第30回映画祭TAMA CINEMA FORUM
30分~100分の中・長編作品を対象とした若手作家のコンペティション、TAMA NEW WAVEコンペティション。第21回目の本年度は、全国から集った応募作品166作品のなかから実行委員の1次審査、2次審査の結果、コンペティションノミネート6作品が決定いたしました。
11/23(祝・月)にヴィータホールにて開催されるコンペティション当日はノミネート作品を一挙上映し、実行委員票と一般観客(=事前応募の“一般審査員”)投票の合計点が最も高かったものをグランプリ、ゲストコメンテーターが選定した作品を特別賞として表彰します。上映後に行われるゲストコメンテーターを迎えてのノミネート監督とのトークも必見です。
また、審査員の実行委員に強く支持された作品を「ある視点」部門にて11/21(土)、11/22(日)にわたって上映します。こちらも個性溢れる作品揃いの見逃せないプログラムとなっております。日本映画界に新風を送り込む新しい才能に、是非ご注目ください。
TAMA NEW WAVEコンペティションでの観客投票によって決まるベスト男優・女優賞。
今年のノミネートは下記の皆様に決定いたしました。
1983年生まれ、長野県出身。大学在学中、篠原哲雄監督の指導の元で製作した短編『コスプレイヤー』が水戸短編映像祭、PFFに入選。2008年、初長編『マイムマイム』がPFFで準グランプリ、エンタテインメント賞受賞。09年、文化庁委託事業若手映画作家育成プロジェクトで35mmの短編『アンダーウェア・アフェア』を製作。15年、長編商業映画デビュー作『グッド・ストライプス』で第7回TAMA映画賞最優秀新進監督賞、2015年度新藤兼人賞金賞を受賞。山内マリコ原作の映画『あのこは貴族』が2021年公開予定。
1963年生まれ、三重県出身。早稲田大学卒業後アスミック(現・アスミック・エース)に入社。第23回藤本賞特別賞を受賞した『ジョゼと虎と魚たち』(2003年)など多くの作品のプロデュースを手がけた後、12年に独立してブリッジヘッドを設立。主なプロデュース作品に『ピンポン』(02年)、『ハチミツとクローバー』(06年)、『天然コケッコー』(07年)、『ノルウェイの森』(10年)、『ナラタージュ』(17年)、『リバーズ・エッジ』(18年)、『浅田家!』(20年)など。
第21回TAMA NEW WAVEコンペティションのノミネート全作品を観賞し、グランプリ作品に投票する一般審査員を募集いたします。本年度は11/23(祝・月)に開催されるコンペティション当日にご来場いただき、会場でノミネート作品をご覧いただいて審査投票を行う<会場審査員>と、事前にオンライン配信で全作品をご覧いただき審査投票いただく<オンライン審査員>のふたつの審査方法を用意いたしました。一般審査員の詳細・応募方法については、こちらのページにてご確認ください。