第34回映画祭TAMA CINEMA FORUM

プログラム紹介

【B-1】ファミリー・デー

11/23[祝・土] パルテノン多摩小ホール
チケット情報

チケット料金

一般
前売:1,200円 / 当日:1,400円
子ども(4歳~小学生)
前売:800円 / 当日:900円

▼インターネットで購入

teket(テケト)

▼窓口で購入

永山公民館(多摩市公民館)

取扱時間:9:00〜17:00
[休館日と祝日を除く。休館日:第1木曜、第3木曜]

関戸公民館(多摩市公民館)

取扱時間:9:00〜17:00
[休館日と祝日を除く。休館日:第1月曜、第3月曜]

パルテノン多摩総合案内窓口

取扱時間:10:00〜19:00
[休館日を除く。休館日:11/11(月)、11/12(火)]
※パルテノン多摩が会場の【B-1】〜【B-9】のみ取扱い
※パルテノン多摩の「オンラインチケット」および「電話予約サービス」はご利用いただけません
会場アクセス

パルテノン多摩 小ホール

〒206-0033 東京都多摩市落合2-35
小田急多摩線/京王相模原線/多摩都市モノレール「多摩センター駅」より徒歩5分。(パルテノン大通りを直進)

映画ドラえもん のび太の地球交響楽

  • 2024年/藤子プロ、小学館、テレビ朝日、シンエイ動画、ADKエモーションズ、ShoPro製作/東宝配給/115分
  • 監督=今井一暁
  • 原作=藤子・F・不二雄
  • 脚本=内海照子
  • キャラクターデザイン=河毛雅妃
  • 総作画監督=河毛雅妃・中野悟史
  • 音楽=服部隆之
  • 主題歌=Vaundy「タイムパラドックス」
  • 出演=水田わさび、大原めぐみ、かかずゆみ、木村昴、関智一、平野莉亜菜、芳根京子、石丸幹二、吉川晃司

ストーリー

学校の音楽会に向けて、苦手なリコーダーの練習をしているのび太の前に、不思議な少女ミッカが現れる。のび太の奏でるのんびりとした音色が気に入ったミッカは、音楽がエネルギーになる「音楽(ファーレ)の殿堂」にドラえもんやのび太たちを招待するのだが、そこへ世界から音楽を消してしまう不気味な生命体が迫ってくる。

コメント

「映画ドラえもん」の43作目。原作漫画である大長編ドラえもんのシリーズでは描かれなさそうな「音楽」がテーマに置かれている。というのも、「漫画版ドラえもん」での音楽の扱いといえば、ジャイアンリサイタルやしずかちゃんの下手なバイオリンといったネガティブにも感じられる描写が多いからだ。

本作では、日記のなかで「音楽がなかった。楽しかった」のくだりから始まり、「みんなで音楽をやった。楽しかった」で締めくくられるように、作品を通じて音楽をもっと好きになるような工夫がほどこされている。

特に「時空間チェンジャー」で音の響く風呂場とつながっていたため、空気のない宇宙空間でも音が響くという展開はなるほどと膝を打った。劇伴も音響も凝っており、映画館の音響施設で鑑賞したほうが楽しめる作品である。

余談だが、本作の予告を観た際に編集の巧さに驚いたが、それに携わったのがTAMA映画祭実行委員出身者ということがわかり、何だか誇らしい気持ちになったりもした。(理)

怪盗グルーのミニオン超変身

  • Despicable Me 4
  • 2024年/アメリカ/東宝東和配給/94分
  • 監督=クリス・ルノー
  • 共同監督=パトリック・デラージ
  • 脚本=マイク・ホワイト、ケン・ダウリオ
  • 音楽=ヘイター・ペレイラ
  • 編集=ティファニー・ヒルカーツ
  • 声の出演=笑福亭鶴瓶、片岡愛之助、中島美嘉、山田杏奈、松本梨香、小林ゆう

ストーリー

グルーは潜入捜査を兼ねて同窓会に出席し、因縁のライバルであるマキシム・ル・マルと再会、昆虫化したマキシムに苦戦しながらも無事逮捕した。ところがマキシムはグルーへの復讐を宣言したうえで脱獄。反悪党同盟はグルーファミリーの身を案じ、名前と住処を変えての生活を提案。なんとか新生活を始めるグルー一家だったが……。

コメント

2年振りにTAMA映画祭にもグルー&ミニオンが帰ってきた! 今回は「怪盗グルーシリーズ」のため、ルーシーや3姉妹も7年振り(!)に登場。さらにはグルーとルーシーの子供グルーJr.まで爆誕です。が、このグルーJr.もパパにまったく懐いておらず、さすがのクセ強キャラ。そんなグルーJr.をまさにピットクルーのように面倒を見るミニオンたちの手際の良さは完璧で、普段あんなにイタズラかつ失敗ばかりなのは敢えて? と思うほどですが、もちろん今回もイタズラ、失敗のオンパレード。大悪党相手に戦うミニオンズもだめなことをしている緩さは、SNSで「正義」を振りかざす日本人を吹き飛ばすかのよう。しかも大人には映画のオマージュネタや80年代ポップスも楽しめるオマケ付きです。エンディングまでかわいいミニオンで楽しませてくれるスタッフの愛情にも拍手!(お)

プログラム一覧

牛尾憲輔氏(電子音楽家/劇伴作家/プロデューサー)、佐々木敦氏(思考家/HEADZ主宰)
齋藤潤氏、早瀬憩氏、伊藤さとり氏(映画パーソナリティ)
井上淳一氏(脚本・監督)、芋生悠氏、碧木愛莉氏、宮田岳氏、中野ミホ氏
北村匠海監督、萩原利久氏、藤堂日向氏、SYO氏(映画ライター)
山中瑶子監督、河合優実氏、五所純子氏(文筆家)
呉美保監督、忍足亜希子氏、中井圭氏(映画解説者)
石橋夕帆監督、岩田奏氏(俳優)、石山愛琉氏(俳優)
井口奈己監督、小川あん氏(俳優)
小関裕太氏、中川龍太郎監督
チャン・ゴンジェ監督、ソ・ジュニョン氏
チャン・ゴンジェ監督、菊地成孔氏(音楽家/文筆家)
有馬尚史監督、松田咲香氏(写真家)、小川紗良氏(文筆家・映像作家・俳優)
竹林亮監督、川和田恵真監督
山崎まどか氏(コラムニスト)、ゆっきゅん氏(DIVA)
大山顕氏、佐藤大氏、稲田豊史氏、速水健朗氏、妹尾朝子氏、山内マリコ氏
山内マリコ氏(作家)
村瀬大智監督、中山慎悟氏、百々武氏(写真家)
小路紘史監督、遠藤雄弥氏、森田想氏、後藤剛範氏、倉本朋幸氏