第32回映画祭TAMA CINEMA FORUM

プログラム紹介

【B-8】永遠の憧れ オードリー・ヘプバーンに愛をこめて

11/27[日] パルテノン多摩小ホール
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チケット情報

チケット料金

一般
前売:1,200円 / 当日:1,400円
子ども(4歳~小学生)
前売:800円 / 当日:900円

▼インターネットで購入

PassMarket

▼窓口で購入

多摩市立永山公民館(ベルブ永山)

取扱時間:9:00〜17:00
※祝日と休館日(第1・第3木曜)を除く

多摩市立関戸公民館(ヴィータコミューネ)

取扱時間:9:00〜17:00
※祝日と休館日(第1・第3月曜)を除く

パルテノン多摩 総合窓口(【B-1】~【B-8】のみお取扱い)

取扱時間:10:00~19:00
※休館日の11月1日(火)を除く
※インターネット予約と電話予約は対象外
会場アクセス

パルテノン多摩 小ホール

〒206-0033 東京都多摩市落合2-35
小田急多摩線/京王相模原線/多摩都市モノレール「多摩センター駅」より徒歩5分。(パルテノン大通りを直進)

オードリー・ヘプバーン

  • 2020年/イギリス/STAR CHANNEL MOVIES配給/100分
  • 監督=ヘレナ・コーン
  • 製作=ニック・タウシグ、アナベル・ウィゴダー
  • 撮影=シモーナ・ススネア
  • 音楽=アレックス・ソマーズ
  • 編集=マーク・キーディ
  • 出演=オードリー・ヘプバーン、ショーン・ヘプバーン・ファーラー、エマ・キャスリーン・ヘプバーン・ファーラー

ストーリー

永遠の妖精と呼ばれ、美の概念を変えた革新的な存在でスターとしての名声を得たオードリー。世界中から「愛された」彼女は一方、実生活では愛に恵まれなかった。しかし、「人生の最後に、自分のことを好きになれた」と語る彼女の本当の人生とは―。今解き明かされるオードリーの生き方は、あなただけの幸せを見つけてくれる。

コメント

オードリーが旅立って30年が過ぎ去ろうとしている今、名声に隠された本当の姿を描く、初のドキュメンタリー映画が公開された。自分のことを多くは語らなかったオードリー。そんな彼女に迫る作品は大変貴重である。そして、作中のオードリー出演作品やテレビ番組の中で見せるチャーミングな表情は、何度見ても心惹かれる。

本作は、本当のオードリーを知る家族、今や数少ないヘプバーンと関わりのあった友人やその子供たち、監督、共演者などのインタビューで解き明かしていく。伝記や書籍でオードリーの言葉を目にすることはあったが、実際に映像で話している姿を見るとより心に響くものがある。特に晩年、ユニセフで世界中の恵まれない子どもたちのために尽力するオードリーや子どもたちの姿には胸が打たれる。今も世界中で紛争が続いていることに彼女はきっと心を痛めているだろう。私たちも何かできることをしなければと思い起こさせる力がある。(未)

いつも2人で

  • 1967年/アメリカ/112分
  • 監督・製作=スタンリー・ドーネン
  • 原作・脚本=フレデリック・ラファエル
  • 撮影=クリストファー・チャリス
  • 音楽=ヘンリー・マンシーニ
  • 出演=オードリー・ヘプバーン、アルバート・フィニー、ウィリアム・ダニエルズ、ジャクリーン・ビセット

ストーリー

今では倦怠期を迎えたふたり、建築家マーク(A・フィニー)と美しい妻ジョアンナ(A・ヘップバーン)は、馴れ初めの地フランスを自動車旅行していた。ふたりは12年前、ヒッチハイクをして知り合い、一緒にフランス国内を歩くうち、恋におち、結ばれたのであった。ふたりの12年間の軌跡を描いたロード・ムービー。

コメント

劇中では倦怠期を迎えたふたりが描かれているが、撮影中のふたりはよくしゃべり、冗談を言い合い笑っていたそうだ。車中のシーンではふたりともよく吹き出し、何度も撮り直したと言われている。撮影現場の明るい様子やオードリーが本作の自身の演技を「良い」と評価していることもあり、オードリーファンとしては映画を観る前から好印象だった。そして、期待を裏切らない何度も観たくなる作品である。

また、12年間それぞれの時代を表した車やファッションが作品の魅力の1つになっており、ジバンシィの衣装を封印し1960年代の最先端の衣装を着こなす新たなオードリールックも必見である。

作中でマークは度々パスポートをなくしたといって騒ぎ出し、ジョアンナは毎回すかさず彼にパスポートを差し出す。マークの子どもっぽさや彼女を信頼している様子、ジョアンナの母性や茶目っ気、パスポートのやり取りにその時々のふたりの関係性がぎゅっと詰まっているのがたまらない。(未)

ゲスト紹介

山口 路子 氏

Yamaguchi Michiko

1966年生まれ。作家。美術エッセイ、小説、「生き方シリーズ」「読むことで美しくなる本シリーズ」など著書多数。オードリーについての著書は「それでもあなたは美しい~オードリー・ヘップバーンという生き方」(ブルーモーメント)、「オードリー・ヘップバーンの言葉」(大和書房)があり、多くの人の共感を呼び版を重ねている。

プログラム一覧

白鳥玉季氏 李相日監督
磯村勇斗氏 伊藤さとり氏(映画パーソナリティ)
狩山俊輔監督 鶴谷香央理氏(原作者) 中井圭氏(映画解説者)
小林啓一監督 中井圭氏(映画解説者)
早川千絵監督 金原由佳氏(映画ジャーナリスト)
森井勇佑監督 大沢一菜氏 青葉市子氏(音楽家)
山口路子氏(作家)
安川有果監督 小原治氏(ポレポレ東中野スタッフ)
杉田協士監督 東直子氏(歌人) 荒木知佳氏
川北ゆめき監督 いまおかしんじ氏(本作脚本) 青木柚氏 中村守里氏
いまおかしんじ氏(本作脚本) 小出恵介氏 日高七海氏 森直人氏(映画評論家)
斉加尚代監督 志田陽子氏(武蔵野美術大学教授)
伊藤春奈氏(花束書房) 水上文氏(文筆家)
宇田川幸洋氏(映画評論家)
山野晃プロデューサー 片山慎三監督 松崎健夫氏(映画評論家)
鈴木卓爾氏 翁華栄氏 さとうこうじ氏 鈴木秀幸氏(共同脚本)
西垣吉春監督
大山顕氏 佐藤大氏 稲田豊史氏 速水健朗氏 妹尾朝子氏 山内マリコ氏 久保寺健彦氏
平一紘監督 玉代㔟圭司氏 平隆人氏 南里美希氏