2018年、世界中の人々が10歳の少年から、「人に親切にする。そんなシンプルなことで、人々の心を変えることができる」というメッセージを、熱い感動と共に受け取った。少年の名はオギー、全世界1500万部突破のベストセラー小説シリーズ「ワンダー」を映画化し、興行収入320億円超えのスーパーヒットを記録した『ワンダー 君は太陽』の主人公だ。普通ではない見た目で生まれてきたオギーが、初めて通い始めた学校でいじめや裏切りに出会うが、幾度もくじけそうになりながらも、家族に支えられて困難に立ち向かっていく。「正しいことよりも親切なことを選ぶ」という台詞が、多くの人々の心に深くしみわたり、今も新たなファンを獲得し続けている。
その後、小説「ワンダー」の作者R・J・パラシオが、「ワンダー」のアナザーストーリー「ホワイトバード」を書き上げた。主人公の一人はジュリアン、「ワンダー」でオギーをいじめた少年だ。もう一人の主人公は、ジュリアンのおばあちゃん。彼女が孫の行く先を心配して、希望に満ちた未来へと導くために、自ら封印していた“衝撃の過去”を告白するという物語だ。いじめた側の救済まで描かなければ、「ワンダー」の真の世界観は完結しないという作者の決意に胸を打たれた『ワンダー 君は太陽』のプロデューサーたちが再集結、「ホワイトバード」の映画化も実現させた。
前作のいじめっ子ジュリアンの祖母サラ役に、『クィーン』でアカデミー賞主演女優賞を受賞した名優ヘレン・ミレン。少女時代のサラにアリエラ・グレイザー、サラを救うジュリアンにオーランド・シュワート。また、「X-ファイル」シリーズのスカリー役でエミー賞をはじめ数々の賞に輝いたジリアン・アンダーソンが、ジュリアンの母親役を演じた。
監督は『ネバーランド』『プーと大人になった僕』などのファンタジー・ヒューマンドラマと、『007/慰めの報酬』『ワールド・ウォー Z』など超大作エンターテインメントの両極のジャンルで、突出した才能を発揮してきたマーク・フォースター。
画家として成功し人生を謳歌する女性に、誰にも話せなかった秘密があった。それは、人の命を救うことさえできる“命をかけた親切”の物語。その秘密の全貌を見届けた時、私たちは自分自身の心の中の光に気づく──今この時代だからこそ必要な力を手渡してくれる、衝撃と感動のヒューマンドラマ。(公式サイトより)
監督:マーク・フォースター
製作:トッド・リーバーマン、デビッド・ホバーマン
原作:R・J・パラシオ
脚本:マーク・ボンバック
撮影:マティアス・クーニクスビーザー
音楽:トーマス・ニューマン
出演:アリエラ・グレイザー、オーランド・シュワート、ジリアン・アンダーソン、ヘレン・ミレン、ブライス・ガイザー
原題:WHITE BIRD
字幕翻訳:稲田嵯裕里
提供:木下グループ
配給:キノフィルムズ
[2024年/アメリカ/英語、フランス語/121分/カラー]
©2024 Lions Gate Films Inc. and Participant Media, LLC. All Rights Reserved.
上映①の後に中井はるの氏(翻訳家・作家・研究者)を迎えて。上映②の後に大嶋えり子氏(政治学者)を迎えてトークを行います。
翻訳は「ワンダー」「もうひとつのワンダー」「ホワイトバード」(ほるぷ出版)、「グレッグのダメ日記」シリーズ(ポプラ社)、「子どもを守る言葉『同意』って何?」(集英社)、「もう一度世界を信じるための365の言葉」(飛鳥新社)などから、創作は「だいすきで、大切なあなたに」(Gakken)、「うさぎのもりのイースター」(世界文化社)など。ビアトリクス・ポターやウィリアム・モリスを中心とした英国史研究も行っている。
慶應義塾大学准教授、雷音学術出版共同代表。1984年東京都生まれ。専門はフランス政治、国際関係、移民研究。単著に「ピエ・ノワール列伝」(パブリブ)、「旧植民地を記憶する」(吉田書店)、編著に「遠隔でつくる人文社会学知」(雷音学術出版)など。ベルギーとフランスで育った経験から政治に興味を持つようになった。第二次世界大戦中のフランスを扱った作品で好きなのは『イングロリアス・バスターズ』。
東京都多摩市永山1-5 ベルブ永山5F
京王相模原線・京王永山駅、小田急多摩線・小田急永山駅から徒歩約2分