【D-1】第16回TAMA NEW WAVE コンペティション

11月28日(土)
ヴィータホール

チケット料金

一般
前売:1,200円 / 当日:1,400円
子ども(4歳~小学生)
前売:800円 / 当日:900円

e+(イープラス)でチケットを買う

Every Day

  • 2015年/HD/1時間35分
  • 監督・脚本=手塚悟
  • 撮影=松井宏樹
  • 音楽=haruka nakamura
  • 出演=永野宗典、山本真由美、倉田大輔、こいけけいこ、牛水里美、土屋壮、朝真裕稀、藤谷みき、谷川昭一朗、山内健司
予告編

作品紹介

ある朝。晴之の目の前に、交通事故で昏睡状態にあったはずの恋人・咲が突然現れる。「時間を、もらったのね。1週間」 そう告げるといつもと同じように弁当を差し出した。特別になった毎日が、いま始まる。

手塚 悟(てづか さとる)監督

1983年、山梨県出身。ジャッキー・チェンに憧れ、小学校の同級生と共に映画遊びをはじめる。大学在学中にENBUゼミナールで映画製作を学び、卒業後は短編作品を中心に活動。2008年 第6回NHKミニミニ映像大賞に「サミット ニュース篇」が入選。09年『つるかめのように』、11年 『こぼれる』がSKIPシティ国際Dシネマ映画祭をはじめとする国内の映画祭に次々とノミネート・上映される。

監督からのメッセージ

何気ない日常の積み重ねの延長に、今日という日があります。容赦なく過ぎていく時間のなかで、何を想い、どう過ごすのか。劇中の主人公と共に大切な誰かや日々を想いながらご覧いただけたら幸いです。

ひとつのバガテル

  • 2015年/HD/1時間12分
  • 監督・脚本・撮影=清原惟
  • 音響=林暢彦
  • 出演=青木悠里、原浩子、加藤周生、中島あかね、菊沢将憲、立原学、櫻井知佳、林暢彦、大高文人、小島智史、森曠士朗、古川美祥、橋本日香里、坂藤加菜、岩崎友哉

作品紹介

団地でピアノのある部屋を間借りして暮らしているあき。ある時、一通の差出人不明の手紙を受け取る。手紙に示された場所を探し団地を歩くが、それは存在しない番地だった。部屋に残された音の記憶をたよりに、あきは自分の音楽をみつけようとする。

清原 惟(きよはら ゆい)監督

1992年生まれ。東京都出身。武蔵野美術大学映像学科卒。同大学の進級制作として監督した『暁の石』がPFFアワード2014に入選。同卒業制作の『ひとつのバガテル』がPFFアワード2015に2年連続で入選する。現在は東京藝術大学大学院にて諏訪敦彦監督、黒沢清監督に師事し、映画制作を学んでいる。

監督からのメッセージ

ある場所や出来事のことを思い出そうとする時、目で見るよりも音を聴く方が心のなかに直接描けることがあります。それがとても不思議で感動的なので、なんとかその感覚を映画でつかみとれないかと思い、作った映画です。

映画のなかにでてくるほとんどが、私の身近なものです。自分の好きな人や場所を映すことが出来たのをうれしく思います。

お歳暮のハムのひも

  • 2014年/HD/39分
  • 監督・脚本=青木伸和
  • 撮影=萩原脩
  • 出演=金子壮汰、日永貴子、横田志保子、三好フミタカ、鈴木大
予告編

作品紹介

楽しく飲んだ帰り道、原付の飲酒運転で捕まった主人公:山口光弘(20)。罰金50万を言い渡された帰り道、自宅のポストに一通の手紙が。

「お母さん、再婚します」 罰金のことを言い出せないまま実家に帰る光弘を出迎えたのは、祖母を連行する警察。訳のわからないまま迎えた両家顔合わせ。

俺の罰金のこと、いつ言い出したらいいの?! ドタバタの3日間が始まる。

青木 伸和(あおき のぶかず)監督

1992年生まれ、愛知県出身。大阪芸術大学映像学科在学。本作は卒業制作作品。本作にて、福岡インディペンデント映画祭、コメディ賞受賞、知多半島映画祭入選、アジア国際青少年映画祭(金浦)、正式出品。

監督からのメッセージ

今作は濃いキャラクターたちを群像劇として自分がどう演出していけば面白くなるのかというところに重きを置いて製作致しました!登場人物のすべてが魅力的になっていると思います!くすくすと笑いながら観ていただけたら幸いです!

