第32回映画祭TAMA CINEMA FORUM

プログラム紹介

【D-12】『森の学校』―映画公開20周年記念―

11/21[月] ベルブホール
チケット情報

チケット料金

一般
前売:1,500円 / 当日:1,900円
子ども(高校生以下)
無料

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多摩市立永山公民館(ベルブ永山)

取扱時間:9:00〜17:00
※祝日と休館日(第1・第3木曜)を除く

多摩市立関戸公民館(ヴィータコミューネ)

取扱時間:9:00〜17:00
※祝日と休館日(第1・第3月曜)を除く
会場アクセス

ベルブホール

〒206-0025 東京都多摩市永山1-5
小田急多摩線/京王相模原線「永山駅」より徒歩2分。ベルブ永山5階

森の学校

  • 2002年/森の学校製作委員会/103分
  • 監督・企画・脚本=西垣吉春
  • 原作=河合雅雄
  • 脚本=片岡昭義、山口セツ
  • プロデューサー=豊島泉、山田裕司
  • 撮影=坂根省三
  • 美術=秋好泰海、極並浩史
  • 照明=安藤清人
  • 録音=四方裕幸
  • 編集=三宅弘
  • 音楽=藤家渓子
  • 出演=神崎愛、篠田三郎、三浦春馬、織本順吉、浅利香津代、雪代敬子

ストーリー

昭和10年代初頭の子どもたちの歓声が響く丹波篠山。ガキ大将の雅雄は、わんぱくだが体が弱い面があり、学校を休むことも。兄弟への劣等感からいら立つ時もあるが、心を癒してくれるのは、篠山の自然。ある日、東京から美代子が転校。虫などを怖がる都会っ子で孤立してしまうが雅雄と自然のなかで遊ぶことで、心を開いていく……。

コメント

映画『森の学校』には、自然が溢れている。かつての日本には周りにたくさんの生き物が棲息する自然があり、親子が三代で暮らし、子どもたちは生命の誕生や老いの様子、そして死を身近に体験することができた。現代の子どもたちは、いつ・どこでそれを学べばいいのでしょうか。

この映画では少年が成長するプロセスにおいて、いかに家族や近隣の人々の存在が大切な役割を果たすかをも描き出している。これも今日の社会における大きな課題である。

昭和10年代初頭の丹波篠山という設定で製作されたこの映画を観ていただくことで、かつての日本の自然と人びとの心の豊かさを思い出し、これからの社会づくり、地域づくりの一助になればと思う。

「やんちゃなこどもは身近にいますか。」
「こどもの自然はどこへ行った?」
「あなたはどんなお父さん?どんなお母さん?」

ともこの映画は訊ねています。(西)

ゲスト紹介

西垣 吉春 監督

Nishigaki Yoshiharu

1947年生まれ、兵庫県丹波篠山市出身。早稲田大学文学部卒業。東映(株)京都撮影所に入所。82年ドキュメントを初監督以来、テレビ映画「照姫七変化」「三匹が斬る」「代表取締役刑事」他の各作品を数話監督。5時間スペシャル番組「徳川家康」「伊達政宗」を師舛田利雄と共同監督。88年度教育映画祭優秀作品賞受賞作『はばたけ明日の瞳』(共和教育映画社)をはじめ、99年度教育映像祭最優秀作品賞(文部大臣賞)受賞作『お母んぼく泣かへんで』(東映教育映像)など社会派映画も多数手がける。

プログラム一覧

白鳥玉季氏 李相日監督
磯村勇斗氏 伊藤さとり氏(映画パーソナリティ)
狩山俊輔監督 鶴谷香央理氏(原作者) 中井圭氏(映画解説者)
小林啓一監督 中井圭氏(映画解説者)
早川千絵監督 金原由佳氏(映画ジャーナリスト)
森井勇佑監督 大沢一菜氏 青葉市子氏(音楽家)
山口路子氏(作家)
安川有果監督 小原治氏(ポレポレ東中野スタッフ)
杉田協士監督 東直子氏(歌人) 荒木知佳氏
川北ゆめき監督 いまおかしんじ氏(本作脚本) 青木柚氏 中村守里氏
いまおかしんじ氏(本作脚本) 小出恵介氏 日高七海氏 森直人氏(映画評論家)
斉加尚代監督 志田陽子氏(武蔵野美術大学教授)
伊藤春奈氏(花束書房) 水上文氏(文筆家)
宇田川幸洋氏(映画評論家)
山野晃プロデューサー 片山慎三監督 松崎健夫氏(映画評論家)
鈴木卓爾氏 翁華栄氏 さとうこうじ氏 鈴木秀幸氏(共同脚本)
西垣吉春監督
大山顕氏 佐藤大氏 稲田豊史氏 速水健朗氏 妹尾朝子氏 山内マリコ氏 久保寺健彦氏
平一紘監督 玉代㔟圭司氏 平隆人氏 南里美希氏