第34回映画祭TAMA CINEMA FORUM

プログラム紹介

【D-2】TAMA NEW WAVEある視点 ―Vol.2―

11/16[土] ベルブホール
チケット情報

チケット料金

一般
前売:1,000円 / 当日:1,200円
子ども(4歳~小学生)
前売:800円 / 当日:900円

▼インターネットで購入

teket(テケト)

▼窓口で購入

永山公民館(多摩市公民館)

取扱時間:9:00〜17:00
[休館日と祝日を除く。休館日:第1木曜、第3木曜]

関戸公民館(多摩市公民館)

取扱時間:9:00〜17:00
[休館日と祝日を除く。休館日:第1月曜、第3月曜]
会場アクセス

ベルブホール

〒206-0025 東京都多摩市永山1-5
小田急多摩線/京王相模原線「永山駅」より徒歩2分。ベルブ永山5階

人魚のうた

  • 2023年/40分
  • 監督・脚本=渋谷龍
  • 撮影・照明=河野恭平、菊池太陽
  • 録音・整音=中島夏樹
  • 音楽=mukuchi、feather shuttles forever
  • 出演=山田香、石口祐実、山岡よしき、吉田慎太郎、林優輝、葛原大、佐藤仁瑛、村木裕馬アイルゴー、藤澤悠人、高木英輝、土井志織、飯村政大、古川順、加藤沢、藤井柚衣、内藤詩音
予告編

作品紹介

彼女の名前はmukuchiのマリ、しがない漁村の宅録シンガー。人前で歌ったことはまだない。彼女はいま、故郷の海に別れを告げているのだ……。

監督からのメッセージ

ただただ楽しんで観てもらえたら幸いです。あわよくば仕事でも遊びでも映画でも何らかの帰り道なりにちょっと酔っ払ったりとかして、つい心踊ってしまう瞬間があったり、意味もなく泣いたり笑ったりしてみたり、そんな小さな喜びのきっかけになれたらいいなって思います!

渋谷 龍(しぶや りゅう)監督

1992年生まれ、静岡県出身。二十歳の誕生日から二十五歳頃にかけて老舗クラブ、新宿Rock’in ROLLING STONEのレジデントDJを務める。2022年から24年にかけて映画美学校フィクションコース26期に在籍。初等科の修了制作として今作『人魚のうた』を監督。同作がアイドル映画to個性派映画no映画祭2024に入選。高等科のコラボレーション実習企画では講師の万田邦敏氏らと『珠姫の話』を共同監督。いちばん好きな季節は夏です。

そんな思い出

  • 2024年/67分
  • 監督・脚本・撮影=渡辺拓真
  • 出演=小川ゲン、影山祐子、赤染萌、南波美沙、野川雄大、福永マリカ、渡辺拓真
予告編

作品紹介

2020年3月から始まったコロナ禍の日々をカメラマンの仁は湘南に住み1人で生きていた。2020年8月、久しぶりに大学時代の友人を自分の部屋に招いて会うことにする。コロナ禍以前のコミュニケーションを思い出し、3人は以前の交友頻度を取り戻していくようになるのだが……。人と改めて会うようになり紐解かれていくコロナ禍の人間模様を描いた物語。

監督からのメッセージ

コロナ禍を描いた連作ドラマとして2020年8月から制作を開始した短編を基に、長編映画として編集し直したものが本作となります。この作品の制作自体が今や自分自身の思い出であると共に、観てくださる誰かの思い出に触れるものになっていたならこんなに喜ばしいことはないかもしれません。

渡辺 拓真(わたなべ たくま)監督

1989年生まれ、茨城県出身。高校卒業後ENBUゼミナールに入学し俳優としての活動を開始。主な出演作に濱口竜介監督『親密さ』杉田協士監督『ひかりの歌』などがある。現在は自主映画制作の傍ら宣材写真カメラマンとして活動している。

祝祭

  • 2024年/37分
  • 企画・脚本・監督=原雄次郎
  • 撮影=寺西涼
  • 照明=西野正浩
  • 録音=杉本崇志
  • 音楽=中野志保
  • 出演=関口蒼、大地泰仁、栗田真和、原雄次郎、八木橋聡美、帝仁、八木亜希紗、佐藤千都子、笈川健太、蜜姫、たかだりょうた
予告編

