第27回映画祭TAMA CINEMA FORUM
本プログラムのテーマは<団地>。森田芳光監督作、松田優作主演の<団地映画>である『家族ゲーム』の上映。上映後団地にまつわるあらゆるを話せてしまう団地団の皆様をお迎えして、上映した家族ゲームの団地的考察トークを行いました。
序盤は本作の外観はどこの団地であるという優しい話から入り、間取り、小物等の時代背景の切り口から細かく刻むように本作への考察が展開されました。団地団の方々を前にしてで驚いたことは、ものすごく隅々まで観察していらっしゃることでした。「そこ!?」と思うようなことでも、団地団の手にかかれば考察が出来てしまう、とんでもない方達でした。私が印象に残っている話は、テーブルクロスの話、パッチワークの闇、プリンの個数の闇等々、、、、あげれば本当にキリがないのでやっぱり絞りきれません。
本プログラムは映画105分+トーク45分でしたが、実はその後部屋を移動し番外編を行いました。団地にまつわる映画や漫画等の作品を紹介頂き展開されました。この番外編総計184分お話しいただきまして、団地団トーク総時間229分。映画から参加の方は334分お付き合いいただきました。
こんなに長く充足感に満ちたプログラムは中々ないと思います。個人的に団地団の次イベントへの参加を決定させてしまうぐらい楽しい時間でありました。長時間お付き合いいただいた、団地団の皆様、ご来場の皆様大変お疲れ様でした。ありがとうございました!またやりましょう!