第31回映画祭TAMA CINEMA FORUM

プログラム紹介

【O-1】団地団、オンラインで再び参上!『あのこは貴族』TAMA映画賞受賞祝いと至高の団地アニメ『耳をすませば』を語る!―「耳をすませば論」話したいことができました―

11/19[金] オリジナルオンライン配信企画

視聴方法

本プログラムはオンライン限定プログラムとして、YouTube Liveでオンライン配信いたします。配信URL等、詳細についてはこちらのオンラインコンテンツのページに掲載いたします。

「団地団、TAMA に参上」の5シーズンを迎えた今年、COVID19下において昨年度に引き続き、全員別地点からオンラインでTAMAに参上!今年大きく取り上げる作品はスタジオジブリ作品『耳をすませば』。各自、課題として事前に視聴いただいた上でご視聴いただくことを前提としている企画ですが、実際のところは事前視聴がなくても楽しめる企画となっています。課題作品の団地の話から、COVID19下での映画、ゲーム、音楽、その他諸々のサブカルチャーについて語り尽くします。

★事前に『耳をすませば』を自主的に鑑賞しておくとト―クがより一層楽しめます。

団地団

2010年12月、新宿ロフトプラスワンのトークイベントで結成。メンバーがそれぞれの立場から、映画、マンガ、アニメなどに登場する団地について深く考察して大放談を繰り広げる。話題は団地の美観や構造に対する偏愛にとどまらず、団地登場作品の演出論から大衆文化論、果ては都市論や郊外論にまで飛び火。知恵熱必死の知的エンターテインメント集団。

ゲスト紹介(団地団メンバー)

大山 顕 氏

Oyama Ken

フォトグラファー/ライター。1972年生まれ。「住宅都市整理公団」(団地マニアのための団体。2000年に設立。団員は2人)の総裁。10年に佐藤大、速水健朗とともに「団地団」を結成。主な著書に「団地の見究」「工場萌え」(共に東京書籍)「ジャンクション」(メディアファクトリー)、「ショッピングモールから考える――ユートピア・バックヤード・未来都市」(東浩紀との共著、幻冬舎新書)など。

佐藤 大 氏

Sato Dai

1969年生まれ。脚本家。代表作にアニメ「 カウボーイビバップ」(98年)、「交響詩篇エウレカセブン」 シリーズ(2005~18年)、「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」(02年)、「スーパー・クルックス」、ゲーム「 バイオハザード リベレーションズ」「エクストルーパーズ」 など。映画の脚本では『サイダーのように言葉が湧き上がる』( 21年/監督:イシグロキョウヘイ)、公開待機作に『さよなら、ティラノ』(21年/監督:静野孔文)、 『ドラえもん のび太の宇宙小戦争 2021』(22年/監督: 山口晋)など。

速水 健朗 氏

Hayamizu Kenro

ライター・編集者。ラーメンからショッピングモールまであれこれ執筆。たまにテレビやラジオのコメンテイターなどもやってます。主な著書に「ラーメンと愛国」「バンド臨終図巻」など。愛車は黄色の日産マーチ・カブリオレ。

稲田 豊史 氏

Inada Toyoshi

編集者・ライター。1974年生まれ。映画配給会社ギャガ・コミュニケーションズ(現・ギャガ)、およびキネマ旬報社でDVD業界誌編集長、書籍編集者を経て、2013年に独立。著書に「セーラームーン世代の社会論」(すばる舎リンケージ)、「ドラがたり のび太系男子と藤子・F・不二雄の時代」(PLANETS)、「ぼくたちの離婚」(角川新書)、「『こち亀』社会論 超一級の文化史料を読み解く」(イースト・プレス)がある。団地団との出会いは、キネマ旬報社の社員だった11年。トークイベントの第2回に足を運んだその日に書籍化をもちかけ、編集担当として「団地団 ~ベランダから見渡す映画論~」を制作した。当初は裏方だったが、独立を機に正式メンバーに昇格、登壇するようになる。

妹尾 朝子 氏

Seo Asako

企画・シナリオ・演出担当の小沢高広、作画・演出担当の妹尾朝子からなる二人組漫画家。代表作「大東京トイボックス」シリーズ。その他「ちゃぶだいケンタ」「南国トムソーヤ」「きょくまん」「青空ファインダーロック」「STEVES」「おもたせしました。」「アイとアイザワ」など。現在は、eスポーツの世界を描くトイボシリーズ最新作「東京トイボクシーズ」、育児エッセイマンガ「ニブンノイクジ」などを連載中。2016年「団地団」へ入団。

山内 マリコ 氏

Yamauchi Mariko

1980年生まれ、富山県出身。作家。大阪芸術大学映像学科卒。2008年「女による女のためのR-18文学賞」読者賞を受賞し、12年「ここは退屈迎えに来て」でデビュー。主な著書に「アズミ・ハルコは行方不明」「さみしくなったら名前を呼んで」「選んだ孤独はよい孤独」などがある。団地団への参加は13年秋から。16年に刊行した長編小説「あのこは貴族」が岨手由貴子監督によって映画化され、本年度TAMA映画賞最優秀作品賞を受賞!

プログラム一覧

前田弘二監督、森直人氏(映画評論家)
土井裕泰監督、那須千里氏(映画評論家)
城定秀夫監督、今泉力哉監督、みらん氏(ミュージシャン)、森直人氏(映画評論家)
今泉力哉監督、城定秀夫監督、LIGHTERS(ミュージシャン)、森直人氏(映画評論家)
切通理作氏(文筆家)、橋場万里子氏(多摩市文化振興財団学芸員)、鳥居俊平太氏(たまロケーションサービス副代表)
松本壮史監督、祷キララ氏
小林えみ氏(マルジナリア書店、よはく舎代表)、落合加依子氏(小鳥書房 店主/代表)
日向史有監督
大野大輔監督、早織氏、川上なな実氏、濱正悟氏、西山小雨氏
岨手由貴子監督、山内マリコ氏(作家)、西森路代氏(ライター)
山崎まどか氏(コラムニスト)、児玉美月氏(映画執筆家)、ゆっきゅん氏(歌手)
団地団(大山顕氏、佐藤大氏、稲田豊史氏、速水健朗氏、妹尾朝子氏、山内マリコ氏)