私たち「TAMA映画フォーラム実行委員会」は、毎年秋に「映画祭TAMA CINEMA FORUM」を開催しております。

TAMA CINEMA FORUMは、「映画」というものをきっかけとした「市民」の広場であり、世代・性別・立場を超えて、誰もが気軽に参加でき、楽しみながら活動できる出会い・交流の場として活動しています。その活動は、映画祭の企画・運営以外に、資金作りのためのフリーマーケットや日本の若手映像作家にスポットを当てた自主映画の定期上映会など様々な形態で一年を通じて行われます。

この厳しい社会状況の中、より多くの人により良い条件で「映画」を楽しんで頂けるよう、私たち実行委員は日々活動しております。

TAMA CINEMA FORUMのコンセプト

日本映画の活性化をめざして映画ファンのネットワーク作りをめざすTAMAからの発信

映画誕生2世紀を迎えた今日、「日本映画について」真剣に論議がされるようになってきています。ここ数年世界的にも日本映画への評価は高まってきてはいますが、一方映画産業は厳しさを増しています。文化庁においても、日本映画の活性化のために審議会を設け、何らかの方策を模索し始めています。

TAMA CINEMA FORUMでは、映画の今後の課題は「見る人、見せる人、創る人」の交流の場作りと考えています。

  1. 映画祭と通した創り手と観客との交流
  2. 映画ファンのネットワーク作り
  3. 人材の発掘
  4. 日本映画を上映する場の拡大

をフォーラムの活動として展開しています。

21世紀のまちづくりをめざして映画を通した新たなコミュニティー作りをめざすTAMAからの発信

人と人とが支え合うコミュニケーション作りが、「まち」の中で欠かせないことは言うまではありません。その必要性は深く認識されるようになってきています。それは、私たちがここ暫くの間に無意識に喪失してきたものであることも事実です。

まちの活性化は、そこに住む一人一人が『まちづくり』にどのような意識を持ち、どのように関わりを行っていくかによって大きく変わります。そのためには、そこに住む人が主体性を持って参加できる市民のためのコミュニティ作り、いわゆる皆が共感をし、行動する「創作文化活動」が必要となってきます。

その意味で、映画祭TAMA CINEMA FORUMは、私たちに世代や地域を超えた「共感」や「出会い」を持たせてくれる数少ない友好手段の一つであり、映画を中心とした市民の広場、誰でもが気軽に参加でき、また楽しみながら議論を交わす事のできるコミュニケーションの場として、もっとも適したものであると考えます。

「まち」があって「人」がいるのではなく
「人」がいて「まち」があるのだという原点を見据えながら
TAMA CINEMA FORUMは
「映画を通した21世紀のまちづくり」をめざします

実行委員会組織

名誉会長 阿部裕行(多摩市長)
名誉委員長 野坂きよか
顧問 松井利通
委員長 竹内昇
副委員長 飯田淳二(兼チーフディレクター)
会計 飯塚ふみ子(兼ディレクター)芹澤美貴子
ディレクター 山口渉宮崎洋平
監査 上田裕一吉野治
委員 黒川由美子松田光平加藤彰義徳永太郎菊池葉月本間智青木康至横倉駿介中原章智都築彩花中村文音長坂浩一永井理野瀬寛子永瀬智美西村秀樹奥住健一伊藤羽奈高橋裕美子白鳥順子平山夏帆飯野絢平加藤郁子鎌田唯中里桃花山名眞理杉本未歩三吉啓司小袋勝喜松澤拓也飯田有佳音池田陽歩野勢辰徳兼本大樹多田奈津子竹内寛藤田由起名島純基向井嘉奈子熊谷宏彰五十嵐大喜佐野美月佐野圭彬新谷英朗栗田充喜平井茂前田安紀
コーディネーター 渡辺和則