第29回映画祭TAMA CINEMA FORUM

プログラム紹介

【D-3】魔法少年☆ワイルドバージン 先行プレビュー

12/1[日] ヴィータホール

チケット料金

一般
前売:1,500円 / 当日:1,800円
子ども(4歳~小学生)
前売:800円 / 当日:900円

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魔法少年☆ワイルドバージン

  • 2019年/Vandalism製作/103分
  • 監督・脚本=宇賀那健一
  • 製作=小野川浩幸
  • 脚本=今田健太郎、今村竜士
  • 撮影=八重樫肇春
  • 編集=小美野昌史
  • 主題歌=忘れらんねえよ
  • 出演=前野朋哉、佐野ひなこ、芹澤興人、田中真琴、濱津隆之、斎藤工

コメント

保険会社に勤める星村(前野)は会社での営業成績は万年最下位でうだつが上がらない日々を過ごしていたが、ある日、会社に秋山(佐野)というかわいい女性が入社してくる。冴えない星村に優しく、また、ヒーロー「ワイルドバージニア」が好きという共通点があり、星村は秋山に好意を抱く。星村は童貞のまま30歳を迎え魔法使いとなってしまうが、ヒーローとして立ち上がる。

キャプテン・アメリカは94歳の童貞だ。ジョーカーもジョーカーになる前は童貞だ(ジョーカーには恋人のハーレイ・クインがいるけど)。意に沿わずヒーローになってしまうところはスパイダーマンに似ている(スパイディも童貞だし)。亡き母との約束を忘れない星村はガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのスターロードにも似ている。ワイルドバージンズのコスチュームはキャプテン・アメリカに似ている(かもしれない)。

『魔法少年☆ワイルドバージン』はマーベル、D Cに対する日本の回答であり、ヒーローの系譜を正しく受け継いでいるのだ。(秀)

ゲスト紹介

宇賀那 健一 監督

UGANA KENICHI

1984年生まれ、神奈川県出身。俳優、映画監督、脚本家。高校生の頃から俳優として活躍、大学に入り映画製作に乗り出す。初監督作『発狂』はアメリカの数々の映画祭に入選。また、ゆうばりファンタスティック映画祭2011では宇賀那健一短編作品集として特集が組まれる。2016年に初の長編映画『黒い暴動』を監督。18年には『サラバ静寂』を監督。次回作『転がるビー玉』が来年上映予定。

山口 明 氏

YAMAGUCHI AKIRA

1960年生まれ、千葉県松戸市出身。元デザイナー、現在は現代美術家として自己申告中。コミックや書籍の装丁デザインを手掛け、代表作として「キーチ」、「ザ・ワールド・イズ・マイン」、「東京都北区赤羽」、「捨てがたき人々」。昨年末に出版された「ワイルドチェリーライフ 山口明 童貞力で一億総クリエーター時代を生きる」で世の中を驚愕させた還暦目前童貞。「映画秘宝」で「魁!映画でアート塾」を連載中。

このほか、ご出演の詩歩氏、水石亜飛夢氏がトークゲストとしてご登壇。二見悠氏がご登壇を予定されています。

プログラム一覧

成田凌氏、今泉力哉監督、木村和平氏(写真家)
前田敦子氏、黒沢清監督
河村光庸プロデューサー 松崎健夫氏(映画評論家)※ビデオメッセージあり(シム・ウンギョン氏、藤井道人監督)
山戸結希監督、志磨遼平氏(ドレスコーズ)
横尾初喜監督、井浦新氏
鈴木卓爾監督、あがた森魚氏(ミュージシャン)、井浦新氏、大森元気氏
鈴木洋平監督、柳英里紗氏、杉原永純氏(元YCAMキュレーター、映画キュレーター、プロデューサー)
アンジャリ<八尋美樹>氏(インド楽しいこと案内人)
佐藤零郎監督、渥美喜子氏(gojo/映画ライター・シネ砦集団代表)
中原仁氏(音楽プロデューサー)
石井達也監督、根矢涼香氏、松崎健夫氏(映画評論家)
寺尾紗穂氏(音楽家・文筆家、「原発労働者」著者)
丸山昇一氏(脚本家)
杉田協士監督、宮崎大祐監督
団地団
坂本浩一監督、山本千尋氏
今泉力哉監督、北條誠人氏(ユーロスペース支配人)
長久允監督、奥山大史監督
宇賀那健一監督、山口明氏(デザイナー)