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ストーリー
イタリアの自然豊かなトスカーナ州で、頑固一徹なドイツ人の父とイタリア人の母のもとに生まれ育った養蜂一家の4人姉妹。長女のジェルソミーナは、まだ12歳ながら父親の寵愛を受け、一家の仕事を支えるのに不可欠な存在として忙しく立ち働く毎日。そんなある日、地方文化の伝統をPRするTVのコンテスト番組のロケ現場にふと遭遇し、女性司会者ミリーの美しさにすっかり魅せられたジェルソミーナは、ひそかにある決意をする。
『夏をゆく人々』公式サイト ≫
『夏をゆく人々』原題:Le meraviglie
2014年/111分/カラー/イタリア・スイス・ドイツ
監督・脚本:アリーチェ・ロルヴァケル
撮影:エレーヌ・ルバール
編集:マルコ・スポレンティーニ
- マリア・アレクサンドラ・ルング、サム・ルーウィック、アルバ・ロルヴァケル、ザビーネ・ティモテオ、アンドレ・M・ヘンニック、マルガレーテ・ティーゼル、モニカ・ベルッチ
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コメント
夏が終わると、新しい世界が見えてくる。いつの時代も、少女たちは夏を経て大人になっていく。
古内一絵(作家)
姉妹がこぼした大量の蜂蜜が、まだ私の胸からぬぐいとられていない。夏の光を幻の杯に受け、ごくごくと飲みほす、まろやかな少女の肢体。光を浴びて生きよ、と声がする。
小池昌代(詩人・作家)
新鮮でいて懐かしさを感じる物語です。画面からは、するはずのない匂いや香りが芳醇に、強烈に溢れてきます。そして、モニカ・ベルッチの聖なる美と内面の俗っぽさにめまいが。
松尾貴史(俳優)
世界の片隅にあの家族が暮らし、生きている。そう想う一瞬、なんだか心がすっと軽くなる。
石川直樹(写真家)
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会場
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