第26回映画祭TAMA CINEMA FORUM
あなたは“くまのキャラクター”と聞いてどのようなキャラクターを思い浮かべますか?九州の熊本で頑張っている黒い子?それとも黄色くてハチミツが大好きな100エーカーの森に住むあの子?どの子も可愛いですよね。現実の動物のクマはちょっと恐ろしいものも多いですが、くまのキャラクターたちは可愛らしいものばかりです。ここであなたにイギリスで大人気のくまのキャラクターのこの子を紹介いたします。名前はパディントン、赤い帽子がトレードマークの紳士的で礼儀正しい子ぐまです。南米ペルーに住んでいた彼は突然の地震で安心して住める家を失い、イギリスのロンドンに引っ越します。しかし、都会の現実は冷たく駅のホームで途方に暮れていたところ、親切なブラウン一家に出会いました。出会った駅の名前からパディントンという名前をもらい、ロンドンでの生活をスタートさせます。原作は世界40カ国以上で出版されている児童文学で、それを最新のCGで表情豊かなキャラクターが活躍する映画になりました。大人から子供まで楽しめる作品です。(寄)
動物が人間のように暮らす大都会、ズートピア。誰もが夢を叶えられる人間も顔負けの超ハイテク文明社会に、史上最大の危機が訪れていた。立ち上がったのは、立派な警察官になることを夢見るウサギのジュディ。夢を忘れたサギ師のニックを相棒に、彼女は奇跡を起こすことができるのか……?『アナと雪の女王』、『ベイマックス』のディズニーが“夢を信じる勇気”にエールを贈る、感動のファンタジー・アドベンチャー。
動物の大きさが私たちの生きている世界と同じように、動物によって小さく、大きく、忠実なサイズで画面におさめられていて、それぞれの目線に立って物語を観ることができ、子どもも大人も楽しめる。
うさぎは警察官になれない、キツネは嘘つき、ナマケモノは遅い、チーターは速く走るなどの概念を持っていることが偏見や差別につながるが、それに囚われずいろんな動物がいていいよ、と人間として大切なことを、動物が気づかせてくれる……。そんな気持ちにさせてくれるジュディとクラッシュ、動物たちに拍手喝采!(藤)