第32回映画祭TAMA CINEMA FORUM

プログラム紹介

【D-4】TAMA NEW WAVE ある視点 ―Vol.4―

11/13[日] ベルブホール
チケット情報

チケット料金

一般
前売:1,000円 / 当日:1,200円
子ども(4歳~小学生)
前売:800円 / 当日:900円

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多摩市立永山公民館(ベルブ永山)

取扱時間:9:00〜17:00
※祝日と休館日(第1・第3木曜)を除く

多摩市立関戸公民館(ヴィータコミューネ)

取扱時間:9:00〜17:00
※祝日と休館日(第1・第3月曜)を除く
会場アクセス

ベルブホール

〒206-0025 東京都多摩市永山1-5
小田急多摩線/京王相模原線「永山駅」より徒歩2分。ベルブ永山5階

まっかな嘘

  • 2021年/39分
  • 監督・脚本=朱池亮人
  • 撮影=シンヤ イシマツ
  • 音楽=KENTA HAYASHI
  • 出演=渡邊小百合、渡邊卓、植原好史、馬場菜穂、山口ミト、ZEN
予告編

作品紹介

漫画家ミユキは、自作の“小津調”漫画の主人公「ピノ天&ピノ子」と北鎌倉の古民家で暮らしている。韓流ヲタク仲間のピノ子とは、毎晩“推し”の話で持ちきり。ある日、ミユキの家をドラマ撮影で使用したいと電話が入る。渋々、承諾するミユキだったが……。

監督からのメッセージ

「嘘」という存在にフォーカスしたノスタルジックで今っぽい“お変”な映画になっています。「嘘」の線引きや捉え方で、もしかしたら今見えている世界は少し変わるかもしれません。主人公ミユキが自作漫画で「嘘」と向き合うように、私も本作で「嘘」と向き合いました。まあ「嘘」ですけども。ゆるーく楽しんでください!

朱池 亮人(あかいけ りょうと)監督

1986年生まれ、東京都出身。国外を中心に活動する日本画家。近年では“巻き込み型”映像ユニットHORISHIROにまんまと巻き込まれたかたちで脚本・監督を担当。絵画表現と並行しながら映像表現活動を行っている。

明けまして、おめでたい人

  • 2022年/83分
  • 監督=ウトユウマ
  • 脚本=山脇辰哉
  • 撮影=佐藤雅樹
  • 音楽=山岸健太
  • 出演=山脇辰哉、羽音、秋元龍太朗、斉藤天鼓、齋藤拓海、億なつき、片田陽依、古川和子、青木裕基、岸田百波
予告編

作品紹介

俳優・山脇辰哉は仕事も恋も上り調子だ。最近できた「彼女みたいな人」は元彼と縁を切るため帰省する。そんな「彼女みたいな人」を送り出し、地元の友達と毎年恒例の“桃鉄”をしながら年を越す山脇。その後は家族とおばぁちゃん家へ。いつも通りの年明け、いつも通りの初日の出。「日の出最高!!」「42年は忘れない!!」俳優・山脇辰哉の身に実際に起きた年末の出来事を書き起こした作品。

監督からのメッセージ

昨年6月に舞台「明けまして、おめでたい人」を観劇した時は、僕はお客さんでした。良い意味で舞台では「衝動」というものが全面に出ていて、それをじゃあ僕は、どう「映画」にしようか?と考えました。舞台では為し得なかった場所や人で出来る限り撮ろう、見守ることにしよう、そう決めました。そんな所が伝われば良いなぁと思います。終わったら感想聞かせて下さいね。

ウトユウマ監督

1988年生まれ、長崎県出身。ミルズズ(劇団)主宰。地元で海上自衛隊イージス艦勤務後、上京。俳優活動の傍ら2016年に1年制の映画学校に通い『の後』『だとて』を製作。卒業後はミルズズを旗揚げし「唇切れた、痛い」「ドリームタイム」を上演。今作品が初長編作品となる。

あなたと私の二人だけの世界

  • 2021年/54分
  • 監督・脚本=小村昌士
  • 撮影=千田瞭太
  • 音楽=宇波拓
  • 出演=白石優愛、大友律、渋江譲二、菊田倫行、内田慈
予告編

