のみならず九死に−生を得た人々の力強く生きる姿もある。終戦直後、日本政府調査団に加わった日本映画社の映画『原子爆弾の効果——広島・長崎』のフィルムが多数挿入されている。 |
老人と海 |
1990年/シグロ |
監督=ジャン・ユンカーマン 撮影=清水良雄 出演=糸数繁 |
[コメント] |
「老人と海」は日本列島の南の入口に位置する島、与那国での物語。 黒潮のなかでの漁、カジキとの格闘、港で行われるハーリー競争の海神祭、母の日常の営みの全てに与那国の漁師たもの気性が窺える。普ながらに、ひとりで海に立ち向かう海人達がここにはいる。 監督は1988年アカデミー賞にノミネートされたアメリカのジャン・ユンカーマン。記録映画の域を超えた骨太な描写が秀逸。 |
100人の子供たちが列車を待っている CIEN NINOS ESPERANDOUN TREN |
1988年/チリ |
監督=イグナシオ・アグエロ 撮影=ハイメ・レイエス、ホルヘ・ロート 制作=ペアトリス・ゴンサーレス |
[コメント] |
チリのサンデイアゴ郊外、口・エルミーダに生まれた子どもたちは、貧しさゆえに一日一食しか食事ができない。殆どが映画をみたことが無い子どもたちと、彼らに映画というものを手作りで教える女性教師。 彼らは、映画の歴史や構造などを楽しみながら学んでいく。 |
子供たちをよろしく Streetwise |
1984年/アメリカ |
監督・撮影=マーティン・ベル 写真撮影=メリー・工レン・マーク |
[コメント] |
シアトルのバイク通りに自然発生的に集まるようになったアメリカの家出少年少女たち、いわゆるランナウェイ・チルドレン。 彼らは両親が離婚した、親に虐待されたといったさまざまな原因で、家にどうしてもいられなくなって都会に出てきた子どもたちである。 カメラはときにドキュメンタリーのようにときに親密なドラマのように、子どもたちに離れながら接近し、接近しながら離れる。 |