第28回映画祭TAMA CINEMA FORUM
補助席がでる活気の溢れる場内の雰囲気のなか、トークがスタート。最優秀男優賞受賞作品『寝ても覚めても』から始まり、『菊とギロチン』『OVER DRIVE』『パンク侍、斬られて候』『予兆 散歩する侵略者 劇場版』まで、各作品のエピソードや監督の演出方法の個性について情景が浮かぶように客席に語りかけてくださりました。そして、30代になったので1本1本の作品に力を込めていきますと力強く今後について語られました。
客席からQ&Aでは、質問をされたほとんどの方が上演中の舞台「豊饒の海」をご覧になっており、熱のこもった質問が多数寄せられました。東出さんも「何でも訊いてください」と当初予定された時間を超過して次々と質問に答えられていました。
その後の表彰式では「スクリーン上や舞台上で別の人間になった自分の姿をご覧いただいて、それが皆様の活力につながれば嬉しいです」と受賞コメントを述べられ、拍手喝采のなか締め括られました。