第29回映画祭TAMA CINEMA FORUM

プログラムレポート

【B-4】映画界のミューズ 女優・前田敦子

11/24[日] パルテノン多摩小ホール
  • 15:30-16:30
    Seventh Code
  • 16:45-18:45
    旅のおわり世界のはじまり
  • 19:00-19:40
    トーク
    ゲスト:前田敦子氏、黒沢清監督

『Seventh Code』から3作品でタッグを組んでいる黒沢清監督と前田敦子さんだけにトークも息がぴったりあって、黒沢監督の前田さんへの第一印象から話は始まりました。TVドラマの「ロボット女子高生」の前田さんを観て面白いと思ったのが興味をもった最初で、『1905』という映画を撮ることになってオファーした際、直接お会いして更に魅力を感じられたそうです。その作品の製作が中止になってしばらくして秋元康プロデューサーから前田さんのPVを撮って欲しいとの依頼があった。その条件が「時間は何分でもいい、歌を入れなくてもいい。なんでもいいけど、撮影場所は東アジアではなく、ヨーロッパでなくその中間あたりだと前田敦子の個性が輝く」と言われて、『Seventh Code』をロシアで日本に一番近いウラジオストックで撮ることになったとのこと。前田さんは「賞味5日間の撮影で、23時ぐらいにならないと陽が落ちないので夜のシーンを撮るのは日付が変わった後だったのが大変でした」と撮影の思い出を語られました。

『旅のおわり世界のはじまり』ではプロデューサーから黒沢監督にウズベキスタンで映画を撮らないとの誘いがあり、劇中でナポリ劇場を使うことが条件。主人公が歌えばいいかもと思ったときに前田さんが思い浮かんだとのこと。前田さんは歌唱曲が『愛の讃歌』と知って、なんてこったと後悔したが、3ヶ月間練習の時間をとらせていただいて、ラストの歌唱は高地で納得するまで歌ったそうです。

黒沢監督は前田さんをヨーロッパやアメリカでは無い国で撮ったことによって、映画の可能性を探ることができた。今度前田さんと組む時は未知の謎を解明するインテリ学者みたいな役をやって欲しいとオファーがあり、前田さんは黒沢監督に撮っていただけるのであればどんな役でもやりますと応えていらっしゃいました。

客席とのQ&AではAKBに入る前から女優をやりたいと言い続けていたらそれが今叶っているので、目標を持ち続けることが大切と前田さんが観客の方を励まされていたのが印象的でした。

リンク:

レポート一覧

【A-1】
第11回TAMA映画賞授賞式
長いお別れ
授賞式
嵐電
【B-2】
スクリーンに映える魅惑の役者 成田凌
さよならくちびる
トーク:
成田凌氏、今泉力哉監督、木村和平氏
愛がなんだ
【B-4】
映画界のミューズ 女優・前田敦子
Seventh Code
旅のおわり世界のはじまり
トーク:
前田敦子氏、黒沢清監督
【B-5】
日本のジャーナリズムを考える2019
記者たち ~衝撃と畏怖の真実~
新聞記者
トーク:
河村光庸プロデューサー、松崎健夫氏
【B-6】
暗闇の中の光 ―山戸結希監督特集―
溺れるナイフ
ホットギミック ガールミーツボーイ
トーク:
山戸結希監督、志磨遼平氏
【B-8】
あふれる映画愛 井浦新特集
こはく
嵐電
トーク:
鈴木卓爾監督、あがた森魚氏
【C-2】
笑って泣けて考える ~進化するインド映画~
ヒンディー・ミディアム
トーク:
アンジャリ<八尋美樹>氏
シークレット・スーパースター
【C-4】
南米音楽の二人の巨匠
ピアソラ 永遠のリベルタンゴ
ジョアン・ジルベルトを探して
トーク:
中原仁氏
【C-9】
万歳!ここは愛の道
万歳!ここは愛の道
トーク:
石井達也監督、根矢涼香氏、松崎健夫氏
【C-12】
福島の声を聴く
福島は語る
トーク&ミニライブ:
寺尾紗穂氏
【C-13】
松田優作生誕70周年
トーク:
丸山昇一氏
処刑遊戯
野獣死すべし
【C-15】
団地団、TAMAに参上2019
団地 七つの大罪
トーク:
団地団(大山 顕氏、佐藤 大氏、稲田豊史氏、速水健朗氏、妹尾朝子氏、山内マリコ氏)
【D-2】
逆輸入型新進気鋭監督 長久允×奥山大史
Tokyo 2001/10/21 22:32-22:41
そうして私たちはプールに金魚を、
僕はイエス様が嫌い
WE ARE LITTLE ZOMBIES(ウィーアーリトルゾンビーズ)
トーク:
長久允監督、奥山大史監督
【D-3】
魔法少年☆ワイルドバージン 先行プレビュー
魔法少年☆ワイルドバージン
トーク:
宇賀那健一監督、山口明氏