日本独特の「OYAKO」という概念に未来へのメッセージを見出し
5,000組もの親子写真を撮影してきたブルース・オズボーンを通して、
日本の親子関係を見つめなおす
『OYAKO -present to the future-』は、米ロサンゼルス出身の写真家ブルース・オズボーンの活動を追ったドキュメンタリーです。1980年の来日以来、ライフワークとして日本国内で5,000組にのぼる親子の写真を撮影してきた彼は、英語圏にはない「親子=OYAKO」という概念に関心をもつとともに、世界に投げかけるメッセージを見出すようになります。2003年には「親子の日」を提唱。東日本大震災の被災地を訪ねて親子写真を撮影しプレゼントする活動も展開しました。
毎年7月第4日曜の「親子の日」が日本記念日協会に認定されて10周年を迎えることを記念し企画・製作された本作は、子どもたちの素直な思いや親になってこそわかる愛情などを通して、日本の親子関係を見つめるきっかけを与えています。
監督: イノマタトシ(猪股敏郎)
総合プロデューサー: 井上佳子
脚本: 渡辺熱
『OYAKO -present to the future-』公式サイト ≫
University of Pacificにて現代美術を、 Art Center College of Designにて写真を専攻。Phonograph Record Magazineのチーフ・フォトエディターを経て1980年に来日。写真展「LA Fantasies」により日本での活動を開始した。以来、テレビCF、広告写真、THE BOOM、B'z、SOPHIA、GLAYなどの音楽CDなど多岐にわたる分野で活躍。2002年、映像と音楽のユニット、Futon Logicを結成し、国内外でライブ活動も行っている。ライフワークとなる「親子」シリーズは、1982年に撮影を開始して以来、すでに5000組以上の親子を撮影している。
1984年、外国人特派員クラブにてはじめての「親子」写真展を開催。その後も代官山ヒルサイドテラス、山梨県立美術館、大阪キリンプラザ、横浜ランドマークタワー、大崎のステーションギャラリー、金沢21世紀美術館、オリンパスギャラリー、和光ホールなど各地で多数の「親子写真展」を行う。
「親子」(デルボ出版)、「Oyako」(INKS INC. BOOKS)、「KAZOKU」(角川書店)、「反バンビ症候群」(ヒヨコ舎)、「ごめんなさい」(日本標準)、「異人都市東京」(シンコーミュージック)、「都市の遊び方」(新潮社)、「親馬鹿力」(岩崎書店)など
映画『OYAKO -present to the future-』総合プロデューサー。「親子の日」普及推進委員会代表。同委員会では毎年7月第4日曜の「親子の日」に、スーパーフォトセッション、写真コンテスト、エッセイコンテストなどを実施している。
東京都多摩市永山1-5 ベルブ永山5F
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