作品紹介

踊ることが好きな大学生ヤマダワコは卒業後の就職先が決まった。アルバイト先の掃除屋では中年のフジヤ、ラッパーとして売れたいタカサキジュンが働いている。下請け業者のフジヤにとってお得意先である元請け業者の加藤はワコを援助している。ワコは加藤に言われたある一言が心に引っかかりアルバイト最終日にフジヤとジュンへ吐露してしまう……。それぞれにとっての送別会という名の祝祭が開かれる。

監督からのメッセージ

みんなで練り上げたシーンが形になったり、みんなで演奏した音楽が化学反応起こしたり、初めての監督作品ということもあり制作期間中は刺激的で毎日心が躍りました。他力本願。尊敬する俳優部、全スタッフに感謝です。掃除屋の三人がお酒を飲んで酔っ払って歌って踊って爆発します! この美しい人たちを見てください!

原 雄次郎(はら ゆうじろう)監督

1992年生まれ、佐賀県唐津市出身。2017年に『花筐/HANAGATAMI』(大林宣彦監督)で映画初出演。他、出演作に映画『火の華』(小島央大監督)、NHK 連続テレビ小説「まんぷく」、エリア51 舞台「カモメ」(作・演出:神保治暉)など、現在フリーランスで活動中。

HOLD UP MORNING

  • 2024年/79分
  • 監督・脚本=村口知巳
  • 撮影=村上岳
  • 音楽=森は生きている、zomap、のらねこおきなわ
  • 出演=つかさ、野村陽介、牛丸亮、飯島珠奈、大須みづほ、小林桃香、武田知久、田丸大輔、藤田晃輔、秋田ようこ、愛実、佐々木悠華、梅谷祐成、山下ケイジ
予告編

作品紹介

心を喪失した三人。恋人を失った青年・二見、妻を亡くしたラジオパーソナリティの男・雨宮、ある記憶障害と希死念慮を持った女・静奈。そんな三人の前に、ツタという名の不思議な女が現れる。突然目の前に現れ、陽気に振る舞いながらも、どこか死の予感を感じさせるツタとの出会いが、やがて三人の運命の中を交差していく。

監督からのメッセージ

初の長編映画であり、この作品は6年前に初めて映画を撮りはじめてからの自分にとっての集大成的な作品です。これまでの終わりでもあり、これからのはじまりでもあるこの作品を皆さんに観ていただけることができ、本当に嬉しく思います。

村口 知巳(むらぐち ともみ)監督

1976年生まれ、香川県出身。2017年伊参スタジオ映画祭のシナリオ大賞にてグランプリを受賞。受賞作を自らが監督し、映画制作をはじめる。その後も精力的に映画を撮り続け、ショートショートフィルムフェスティバル&アジア、アジアン・アメリカン国際映画祭など国内外の映画祭での上映実績を持つ。独自の台詞回しと構成で物語を展開させ、現実とファンタジーの狭間の“実在するかもしれない” ストーリーを作り上げる。

プログラム一覧

牛尾憲輔氏(電子音楽家/劇伴作家/プロデューサー)、佐々木敦氏(思考家/HEADZ主宰)
齋藤潤氏、早瀬憩氏、伊藤さとり氏(映画パーソナリティ)
井上淳一氏(脚本・監督)、芋生悠氏、碧木愛莉氏、杉田雷麟氏、宮田岳氏、中野ミホ氏
北村匠海監督、萩原利久氏、藤堂日向氏、SYO氏(映画ライター)
山中瑶子監督、河合優実氏、五所純子氏(文筆家)
呉美保監督、忍足亜希子氏、中井圭氏(映画解説者)
石橋夕帆監督、岩田奏氏(俳優)、石山愛琉氏(俳優)
井口奈己監督、小川あん氏(俳優)
小関裕太氏、中川龍太郎監督
チャン・ゴンジェ監督、ソ・ジュニョン氏
チャン・ゴンジェ監督、菊地成孔氏(音楽家/文筆家)
有馬尚史監督、松田咲香氏(写真家)、小川紗良氏(文筆家・映像作家・俳優)
竹林亮監督、川和田恵真監督
山崎まどか氏(コラムニスト)、ゆっきゅん氏(DIVA)
大山顕氏、佐藤大氏、稲田豊史氏、速水健朗氏、妹尾朝子氏、山内マリコ氏
山内マリコ氏(作家)
村瀬大智監督、中山慎悟氏、百々武氏(写真家)
小路紘史監督、遠藤雄弥氏、森田想氏、後藤剛範氏、倉本朋幸氏、佐藤五郎氏