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ニュージャージー州パターソンに住むバス運転手のパターソンの1日は朝、隣に眠る妻ローラへのキスで始まる。いつものように仕事に向かい、乗務をこなすなかで、心に芽生える詩を秘密のノートに書きとめる。帰宅して妻と夕食を取り、愛犬マーヴィンと夜の散歩。バーへ立ち寄り、1杯だけ飲んで帰宅しローラの隣で眠りにつく。一見変わりのないパターソンの7日間が穏やかに描かれるユーモアと優しさに溢れた物語。『ミステリー・トレイン』(1989)以来、27年ぶりにジャームッシュ作品への参加となった永瀬正敏にも注目。
原題:PATERSON
監督・脚本:ジム・ジャームッシュ
出演:アダム・ドライバー、ゴルシフテ・ファラハニ、永瀬正敏
2016年/アメリカ/118分/英語/アメリカン・ビスタ/カラー
提供:バップ、ロングライド
配給:ロングライド
1953年、アメリカ・オハイオ州アクロン出身。作家を目指しコロンビア大学に入学し、英文学を専攻。その後、パリ遊学時(シネマテーク・フランセーズ)にロベール・ブレッソン、ジャン=リュック・ゴダール、溝口健二、小津安二郎などの作品に接して映画に目覚める。帰国後、ニューヨーク大学大学院映画学科に進む。ニコラス・レイの講義助手を務め、ニコラス・レイ、ヴィム・ヴェンダース共同監督による『ニックス・ムービー/水上の稲妻』(80)に製作スタッフとして参加する。卒業制作で手掛けた『パーマネント・バケーション』(80)で注目を集め、第2作目『ストレンジャー・ザン・パラダイス』(84)では独創性と新鮮な演出が絶賛され、84年カンヌ国際映画祭カメラ・ドールを受賞、世界的な脚光を浴びる。
96年ニューヨーク映画批評家協会賞撮影賞を受賞した『デッドマン』(95)、制作に18年をかけた短編集『コーヒー&シガレッツ』(2003)、第58回カンヌ国際映画祭審査員特別グランプリを受賞した『ブロークン・フラワーズ』(05)など話題作多数。インディペンデント映画界において、独創性に富み影響力のある人物として認められ、その独特のオフビートな作風で世界中の映画ファンを魅了し続けている。
本作は前作『オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ』(13)から4年ぶりの新作となる。また、『イヤー・オブ・ザ・ホース』(97)以来20年ぶりの音楽ドキュメンタリー、伝説のバンド“ザ・ストゥージズ”にせまる『ギミー・デンジャー』(16)も昨年公開された。
本作でパターソンの綴る詩を提供したのは、アメリカの詩人、ロン・パジェット(1942年、アメリカ・オクラホマ州タルサ出身)。アメリカ国内のみならずフランス政府から芸術文化勲章オフィシェを受章するなど数々の受賞歴を持つ。
本作では過去に発表した4編と新たに書き上げた3編の詩を提供。また、劇中に最新の詩集「Alone and Not Alone」が登場している。
第3回上映後に、翻訳家の柴田元幸氏と詩人のマーサ・ナカムラ氏によるトークを実施いたします。「ディテールやバリエーション、日々のやりとりに内在する詩」(監督のメッセージより)の魅力に迫ります。
1954年生まれ。著作に『ケンブリッジ・サーカス』など。最近の訳書に、マーク・トウェイン『ハックルベリー・フィンの冒けん』、編訳書にジャック・ロンドン『犬物語』など。6月18日にスティーヴン・ミルハ ウザー『十三の物語』が刊行。
1990年生まれ。埼玉県出身。2014年、早稲田大学文化構想学部文芸・ジャーナリズム論系卒業。2016年、第54回現代詩手帖賞受賞。2017年、思潮社より初詩集『狸の匣』刊行。2018年、第23回中原中也賞受賞。
東京都多摩市永山1-5 ベルブ永山5F
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