作品紹介

都内のとある雑居ビルの一室で行われている恋愛術教室に通う下田優(28)は、同じ日に行われている護身術教室に通う櫻井舞子(20)に一目惚れをしてしまう。

監督からのメッセージ

現代の男女間について描いた作品です。それぞれのレッスンは極端な思想のもとに開催されていますが、同じような悩みを持っている人は現実に存在していて、あくまでリアルな表現に拘りました。と言いつつも、現実であまり見かけることのない人間が登場します。魅力的な役者さんたちが見事に演じてくださいました。是非楽しんでください。

小村 昌士(こむら まさし)監督

1992年生まれ、大阪府出身。大阪芸術大学映像学科を卒業後、ENBUゼミナール映画監督コースに入学。これまでに数本の監督作と脚本作、また役者としての出演作がある。初の長編監督映画『POP!』はMOOSIC LAB[JOINT]2020-2021グランプリ・最優秀女優賞を受賞した。

めためた

  • 2022年/72分
  • 監督=鈴木宏侑
  • 脚本=新井秀幸、鈴木宏侑
  • 撮影=近藤康太郎
  • 音楽=入江陽、Yohey Comeon、光由、井山実莉
  • 出演=新井秀幸、和座彩、錫木うり、橋本つむぎ、柳谷一成、金谷真由美、池内明世、野呂健一、鍛代良、久保田翔
予告編

作品紹介

スランプに陥り苦心する作家は、現実逃避するかの如く女にすがる日々を送っていた。そんな作家の前に、別れたはずの元彼女が現れる。ツクシは家を飛び出して数年の歳月が経っていた。ある日妹の就職祝いで彼氏を連れて久方ぶりの実家へと帰省する。夫の提案で妊活を始めた夫婦。数日後、夫は検査結果を聞くが妻は言葉を濁す。不条理に満ちる世界が織りなした物語の行く末は。

監督からのメッセージ

この作品は撮影前に明確なシナリオがあったわけではなく、設定と大きな枠組みだけを決め役者さんとの対話のなかで撮影・編集の工程を経て更に構想を練り直すというプロセスで作りました。完成に向けて真っ直ぐに進むというよりは映画の可能性を模索し寄り道をしながら作った作品です。

鈴木 宏侑(すずき こうすけ)監督

1983年生まれ、兵庫県出身。映画監督をしながら役者・スタッフとしても活動。監督作品『KIRO』『ちょこちょこ』『光の窓』『黒奏』。出演作品『未来の記録』『Noise』『解放区』『ミッドナイトスワン』『闇金サイハラさん』。スタッフ作品『タイトル、拒絶』『鈴木さん』。

プログラム一覧

白鳥玉季氏 李相日監督
磯村勇斗氏 伊藤さとり氏(映画パーソナリティ)
狩山俊輔監督 鶴谷香央理氏(原作者) 中井圭氏(映画解説者)
小林啓一監督 中井圭氏(映画解説者)
早川千絵監督 金原由佳氏(映画ジャーナリスト)
森井勇佑監督 大沢一菜氏 青葉市子氏(音楽家)
山口路子氏(作家)
安川有果監督 小原治氏(ポレポレ東中野スタッフ)
杉田協士監督 東直子氏(歌人) 荒木知佳氏
川北ゆめき監督 いまおかしんじ氏(本作脚本) 青木柚氏 中村守里氏
いまおかしんじ氏(本作脚本) 小出恵介氏 日高七海氏 森直人氏(映画評論家)
斉加尚代監督 志田陽子氏(武蔵野美術大学教授)
伊藤春奈氏(花束書房) 水上文氏(文筆家)
宇田川幸洋氏(映画評論家)
山野晃プロデューサー 片山慎三監督 松崎健夫氏(映画評論家)
鈴木卓爾氏 翁華栄氏 さとうこうじ氏 鈴木秀幸氏(共同脚本)
西垣吉春監督
大山顕氏 佐藤大氏 稲田豊史氏 速水健朗氏 妹尾朝子氏 山内マリコ氏 久保寺健彦氏
平一紘監督 玉代㔟圭司氏 平隆人氏 南里美希氏