第32回映画祭TAMA CINEMA FORUM

プログラム紹介

【B-6】ファミリー・デー クレしん×ミニオンズ最新作上映

11/26[土] パルテノン多摩小ホール
チケット情報

チケット料金

一般
前売:1,200円 / 当日:1,400円
子ども(4歳~小学生)
前売:800円 / 当日:900円

▼インターネットで購入

PassMarket

▼窓口で購入

多摩市立永山公民館(ベルブ永山)

取扱時間:9:00〜17:00
※祝日と休館日(第1・第3木曜)を除く

多摩市立関戸公民館(ヴィータコミューネ)

取扱時間:9:00〜17:00
※祝日と休館日(第1・第3月曜)を除く

パルテノン多摩 総合窓口(【B-1】~【B-8】のみお取扱い)

取扱時間:10:00~19:00
※休館日の11月1日(火)を除く
※インターネット予約と電話予約は対象外
会場アクセス

パルテノン多摩 小ホール

〒206-0033 東京都多摩市落合2-35
小田急多摩線/京王相模原線/多摩都市モノレール「多摩センター駅」より徒歩5分。(パルテノン大通りを直進)

映画クレヨンしんちゃん もののけニンジャ珍風伝

  • 2022年/シンエイ動画、テレビ朝日、ADK、双葉社製作/東宝配給/100分
  • 監督・脚本=橋本昌和
  • 原作=臼井儀人
  • 脚本=うえのきみこ
  • 音楽=荒川敏之、宮崎慎二
  • 主題歌=緑黄色社会
  • 声の出演=小林由美子、ならはしみき、森川智之、こおろぎさとみ、高垣彩陽、花江夏樹、浦山迅、悠木碧、雨宮天、川栄李奈、山田孝之、ハライチ(岩井勇気・澤部佑)

ストーリー

ある日、野原家を屁祖隠ちよめと5才の珍蔵の母子が訪れ、5年前に病院のミスで子どもの取り違えが起きてしまったと告げる。その夜、珍蔵と間違われたしんのすけは、ちよめと共に忍者の里へ連れ去られ、そこで地球のエネルギーが噴き出す「地球のへそ」の栓を守る「もののけの術」を会得するため、忍者幼稚園に通うことになってしまう。

コメント

映画化30周年記念作品ということで、「しんのすけ」の名前の由来が語られるところからスタート。親子愛をメインテーマにギャグをこれでもかと盛り込んだ涙と笑いに満たされる1本となっている。

何でも背負い込もうとするちよめに向けた「素直に『助けて』って言えばいいの」と言うみさえのメッセージや、術の副作用でゴリラになったちよめの夫=仕事一筋で話が通じないお父さんのメタファーと、ストーリーは割と大人目線で作られている。一番の見どころは、忍者の里で家族から「しんのすけ」と呼ばれた時のことを一つ一つ思い出すシーンだった。

一方で、モノボケの術、ハラノ・シタゲー博士のギャランドゥ、ジジイが5人で5Gなど、ギャグが相変わらずキレキレで、劇場にいた子どもたちから何度も笑い声が上がっていた。ひまわりの出したもののけの正体(と声優)がわかった瞬間は、「くだらない」と笑いを漏らしつつ、伏線回収の鮮やかさに感心してしまった。(理)

ミニオンズ フィーバー

  • 2022年/アメリカ/東宝東和配給/88分
  • 監督=カイル・バルダ
  • 共同監督=ブラッド・エイブルソン、ジョナサン・デル・バル
  • 日本語吹替版キャスト
  • グルー役=笑福亭鶴瓶
  • ワイルド・ナックルズ役=市村正親
  • ベル・ボトム役=尾野真千子
  • マスター・チャウ役=渡辺直美

ストーリー

悪党集団“ヴィシャス・シックス”に憧れている11歳のグルー少年。ところがそのリーダー、ワイルド・ナックルズは仲間の裏切りにあい、谷底へ……。欠員募集をするヴィシャス・シックスに名乗りを上げるグルーだったが、子どものくせにと笑われた悔しさで彼らが盗んだ伝説の石ゾディアック・ストーンを盗んでしまう!

コメント

少しややこしいが、『ミニオンズ』シリーズとしてはこれが『ミニオンズ』に続く2作目。残り3作は『怪盗グルー』シリーズである。

これら5作品を通じて活躍(いや邪魔?)するのが、皆さん一度は目にしたことがあるミニオンたち。これがどうしようもなく愛すべきアホの子たちなのだ。助けにいこうとするはずが、かえってドツボにはまったり、横道にそれてしまったり。ああ、かわいい。ほぼ何を言っているかわからない「ミニオン語」が字幕もなく進むからこそ、表情や動きだけで面白さが伝わり、言葉や年齢を超えて万人が楽しめる。大仰に言ってしまえば、サイレント映画のスラップスティック・コメディ的な面白さもあるのだ、多分。

シリーズ2作目だが、5作品の時系列で言うと怪盗グルーとミニオンの出会いの物語なので、むしろここから入るのもあり寄りのあり!(お)

プログラム一覧

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