第34回映画祭TAMA CINEMA FORUM
30分~100分の中・長編作品を対象とした若手作家のコンペティション、TAMA NEW WAVEコンペティション。第25回目の本年度は、全国から集った応募作品183作品のなかから実行委員の1次審査、2次審査の結果、コンペティションノミネート作品が決定いたしました。
11月23日(土)にヴィータホールにて開催されるコンペティションではノミネート作品を一挙上映し、実行委員票と一般観客(=事前応募の“一般審査員”)投票の合計点が最も高かったものをグランプリ、ゲストコメンテーターが選定した作品を特別賞として表彰します。上映後に行われるゲストコメンテーターを迎えてのノミネート監督とのトークも必見です。
また、審査員の実行委員に強く支持された作品を「ある視点」部門にて11月16日(土)、11月17日(日)にわたって上映します。こちらも個性溢れる作品揃いの見逃せないプログラムとなっております。
日本映画界に新風を送り込む新しい才能に、是非ご注目ください。
TAMA NEW WAVEコンペティションでの観客投票によって決まるベスト男優・女優賞。
今年のノミネートは下記の皆さまに決定いたしました。
1967年生まれ、東京都出身。初監督した8ミリ映画『犬猫』でPFFアワード2001の企画賞を受賞。2004年『犬猫』をセルフ・リメイクして商業映画デビューし、同年のトリノ国際映画祭にて審査員特別賞他を受賞。他に『人のセックスを笑うな』(08)、『ニシノユキヒコの恋と冒険』(14)、短編『だれかが歌ってる』(19)、ドキュメンタリー作品『こどもが映画をつくるとき』(21)、短編『左手に気をつけろ』(23)等がある。
1998年生まれ、東京都出身。『天国はまだ遠い』(濱口竜介監督)、『あいが、そいで、こい』(柴田啓佑監督) などに出演。昨年『PLASTIC』(宮崎大祐監督)、『4つの出鱈目と幽霊について』(山科圭太監督)、『犬』(中川奈月監督)、『彼方のうた』(杉田協士監督)と主演作が公開。現在『石がある』(太田達成監督) が上映中。「DVD&動画配信でーた」「キネマ旬報」にて連載をもつなど映画執筆も行っている。
第25回TAMA NEW WAVEコンペティションのノミネート全6作品を観賞し、グランプリ作品に投票する一般審査員を募集いたします。本年度は11/23(土)に開催されるコンペティション当日にご来場いただき、会場でノミネート作品をご覧いただいて審査投票を行う<会場審査員>と、事前にオンライン配信で全6作品をご覧いただき審査投票いただく<オンライン審査員>のふたつの審査方法を用意しております。一般審査員の詳細・応募方法については、こちらのページにてご確認ください。