第32回映画祭TAMA CINEMA FORUM

プログラム紹介

【B-3】ささやかな光で深みを照らす 磯村勇斗特集

11/20[日] パルテノン多摩小ホール
  • 10:00-11:58
  • 12:10-12:50
    トーク
    ゲスト:磯村勇斗氏
    聞き手:伊藤さとり氏(映画パーソナリティ)
チケット情報

チケット料金

一般
前売:1,500円 / 当日:1,800円
子ども(4歳~小学生)
前売:800円 / 当日:900円

▼インターネットで購入

PassMarket

▼窓口で購入

多摩市立永山公民館(ベルブ永山)

取扱時間:9:00〜17:00
※祝日と休館日(第1・第3木曜)を除く

多摩市立関戸公民館(ヴィータコミューネ)

取扱時間:9:00〜17:00
※祝日と休館日(第1・第3月曜)を除く

パルテノン多摩 総合窓口(【B-1】~【B-8】のみお取扱い)

取扱時間:10:00~19:00
※休館日の11月1日(火)を除く
※インターネット予約と電話予約は対象外
会場アクセス

パルテノン多摩 小ホール

〒206-0033 東京都多摩市落合2-35
小田急多摩線/京王相模原線/多摩都市モノレール「多摩センター駅」より徒歩5分。(パルテノン大通りを直進)

ビリーバーズ

  • 2022年/『ビリーバーズ』製作委員会/クロックワークス、SPOTTED PRODUCTIONS配給/118分
  • 監督・脚本・編集=城定秀夫
  • 原作=山本直樹
  • 製作=藤本款、久保和明、直井卓俊
  • プロデューサー=原口陽平、秋山智則、久保和明
  • 撮影=工藤哲也
  • 音楽=曽我部恵一
  • 出演=磯村勇斗、北村優衣、宇野祥平、毎熊克哉、山本直樹
15歳未満の方のご鑑賞はできません

ストーリー

とある無人島で暮らす2人の男と1人の女。宗教的な団体に所属する彼らは、俗世の汚れを浄化して安住の地を目指すための修行としてメールで送られてくるさまざまな指令を実行しながら、時折届くわずかな食料でギリギリの生活を送っていた。そんな彼らの日常はほんの些細な問題から綻びを見せはじめ、互いの本能と欲望が暴き出されていく―。

コメント

瞑想、夢の報告、テレパシー実験……“安住の地”を目指し、無人島で共同生活を送る3人の男女。彼らは「みんなのために頑張りましょう」を合言葉に、同じTシャツを着て、お互いのことを「議長」「副議長」「オペレーター」と呼び合う。その異様な生活を見て、彼らは自分とは違う“ヤバい”人たちだと思わざるを得ない。そして、メインの3人を演じた磯村勇斗、北村優衣、宇野祥平の熱量のある演技によって、物語の“ヤバさ”は加速していく。しかし、一貫して真面目に信仰を続ける彼らを見ていると、形は違ってもこういう世界が実在するのではないかと思わされた。同じものを信じることしか繋がりがなかった彼らが、決して豊かとは言えない無人島で極限を迎えた時、人間の本能と欲望が露わになっていく様は、笑ってしまうほど可笑しくもあり、身につまされるようでもあった。(水)

ゲスト紹介

磯村 勇斗 氏

Isomura Hayato

1992年生まれ、静岡県出身。高校時代から地元の劇団に出演し、その後は小劇場を中心に活動した。テレビドラマ「仮面ライダーゴースト」(2015年)、連続テレビ小説「ひよっこ」(17年)、「今日から俺は!!」(18年)、『サ道』シリーズ(19年〜21年)などに出演。『ヤクザと家族 The Family』『劇場版 きのう何食べた?』(いずれも21年)で第45回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。『前科者』『PLAN 75』『ビリーバーズ』『さかなのこ』『異動辞令は音楽隊!』『カメの甲羅はあばら骨』(いずれも22年)など、出演作の公開が続く。

伊藤 さとり 氏

Ito Satori

映画評論・映画パーソナリティ・心理カウンセラー。邦画、洋画問わず年間500本以上の映画を鑑賞。映画舞台挨拶や完成披露会見などのMCを数多く担当し、心理学的な視点からも映画を解説・評論。「ぴあ」、web「GLOW」(宝島社)ほかでの映画評連載や、YouTube「新・伊藤さとりと映画な仲間たち」での俳優対談番組、「めざましテレビ」「ひるおび」での映画コーナーなど、幅広いメディアで映画を紹介。著書に「2分で距離を縮める魔法の話術 人に好かれる秘密のテク」(ワニブックス)。

プログラム一覧

白鳥玉季氏 李相日監督
磯村勇斗氏 伊藤さとり氏(映画パーソナリティ)
狩山俊輔監督 鶴谷香央理氏(原作者) 中井圭氏(映画解説者)
小林啓一監督 中井圭氏(映画解説者)
早川千絵監督 金原由佳氏(映画ジャーナリスト)
森井勇佑監督 大沢一菜氏 青葉市子氏(音楽家)
山口路子氏(作家)
安川有果監督 小原治氏(ポレポレ東中野スタッフ)
杉田協士監督 東直子氏(歌人) 荒木知佳氏
川北ゆめき監督 いまおかしんじ氏(本作脚本) 青木柚氏 中村守里氏
いまおかしんじ氏(本作脚本) 小出恵介氏 日高七海氏 森直人氏(映画評論家)
斉加尚代監督 志田陽子氏(武蔵野美術大学教授)
伊藤春奈氏(花束書房) 水上文氏(文筆家)
宇田川幸洋氏(映画評論家)
山野晃プロデューサー 片山慎三監督 松崎健夫氏(映画評論家)
鈴木卓爾氏 翁華栄氏 さとうこうじ氏 鈴木秀幸氏(共同脚本)
西垣吉春監督
大山顕氏 佐藤大氏 稲田豊史氏 速水健朗氏 妹尾朝子氏 山内マリコ氏 久保寺健彦氏
平一紘監督 玉代㔟圭司氏 平隆人氏 南里美希氏