ムーンライトハネムーン

  • 2015年/HD/1時間11分
  • 監督・脚本・撮影=冨永太郎
  • 出演=関裕一郎、宍戸健太、長沼涼花、福田健人、菅原史哉、小野慎司、冨永香代子、冨永創造

作品紹介

大沼幸一、20歳、大学生。

彼は誰が見ても冴えない男。しかし、実は彼には裏の顔が存在する。

大沼幸一、20歳、詐欺師。

今日も彼は女性のパンツを売りさばく。

冨永 太郎(とみなが たろう)監督

1992年生まれ。福島県出身。東北芸術工科大学にて映像制作を学ぶ。大学の卒業制作として『ムーンライトハネムーン』を制作。現在は映像制作会社勤務。

監督からのメッセージ

アホで品の無い映画ですが。よろしくお願いします!!

いたくても いたくても

  • 2015年/HD/1時間38分
  • 監督・脚本=堀江貴大
  • 脚本=木村孔太郎
  • プロデューサー=江本優作
  • 撮影=謝君謙
  • 美術=佐藤有望
  • サウンドデザイン=佐々木淳一
  • 音楽=のっぽのグーニー
  • 出演=嶺豪一、澁谷麻美、吉田祐希、坂田聡、大沼百合子、芹澤輿人、Jean、礒部泰宏、岩井堂聖子、川合空、中村圭太郎

作品紹介

通販会社の映像制作部門で働くAD・星野健は、社長・坂口が突如始めたプロレス同好会に先輩の司会者・戸田とともに引きずり込まれる。プロレスをする星野の姿に何かを見いだした坂口は、会社の命運をかけプロレスと商品紹介を融合した新番組を開始する。

同僚であり星野の彼女でもある葵は、星野が楽しそうにプロレスをしている姿をどうしても素直に受け入れることができず、戸惑いを感じるのだった。

堀江 貴大(ほりえ たかひろ)監督

1988年、岐阜県出身。九州大学芸術工学部卒業。東京藝術大学大学院映像研究科映画専攻監督領域修了。大学院在学中に監督した短編映画『まんまのまんま』が第18回水戸短編映像祭コンペティション部門、第15回TAMA NEW WAVE ある視点に入選。オムニバス商業映画『リスナー』の1篇『電波に生きる』を監督。ほか、代表作に中編映画『YOBIMIZU』がある。

監督からのメッセージ

傷つき何かを失った人間が、失ったものの大切さを感じるのはいつも少し後になってからです。そういった鈍感さについての映画を撮ろうと思いました。男と女とプロレスがこの映画にはあります。痛くても、その痛みを信じて生きる人たち。『いたくても いたくても』にある手触りを感じてもらえることを願っています。

ゲストコメンテーターの紹介

深田 晃司 監督

1980年生まれ、東京都出身。映画美学校監督コース修了後、2005年劇団青年団に演出部として入団。06年発表の中編『ざくろ屋敷』にてパリKINOTAYO映画祭新人賞を受賞。08年『東京人間喜劇』がローマ国際映画祭選出。10年『歓待』が東京国際映画祭日本映画「ある視点」部門作品賞、プチョン国際映画祭最優秀アジア映画(NETPAC)賞を受賞。13年『ほとりの朔子』でナント三大陸映画祭グランプリ&若い審査員賞をダブル受賞。最新作は『さようなら』。

横浜 聡子 監督

青森県生まれ。映画美学校の卒業制作『ちえみちゃんとこっくんぱっちょ』が第2回CO2オープンコンペ部門最優秀賞受賞。CO2からの助成金を元に『ジャーマン+雨』を制作、自主制作映画としては異例の全国劇場公開。同作にて2007年度日本映画監督協会新人賞を受賞。09年、商業映画デビュー作となる『ウルトラミラクルラブストーリー』(主演:松山ケンイチ)を公開。最新作は『俳優 亀岡拓次』(主演:安田顕、16年1月より全国順次公開)。