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“のさり”とは、いいこともそうでないことも、自分の今ある全ての境遇は、天からの授かりものとして否定せずに受け入れるという、天草の優しさの原点ともいえることば。
“のさり”の風が吹く天草で、ひょんなことから生まれる奇妙でやさしい時間。
コロナ禍により人との繋がり、生き方が見直されるようになったいまだからこそ、「のさり」のやさしさ、天草の持つ人間性が心に染み渡る。
“その土地に暮らす”ということの重みと、ひとの繋がり、心の交流が胸にじんわりと時を刻んでいく。(映画『のさりの島』公式サイトより)
2020/129分
監督・脚本:山本起也
製作/配給:北白川派
©北白川派
第2回、第3回上映後に、本作品の山本起也(やまもと・たつや)監督をお迎えし、ゲストトークを開催します。
1966年生まれ、静岡県出身。無名の4回戦ボクサーたちの姿を6年にわたり追った長編ドキュメンタリー映画『ジム』(03)、90歳になる実の祖母の「住み慣れた家の取り壊し」をモチーフにした第2作『ツヒノスミカ』(06)などのドキュメンタリーを発表。『ツヒノスミカ』で、スペインの国際ドキュメンタリー映画祭 PUNTO DE VISTA ジャン・ヴィゴ賞(最優秀監督賞)を受賞する。2012年、初の劇映画『カミハテ商店』(出演:高橋惠子、寺島進ほか)を監督。同作は島根県隠岐郡海士町の全面支援のもと撮影され、第47回カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭でメインコンぺ部門12作品の1本に選ばれた。京都芸術大学(旧京都造形芸術大学) 映画学科で、プロのスタッフと学生による映画製作プロジェクト「北白川派」を推進。『のさりの島』はその第7弾にあたる。
〜山本監督とTAMA映画フォーラム実行委員会の出会い〜
第11回 映画祭TAMA CINEMA FORUMのプログラム「ボクサー、戦いの真実 ーボクシング映画特集ー」にて『ジム』(16mm)を特別先行プレビュー。永伊智一監督(『NO SURRENDER 自分にたどり着くまで・Boxer 飯泉健二』)、豊田利晃監督(『アンチェイン』)とともにトークをしていただきました。ボクサー、戦いの真実 - 第11回映画祭TAMA CINEMA FORUM
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